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備忘録Advent Calendar 2023

Day 15

【AWS Lambda関数作成】Lambda関数の開発とデバッグ

Last updated at Posted at 2023-12-15

はじめに

【AWS Lambda関数作成】Lambda関数の開発に関しての備忘録です。
初心者です😅
間違えてる部分が多々あると思います。
もし見つけた場合、ツッコミいただけると助かります🙇

🦁結論🦁

作成手順

  1. 関数の作成
  2. エディタにて関数作成(AWS Lambdaに直接でも可能)
  3. Lambdaにアップロード
  4. デバック(テスト)の実施

押さえておくべき点

  • lambdaはサーバーレスコンピューティング
  • サーバーレスコンピューティングはユーザーインターフェイスを持ってないためヘッドレスブラウザが必要になる。
  • loggerを使ってログを残すことを行う
  • headlessのWindowサイズは1200x1000
  • サーバーのデータのやり取りは基本は「json形式」
  • 関数の最後にレスポンスの定義をする。

注意点

  • ほとんどのコードを関数の中に書き込む必要がある(変数定義、空の辞書定義、loggerの初期化、URLなど)
  • headlessのWindowサイズは1200x1000ぐらいにしておく必要がある。
  • ローカルファイル(エディタなど)で作成したファイルをAWS Lambdaへアップロードする際にはzipファイルになる。
  • AWS Lambdaへアップロードする際にはzipファイルは10 MB より大きい場合は、Amazon S3 を使用したアップロードが必要。

前提🙊

  1. AWS Lambdaの作成手順を理解してる。
  2. AWSのアカウント作成できてる。
  3. AWSの環境構築ができてる。
  4. Seleniumに対しての理解がある。
  5. Seleniumのオプション(headlessなど)の理解がある。

Seleniumなどの知識はやりながらでも大丈夫だと思います。
事前に調べておけるとコードの理解に深みが出ると思います。
特に「headless」に関しての知識は先に勉強しておくことをお勧めします。

※スクレイピングするサイトは注意して選定する必要がある。
※スクレイピングするための要素の選定は各自で修正してください。ここでは特定のものを先手してありますがサイトごとに違う
ここでは
検索バー:”keyword”
検索ボタン:”.__button.c-button"
商品名:'h2’タグ
価格:'dd’タグ
これらでスクレイピング。


手順詳細

※前回の「selenium + AWS lambda開発環境の構築」を実施されていれば「1. 関数の作成」は必要ありません。

1. 関数の作成

  1. ローカルにて作成したファイルをzip化する。
  2. AWSの画面左上の検索バーに「 Lambda」と入力して検索
  3. 関数の管理をクリック。
  4. 左上のハンバーガーメニューをクリック。
  5. レイヤーをクリック。
  6. 対象のレイヤーがあることを確認(作成方法がわからない場合は「selenium + AWS lambda開発環境の構築」にて確認)
  7. 左側のメニューから「関数」をクリック。
  8. 作成した関数があるかを確認(作成方法がわからない場合は「selenium + AWS lambda開発環境の構築」にて確認)

2. エディタにて関数作成(AWS Lambdaに直接でも可能)

  1. 下記のコードをご確認ください。

3. Lambdaにアップロード

  1. Lambdaのメイン画面を出す。
  2. 作成した関数をクリック(今回はscraper)
  3. コードをクリック(デフォルトの場合は必要なし)
  4. アップロード元をクリックして「zipファイル」を選択。
  5. アップロードするファイルを選択してアップロードする。
  6. アップロードしたコードが反映してるのか確認。
  7. 「deploy」を押す

4. デバック(テスト)の実施

  1. 「テスト」をクリック。
  2. 下記のコードを「イベントjson」に入力する
    ※jan_codeは任意で入力
{
  "local_jan_code": "4900xxxxx"
}
  1. cloudshellにてログを確認する(ターミナルみるイメージ)
    ※テストの詳細にも表示される。
    レスポンスで200が返ってきてるのかを確認する。

コード全体

AWS_Lambda.py
# scraper.py
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.by import By
from selenium.webdriver.support.ui import WebDriverWait
from selenium.webdriver.support import expected_conditions as EC
from selenium.common.exceptions import TimeoutException
import logging
import json


def lambda_handler(event, context):
    logger = logging.getLogger()
    logger.setLevel(logging.INFO)

    logger.info(f"処理スタート")

    url = "https://www.petpochitto.com/"

    # webdriver(Chrome)のオプションを使うことを宣言
    options = webdriver.ChromeOptions()

    # webdriverのどんなオプション使うのかを選定
    options.add_argument("--headless")
    options.add_argument("--disable-gpu")
    options.add_argument("--hide-scrollbars")
    options.add_argument("--single-process")
    options.add_argument("--ignore-certificate-errors")
    options.add_argument("--window-size=1200x1000")  # サイズを大きくすることでsend_keysでの
    options.add_argument("--no-sandbox")
    options.add_argument("--homedir=/tmp")

    # headlessのChromeバージョンを選定
    options.binary_location = "/opt/headless/headless-chromium"

    logger.info(f"ブラウザのパスを指定")

    browser = webdriver.Chrome(
        # Chromeを操作できるようにするためのdriverをAWSにあるパスを選定
        executable_path="/opt/headless/chromedriver",
        options=options
    )

    logger.info(f"ブラウザを開く")

    # URLを開く
    browser.get(url)


    # リクエストのBODYを取得
    request_body = event.get('local_jan_code')

    logger.info("リクエストボディが存在します: %s", request_body)
    logger.info("ページロードを待機しています...")

    # ページが完全にロードされるのを待つ
    WebDriverWait(browser, 3).until(
        lambda browser: browser.execute_script('return document.readyState') == 'complete'
    )

    logger.info("ページが完全にロードされました。")

    if request_body:
        # jsonファイルの読み込みを実施
        # 読み込みができなかったらログを残す。
        try:
            request_data = json.loads(request_body)  # jsonを解析
            request_data_str = str(request_data)
            logger.info(f"解析完了: {request_data_str}")
            logger.info("Opened URL: " + url)

        except json.JSONDecodeError as e:
            logger.error(f"解析エラー:{e}")

        # "keyword"→最初の要素→name属性の値
        # 検索バー(IDがkeyword)が見つからなかったらログを残す
        try:
            elements = browser.find_elements_by_id("keyword")
            if elements:
                element = elements[0] 
                name_attribute = element.get_attribute('name')
                logger.info(f"ID:keywordをサーチ済み")
                logger.info(f"Element tag name: {element.tag_name}")
                logger.info(f"Element name attribute: {name_attribute}")
                logger.info(f"{request_data_str}")

            else:
                logger.info(f"ID:keywordが見つからない")

        except TimeoutException:
            logger.error(f"設定した時間で見つけられない。")

        # テキストボックスに検索ワードを入力
        # キーワードが入力できなかったらログを残す。
        try:
            if element.is_displayed():
                element.send_keys(request_data_str)
                logger.info("キーワード入力に成功")
            else:
                logger.info("要素が表示されていません")

        except Exception as e:
            logger.error(f"キーワード入力失敗: {e}")

        # 検索ボタンを探す
        # クリックができるようになるまで最大6秒、動的待機
        search_buttan = browser.find_element_by_css_selector(".__button.c-button")

        logger.info("検索ボタンを探すことを開始")

        # 検索ボタンをクリック
        search_buttan.click()

        logger.info("検索ボタンをクリック")

        # ddタグを見つける
        # 見つけるまで最大6秒、動的待機
        all_ddtags = WebDriverWait(browser, 3).until(
            EC.presence_of_all_elements_located((By.TAG_NAME, 'dd'))
        )
        logger.info("ddタグリスト作成")

        # 現在のページにある価格を全てリスト化する。
        all_ddtag_list = [dd_tag.text for dd_tag in all_ddtags]
        lambda_price = all_ddtag_list[0]
        logger.info(f"{lambda_price}")

        # h2タグを見つける
        # 見つけるまで最大6秒、動的待機
        all_titles = WebDriverWait(browser, 6).until(
            EC.presence_of_all_elements_located((By.TAG_NAME, 'h2'))
        )
        logger.info("h2タグリスト作成")
        

        # 商品カタログ名
        all_title_list = [title.text for title in all_titles]
        lambda_product_name = all_title_list[0]
        logger.info(f"{lambda_product_name}")

        # jsonオブジェクトの作成
        response_data = {
            "lambda_product_name": lambda_product_name,
            "lambda_price": lambda_price
        }


    else:
        logger.error("リクエストボディがありません。")

    # WebDriverを閉じる
    browser.quit()

    # jsonデータをレスポンスとして返す
    return {
        'statusCode': 200,
        'headers': {
            'Content-Type': 'application/json',
        },
        'body': response_data
    }


コードの押さえどころ

chromedriverのパスの指定

    browser = webdriver.Chrome(
        # Chromeを操作できるようにするためのdriverをAWSにあるパスを選定
        executable_path="/opt/headless/chromedriver",
        options=options
    )

AWS上でのパスの指定は少し特殊。
executable_path="/opt/headless/chromedriver"
** Lambdaレイヤー**に存在してるものを選定してる。


リクエストボディを取得

request_body = event.get('local_jan_code')

jsonにて送られてきたデータの'local_jan_code’の値を取得してる


ページが完全にロードされるのを確認する

    WebDriverWait(browser, 3).until(
        lambda browser: browser.execute_script('return document.readyState') == 'complete'
    )

    logger.info("ページが完全にロードされました。")

サイトの画面が表示されてるのか(DOMなどの解析状況)を3秒待つというコード。
"loading”読み込み中
"interactive”読み込み途中
"complete”読み込み完了
この3つのよって状態を確認することができる。


json型式でレスポンスをする

    return {
        'statusCode': 200,
        'headers': {
            'Content-Type': 'application/json',
        },
        'body': response_data
    }

これはレスポンスをする相手に
statusCode': 200
bodyにJSON型式のデータを送る
これらをレスポンスする



AWS Lambda関数作成 セクション リンク

  1. AWSアカウントの作成
  2. AWSの開発環境の構築
  3. Lambda関数の開発とデバッグ
  4. IAMロールの作成と設定(途中まで作成したら、Step Functionsを設定する必要あり)
  5. AWS Step Functionsの設定とデバッグ(完了後、IAMの権限にStep Functionsを追加)
  6. API Gateway(発火API)の設定とデバッグ
  7. API Gateway(状態維持API)の設定とデバッグ
  8. Python(local環境)の開発とデバック
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