下記の記事でGNS3-Serverに触れました。
GNS3-ServerはVyOSやFortigateなどのネットワーク系のアプライアンスは登録する事ができますが、PaloaltoやA10といったKVMベースのイメージをデプロイする事が出来ません。
そこで、今回はGNS3でもKVMベースのイメージをデプロイできるようGNS3 VMをインストールします。
1. GNS3VMのダウンロード
下記サイトからGNS3VM(VMware ESXi)をダウンロードします。
vCenterからダインロードしたovaファイルをデプロイします。デプロイは下記記事を参考にしてみてください。
デプロイ完了後にコンソールを開くと起動後のIPが確認できます。
2. GNS3 VMの登録
GNS3 VMを利用できるようにクライアント側の画面で登録をしていきます。PreferencesからServerをクリックします。
HOSTには手順#1で確認したIPアドレスを入力し、Nameはわかりやすい名前をつけてPortを80に変更して「OK」をクリックします。
次に画面左の「GNS3 VM」をクリックします。「Enable the GNS3 VM」のチェックを入れてVirtualization engineのプルダウンから「Remote」を選択し、VM name のプルダウンから先ほど付けたリモートサーバの名前を選択し「Apply」をクリックします。
これで、KVMイメージを取り扱えるようになりました。
3. その他
次回はa10 ThunderをGNS3上で稼働させてみたいと思います。