IPython Notebookはたしかに便利だ。
実行結果をすぐに確認できるし、初心者が雰囲気を知るのには丁度いいのかもしれない。
しかし、IPython Notebookしか触ったことない人が実務のPython開発に耐えられるだろうか?
Pythonの用途的にWebサーバーアプリケーションが多いと思うが、データ処理の経験だけではPython実行環境の理解からキャッチアップしなくてはならない。
そこで、アプリケーションとしてスムーズに組み込むためにハイブリッドなアプローチを紹介する。
IPython Notebookの弱点
- モジュールとしてシステムに組み込めない
- 実行時のパスがファイルの位置になる
- インタラクティブ故に自動化に向かない
- 保守性が悪い
これらの弱点はPythonプロジェクトの作法を取り入れることでマシになる
とりあえずuv1択
uvしか勝たん!
condaをやめろ pip3をやめろ 依存関係地獄を抜けろ!
今すぐ薄暗い部屋で
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
を浴びせろ!
uvプロジェクトを作る
お好きな名前で
uv init project-name
cd project-name
uvのvenvを有効にする
uv sync
編集可能モードでプロジェクトをインストール
uv pip install -e .
適当なオブジェクトを追加するなどする
ipykernelをインストールする
uv add ipykernel
uvの速さに驚くがいい
スクリプトのコードからimportする
うれしいね