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Visual Studio Code ではじめての ASP.NET Core アプリケーションを作る

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前回「Visual Studio Code ではじめての C# アプリケーションを作る」では「.Net Core」を使ってコンソールアプリケーションを作りましたが、今回は「ASP.NET Core」アプリケーションを作ります。

「ASP.NET Core」は「.Net Core」でウェブアプリケーションを作るためのフレームワークです。

プロジェクト構成が複雑なウェブアプリケーションでは、よくテンプレートからプロジェクトを作成するかと思います。

しかし、残念ながら「Visual Studio Code」には本家「Visual Studio」のようなテンプレートからプロジェクトを作成する機能はありません。

ですので、今回はテンプレートからプロジェクトを作成してくれるツールのインストールから始めていきます。

※「.Net Core」のインストールは前回「Visual Studio Code ではじめての C# アプリケーションを作る」で紹介していますので、今回は省略させて頂きます。

動作環境

  • Mac OS X 10.11.5
  • .NET Core SDK Installer (Preview 2)
  • Visual Studio Code 1.3

テンプレート作成ツールをインストール

いくつかインストールしなくてはいけないツールがあるのですが、一行のコマンドですべてインストールできますので、中身についてはあまり知らなくても問題ありません。

  • Yeoman(ヨーマン):テンプレートジェネレーター
  • Bower(バウアー):パッケージマネージャー
  • Grunt(グラント):タスクランナー
  • Gulp(ガルプ):タスクランナー

以下のコマンドを実行して、ツール群をインストールします。

npm install -g yo bower grunt-cli gulp
npm install -g generator-aspnet

ウェブアプリケーションのプロジェクトを作成

yo コマンドでテンプレートからプロジェクトを作成できます。

以下のコマンドを実行してください。

yo aspnet

1.使用するテンプレートを選択
上下キーで「Web Application」を選択して、Enterキーを押してください。

yo_aspnet_01.png

2.UIフレームワークを選択
「Bootsrap (3.3.6)」を選択してください。

yo_aspnet_02.png

3.プロジェクト名を入力
「MyWebApp」と入力して、Enterキーを押してください。

yo_aspnet_03.png

4.ウェブアプリケーションを起動
これで新規プロジェクトが作成されましたので、実際に動かしてみます。

以下のコマンドを実行して、ウェブアプリケーションを起動します。
※ウェブアプリケーションの停止は「Ctrl + C」

cd MyWebApp
dotnet restore
dotnet run

mywebapp_run.png

5.ウェブアプリケーションにアクセス
ブラウザで「 http://localhost:5000 」にアクセスしてください。

以下のような画面が表示されていれば成功です。

mywebapp.png

まとめ

別途ツールをインストールする必要はありますが、結構簡単にウェブアプリケーションのテンプレートを作ることができました。

もちろん「Visual Studio Code」でコードを編集したり、デバッグすることも可能です。

cscode_mywebapp.png

今のところ、「ASP.NET Core」についての日本語の情報はかなり少ないので、公式ドキュメント(英語)を読むのが近道のような気がします。

ASP.NET Core Documentation
https://docs.asp.net/en/latest/

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