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Pleasanterの中にある関数(スクリプト機能)を使ってみた

Last updated at Posted at 2019-12-16

Pleasanterとは

オープンソースのWebデータベース。インシデント管理やナレッジ共有など様々な場面で活用できる。
また、CSSやJavaScriptを用いて自分好みにカスタマイズすることもできる。

スクリプト機能

Pleasanterには開発者向けの機能としてスクリプト機能が存在する。JavaScriptをサイトごとに設定することができ、標準機能にはない操作等を加えることが可能。また、Pleasanterには独自の関数が用意されており、今回はその中からいくつか試してみた。

$p.getControl

項目名から要素を取得できるメソッド。下図の「管理者」項目の要素を取得する。
image.png

ブラウザの管理コンソールに「$p.getControl('項目名')」を入力して実行してみると...
image.png

項目の背景色をオレンジ色に変えてみた。
image.png

$p.setMessage

画面下部にメッセージを表示するメソッド。下図の赤枠部分にメッセージを表示する。
image.png

画面下部に「Hello,world!」を表示してみた。
image.png

$p.apiCreate

AjaxのPOSTリクエストによる新規レコードを作成するメソッド。Aテーブル、Bテーブルを用意。
image.png

今回はAテーブルでレコードを更新した際に、Bテーブルにレコードを作成する。
Aテーブルに以下のスクリプトを登録。スクリプトの登録方法については割愛。

$p.events.after_send_Update = function () {
    $p.apiCreate({
        id: 2636305,    //新規作成するサイトのID(今回はBテーブルのID)
        data: {
            Offset: 0,
            Title: '作成したレコード'
        },
        done: function (data) {
            $p.clearMessage();
            $p.setMessage('#Message', JSON.stringify({
                Css: 'alert-success',
                Text: 'レコード作成完了!'
            }));
        },
        fail: function (data) {
            console.log(data);
        }
    });
}

Aテーブルにあるレコードを更新。
image.png

Bレコードに移動してみると...
image.png

最後に

今回試したもの以外にも便利な関数がたくさん用意されている。詳しくはこちらを参照。
他にもPleasanterには様々な機能があるため、一度手に取って試してみてはいかがでしょうか。

image.png

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