はじめに
LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門
を読んでいて、10章で躓いたので、初心に戻って、一つずつ紐解いて学習することにしました。
今回のテーマは「dotenv」モジュール
前回までの投稿
- 必要なライブラリとモジュールをインポートする
【基礎確認】pythonのoperatorモジュール
【基礎確認】pythonのtypingモジュール
事前作業
python実行ディレクトリに.env
というファイルを作成し
API_KEY=i0NT1K4m-ls5j0i4Q-ic1A6bMAbwNm5KY4
というキーを保存しておく。
(記載しているキーはダミー)
サンプルコード
sample.py
from dotenv import load_dotenv
import os
# .envファイルから環境変数を読み込む
load_dotenv()
# 環境変数を取得して表示
api_key = os.getenv("API_KEY")
print(f"API Key: {api_key}")
解説
dotenvモジュールを使用して.envファイルから環境変数を読み込み、その値を取得する。
-
from dotenv import load_dotenv
で、dotenvモジュールからload_dotenv関数をインポート。 -
import os
で、環境変数を取得するためのosモジュールをインポート。 -
load_dotenv()
を呼び出して、.envファイルから環境変数を読み込む。 -
os.getenv("API_KEY")
を使用して、"API_KEY"という名前の環境変数の値を取得。 - 取得した値を表示。