はじめに
お名前.com でドメインを取得している方は、かなり多いと思います。
私もお名前.com でかなり長い間、ドメインを管理していました。
しかし、お名前.com から送られてくるメールの多さにうんざり & 一部TLDの更新費用が高いので、GoogleDomainsに移行することにしました。
その際の手順を簡単にまとめます。
今回の対象
今回移行の対象とするドメインは、.pw
のドメインで、GitHub Pages を利用してHPを公開しています。
また、メールアドレスはありません。
費用・期限
更新費用が、お名前.comの 2,980円/年 に対し、GoogleDomains では 1,050円/年 と、ほぼ三分の一になります。
移行後の期限ですが、お名前.comの残り期間に1年加算されます。
お名前.comで更新した直後でも、移行を躊躇う必要はありません。
お名前.com 側の準備
##ドメイン移管ロック の解除
まず、ドメイン移管ロックを利用している場合、解除します。
以下の様に、「設定済み」となっている場合、移管ができませんので、解除が必要です。
Whois情報公開代行設定 の解除
Whois情報公開代行設定 を利用している場合、ドメインの移管に失敗するので、解除が必要です。
設定を確認し、必要であれば解除を行います。
AuthCode の取得
GoogleDomains での作業
https://domains.google.com/ で作業を行います。
GooglePayにクレジットカードを登録しておくと、スムーズに進むかと思います。
ドメインの移管
移管したいドメインを入力し、続行を押します。
急にマテリアルデザインのサイトに切り替わります。
認証コードの欄に、先ほど取得したAuthCodeを入力し、続行を押します。
移行後のDNS関連設定に関する項目が出てきます。
今回は、お名前.com のDNSサーバをもともと利用していたので、移管とともに利用できなくなります。
よって、Googleに任せる を選択します。
自動更新と、プライバシー保護(お名前.com の Whois情報公開代行設定 に相当?)に関する設定項目が出てきます。
とりあえず両方有効にして、購入手続きに進みます。
決済画面です。
GooglePayにクレジットカードカードが登録されていれば、何も変更点はありません。
今回は事前に一度テストしているため出てきませんでしたが、個人情報の入力画面が出る場合もありますので、適宜入力してください。
ちなみに、お名前.com では利用できなかった、三菱UFJのVisaデビットで決済できました。
Googleが後はよしなにしてくれるはずです。
メールでの確認
お名前.com から、手続きのメールが来ます。
以下のようなサイトに飛ばされるので、承認、決定します。
移管確認
お名前.comでの手続きが終了後、2時間ほどたつと、GoogleDomainsのマイドメインにドメインが追加されます。
また、GoogleDomainsに設定したメールアドレスに、メールアドレス確認メールが来ているので、認証が必要です。
まとめ
- ドメインの移管は簡単、数時間で完了する
- 一部のTLDではお名前.comから移行することで更新費用が大幅に安くなる