AI時代はコードレビューと修正の時代
つまり?
Vimの出番だろ?????
思考とコードを直結させないといけない時代だからこその選択。
OSの差分に疲れた
理由その2。
WSLとUbuntuで生きてきた私は、Macをポチったその日から地獄を見ることになった。OSごとに違うキーバインド。脳のリソースをこんなしょうもないことに使いたくない。
そこで閃いてしまったのです。
「そうだ!Vimのキーバインドなら、どこでも同じ操作ができるじゃないか!」
しかし、私の魂はVSCodeに縛られていた。Git連携、神がかったLSP、豊富な拡張機能…。これらを手放すことはどうしてもできない!!!!
【結論】VSCodeVimに魂を売った
環境ごと乗り換えるのは無理。でもVimのパワーは欲しい。
答えはシンプルでした。VSCodeの拡張機能「VSCodeVim」を使えばいいじゃないか、と。
やりたいのは「テキスト編集のVim化」であって、別にVim原理主義者になりたいわけじゃない。
あくまでVSCodeという快適な揺りかごの中で、Vimの高速編集技術だけをいただく。これが現代における最適解なんじゃないかマジで。
↓これね
Vimの勉強はググるだけ
「でもVimって学習コストが…」とか言う人、いますよね?
安心してください。私も最初はhjklとddと:wqしか知りませんでした。
なんなら体に染み付いたCtrl+zの癖で、何回ターミナルVimをバックグラウンドに吹っ飛ばしたかわかりません。
学習なんてのはシンプルでいい。「あれやりたいな」→「Vim やり方」でググる。これの繰り返し。以上です。
Vimの「マジかよ」ってなった機能3選
その都度ググるスタイルでいくつか武器を手に入れましたが、特に脳汁が出たものを3つ紹介します。
第3位:置換コマンドからの華麗なる逃亡
:%s/hoge/fuga/g
覚えらんねーよ
早々にあきらめました。/で検索して、nで次に移動、.で直前の変更を繰り返す。これで十分。完璧じゃなくてもVimは強い。
第2位:魔法の呪文 ci(
これを知ったときは本当にビビりました。ci((change inner parenthesis)と打つだけで、カーソルがどこにあっても()の中身だけを一発で消してインサートモードに入れる。ci"なら""の中身です。
もうマウスで必死に範囲選択してた過去の自分をぶん殴ってやりたい。
第1位:OSを超える無限クリップボード「レジスタ」
Macのクリップボードが一つしかなくてキレそうになったこと、ありますよね?
Vim(VSCodeVim)なら、ヤンク(コピー)したテキストは全部「レジスタ」に保存されます。過去にコピーしたアレやコレやを、いつでも好きなときに呼び出せる。これはもう、Vimを使う理由そのものと言っても過言ではありません。
AIに仕事を奪われたくない
「AIがコード書く時代に、手作業の編集速度とかw」って思った人。
一理ある。が、
AIが生成したコードをレビューして、高速で修正・統合するのがこれからの人間の仕事になります。ここでマウスにもたもた触っている人間がボトルネックになるんですよ。思考の速度でコードを操るVimのスキルは、AIとの協業効率を最大化させるための必須科目です。
それに、AIが使えない環境でも戦えるスキルは、エンジニアとしての「保険」。リスクヘッジになる。と私は思います。はい。思いました(無理やりな正当化)
私の今後
長々と語りましたが、結論はこれです。
Vimで身につけたスキルは、一生使えるポータブルスキルになる。
将来JetBrains系に浮気したくなっても、そこにもVimプラグインはあります。一度覚えれば、どこでも戦える。
Neovimに移行だってできる。
iを押せばインサートモード。ほとんど今まで通りのVSCodeです。怖がる必要なんて何もありません。
もう俺はvimから逃げない。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
