はじめに
先日、AWS Certified AI Practitioner試験に合格しました!AIやクラウドに興味はあるものの、技術的なバックグラウンドに自信がない方々へ、私の学習journey(道のり)をお伝えできればと思います。
この資格は、AWSのAIサービスの基礎知識を証明する比較的新しい認定資格で、AI・機械学習の概念から実践的なAWSのサービス活用まで、幅広い知識を問われます。
技術者だけでなく、ビジネス側でAIプロジェクトに関わる方々にも推奨される資格となっています。
この記事では、私が取り組んだ学習方法、使用した教材、つまずいたポイントなど、リアルな体験をベースに、これから挑戦される方々のお役に立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
AWS Certified AI Practitionerとは
AWS Certified AI Practitioner(AIF)は、AWSが提供する新しい認定資格で、人工知能(AI)、機械学習(ML)、および生成AIに関する基礎知識を証明するものです。
この資格は、AI/ML技術を使用するが、必ずしもそれを構築するわけではない個人を対象としています。具体的には、ビジネスアナリスト、ITサポート、マーケティングプロフェッショナル、製品マネージャーなどが含まれます。
カテゴリ | Foundational |
試験時間 | 90分 |
問題数 | 65問 |
合格スコア | 700点以上 |
受験費用 | 100USD |
学習期間
2週間準備期間を設けました。
Foundationalレベルでしたが、AIやMLの基礎知識も問われるので
既に他の認定資格を保有していても、AI/MLに知見がなければ2週間程度が適切かと感じました。
学習方法
Skill Builderの模擬問題を解く
Exam Prep Official Practice Question Set: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01 - 日本語)
無料で提供されている模擬問題を解いて感覚を掴みます。
Foundationalレベルの場合、模擬問題に近しい内容が実試験でも出題されていたので
何回も繰り返し学習して理解する事が得点アップに繋がると思います。
AWS試験ガイドの機械学習に関連するサービスを把握する
試験範囲となるサービスの中で機械学習に関するものを把握しておきます。
知らないサービスは概要と具体的なユースケースをおさえておきましょう。
他にも試験範囲のサービスは多くありますが、既に別の認定資格を持っていれば難なく解けるレベルです。
その場合は、機械学習の分野を重点的に学習して加点に繋げましょう。
AIとMLの基礎を学習
こちらの記事に基礎的な部分が分かりやすく纏められていましたので、活用させていただきました。
試験当日
問題文や回答の選択肢の文章量も少なく、30分程度で解き終わりました。
手ごたえはあったので、見直し含め早めに試験終了し試験場を退出しました。
受験結果
点数:783点/1000点
結果:合格
難なく合格できました。
個人的にはもっと点数高い感覚でしたが、「責任ある AI に関するガイドライン」の分野が点数低かったようで
その分野に対する学習が不足していたんだと痛感しました。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この資格取得の過程で、AIやクラウドテクノロジーの可能性の広さを改めて実感しました。特に、AWSのAIサービスが、専門的な知識がなくても実務で活用できるよう設計されていることに驚きを覚えました。
私の経験が、これから AWS Certified AI Practitioner に挑戦される方の参考になれば幸いです。この資格は確かに学ぶべき範囲は広いですが、計画的に取り組めば、技術背景の有無に関わらず十分に達成可能な目標だと確信しています。
皆さんも、AI時代の新しいキャリアステップとして、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。