CloudWatch Metric Streamsを使ってNew RelicとAWSを連携し、CloudWatchのメトリクスを取り込み、マルチアカウント、マルチリージョンの情報を簡単に統合監視することができます。
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2種類の連携方法
Metric Streams
CloudWatch Metric Streamsと連携し、ストリーミング方式でCloudWatchのメトリクスをNew Relicに送信する方法です。AWSからNew RelicへCloudWatchのメトリクスが2分未満でストリーミングされるためデータ取り込みの遅延が少ないのと、すべてのAWSリソースのCloudWatchのメトリクスを取り込むことができるため、New Relicが推奨する連携方式になります。
API Polling
API Pollingは5分間隔でNew RelicからAWSのAPIを叩いて、AWSからデータを取得する方式です。CloudWatchメトリクスとして利用できないCloudTrail、Health、Trusted Advisor、X-RayなどのデータはMetric Streamsで取得できないため、これらはAPI Pollingで取得する形になります。API Pollingの設定方法は以下記事で紹介しておりますので、設定される際にご覧ください。
Metric Streamsで設定してみよう
本記事ではMetric StreamsでAWSアカウントと連携する方法をご紹介します。CloudFormationを使って数分で連携できます。
「+Integrations & Agents」→検索窓に「AWS account」と入力 → 「Integrate yout AWS account」のアイコンをクリックします。
「Automate AWS with CloudFormation」を選択します。
「CloudWatch Metric Streams」を選択します。
連携設定の名前を入力して、次に進みます。
「Lanch your CloudFormation in AWS」をクリックして、CloudFormationの設定画面を開きます。
CloudWatchのメトリクスを取得したいリージョンを選択します。
New Relicにデータを送るために使用するLicense keyとUser keyをCloudFormationのパラメータに入力します。
他パラメータはデフォルト値のままで「Create stack」を選択します。
5つのStackが「CREATE_COMPLETE」になれば設定完了です。数分で連携に必要なリソースの作成が終わります。
New Relicの画面に戻り、「Continue」をクリックします。
「See your data」をクリックします。
Metric Streams 経由でCloudWatchのデータが届いていることを確認します。
これでAWSアカウントとNew Relicの連携設定が完了です。
AWSアカウントのデータを取り込んで、New Relic 上でマルチアカウント・マルチリージョンのAWSリソースの統合監視を行うことができますので、是非ご利用ください!
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