自分の中で思考を深めていくうえで有用だった方法をまとめます。AIを使いこなしている方々にとっては今さらな話もあるかもしれませんが、個人用の備忘録として記載します。
①未知の情報をインプットする
ある日、Xを眺めていると知らない哲学思想を解説したポストが流れてきました。詳細が気になった私は、そのポストの要約と、自分のファーストインプレッションとして投稿した感想を添えてGeminiに質問しました。
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私「(ポストを要約して引用)こういったポストが流れてきた。私はそれについてこのような感想を持った。(自分のポストを引用)この思想についてより詳細な解説をしてください」
Gemini「このポストは〇〇による××説について、比喩を用いて表現しています。〜〜」
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もちろん正しい情報ばかりとは限らないので、出典を明記してもらい、一次情報を確認しながら話を進めます。
②会話内容を要約する
Geminiに深掘りしてもらい、ある程度話がまとまったところで会話内容をPDF化します。
公式機能ではGeminiとの全会話をエクスポートできなかったため、今回はGoogleドキュメントに手作業でまとめてPDF化しました。(拡張機能やAPIを使えば自動化できる可能性はありますが、今回は量が少なかったので手作業で対応しました)
③音声データを作成し、アウトプットを再インプットする
PDF化した文章をNotebookLMに取り込み、PodCastの生成を行いました。
Geminiのテキストベースでの解説では頭に入りにくかった内容も、NotebookLMの音声ベースかつ対話形式の解説になることで理解しやすくなりました。
この方法のメリット
・気軽なインプットを長期的な記憶に変えられること
ChatGPTやGeminiといった対話型生成AIの登場により、以前よりも思考の壁打ちが容易になりました。しかし、それによって得た情報が散逸しやすいという問題があります。
散らばった情報を一つのグループにまとめ、NotebookLMで一つの「講座」として再構成することで、視覚的・聴覚的に復習できるコンテンツを作成できる点がメリットだと考えます。
また余談ですが、NotebookLMの会話はとてもオシャレなラジオのような雰囲気で、自分のポストや考えがパーソナリティに読み上げられると嬉しい気持ちになります。まるでラジオで自分の投稿が採用されたような感覚になります。(自分で作成した内容なのに……)
