ESXi上に起動させたAmazonLinux2023でNTP同期を無効化する方法です。フタをあければ何という事は無いのですが知らないとハマりそう、というか見事にハマりましたので自戒を込めて。
1. OS設定変更
まずは以下のコマンドでchronydとsystemd-timesyncd無効化しましょう。
systemctl stop chronyd
systemctl disable chronyd
systemctl stop systemd-timesyncd
systemctl disable systemd-timesyncd
もしtimedatectlでJST9にしている場合は以下のコマンドも実施しておきましょう。
timedatectl set-local-rtc 1 --adjust-system-clock
この時点でいくらdateコマンドを実行しても1分もたたないうちに、時刻が元に戻ってしまいますので次にESXiの設定を変更します。
2 . ESXi設定変更
対象仮想マシンの「設定の編集」開き、仮想マシンオプションの「VMware Tools」のプルダウンをクリックします。

CentOSなどは「時刻」の「ホストとゲスト時間を同期」にチェックが入っていないのですがAmazonLinux2023はどうやらデフォルトでこれにチェックが入っているようです。。。(知らずに小一時間くらい溶かしました)
3. 時刻手動変更
あとは、dateコマンドで時刻を変更しましょう。
date -s "2024/07/19 10:00:00"
検証が終わったら、もとに戻しておきましょう。
systemctl start systemd-timesyncd
systemctl enable systemd-timesyncd
systemctl start chronyd
systemctl enable chronyd
