はじめに
この度、統計検定2級のCBT方式で(たぶん)成績優秀合格し、
備忘録として記事を書いてみようと思い立ちました。
なお、合格したてホヤホヤなので合格証が届いておらず、
本当に成績優秀合格だったか不明です(点数は9割弱)。
統計検定2級とは
- 難易度は大学基礎課程で習うレベルらしい
- 合格率はだいたい40%前後
- 難問2割+易問8割
- 試験時間は90分
- 現在はテストセンター等で受けられるCBT方式のみ
- 合格点は100点満点中60点
- 噂によると9割以上が最優秀合格、8~9割が優秀合格
筆者のスペック
- 見習いデータサイエンティスト
- 一応データサイエンス名門大学卒
- ただし統計の授業は受けておらず無知
- 研究でちょっとだけ齧ったけど意味わからんになった
- 頭よわよわな中ではつよつよな方だが決して頭つよつよな人ではない(大事)
統計検定2級を受けようと思った理由
- 機械学習を勉強したり実装したりしていく中で、”土台の足りなさ”を感じた
- 資格によって自分の学習能力や実力を証明したかった
やったこと
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統計学の時間
統計学初心者の味方、皆さんおなじみの統計webが公開している「統計学の時間」で
まずは一周勉強しました。
step1までが2級の範囲なので、そこまで一周してから練習問題を解いていき、
解けない部分は解けるようになるまで練習しました。 -
過去問
これ大事。超大事。
CBTでもPBTと出題のされ方は似ているので、絶対やった方が良いです。
CBTは最近のPBTではなく古い時期のPBTと似ているという情報を信じ、
2011年~2015年の過去問を重点的にやりました。
確かに2018年以降の形式とは違う印象を受けましたが、
結果としては2016年~2017年に載っていた問題とほぼ同じ問題も出ていたので、
2017年分までを解いておいた方が良いというのが個人的な感想です。
ただ、一回しか受けていないので信憑性は低いかもしれません。 -
udemy
youtube等でも無料で学べる動画はたくさんありますが、
udemyは有料なだけあって質の高い動画が多い印象です。
その中でもオススメの講座をpickupします!-
いちばん理解できる統計学ベーシック講座その1【確率分布・推定・検定】
こちらの講座、ただの統計検定対策動画でも無ければ
式の羅列で解説を放棄している動画でもありません。
確率思考を理解して身に着けることに徹する講座です。
初歩が丁寧に解説されているので、わかったようなわからないような。。。
という状況の方にオススメです。 -
独学者のための統計学基礎講座 「仮説検定と区間推定」
こちらは統計検定2級範囲内の仮説検定と区間推定の解法に特化した講座です。
自分含め初心者は、仮説検定・区間推定の種類の多さに混乱してしまうことが
多々あると思います。
この講座は塾講師の話者が、どのような問題でどの解法を使うのか場合分けし、
一つずつ解説しているため、頭の整理と演習にぴったりです。
統計検定は時間の制約もあるので、正規分布?t分布?F分布?どれを使う???
というのがパッと思いつかない方にオススメです。
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Appendix:統計学演習
一度合格圏内レベルに達したあと、仕事の関係で1年くらい放棄していたので、
感覚を取り戻すために一周しました。
正直①~③をやっていれば十分だと思います。
勉強期間
合格レベルまでかかった時間は大体1~2か月だと思います。
途中一回放棄したせいで、思い出し期間用に余裕をもって+1か月くらい使ったので
合計は3か月程度です。
あとがき
初めてのQiita記事でした。
自分の備忘録として書いてみましたが、誰かの参考になったらめちゃくちゃ嬉しいです。
今後もコーディング時の気付きや他の資格勉強について随時投稿したいと思っています。
これからどうぞよろしくお願いします!