6
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

New Relic Autopilot (旧SRE Agent) によるSlack通知ワークフローをTerraformで構築する

6
Last updated at Posted at 2026-07-31

New Relic Autopilot(旧SRE Agent)を利用したアラートの自動原因分析・Slack通知連携が非常に注目を集めています!!

GUIから設定するだけでもすぐにAIOpsの第一歩を踏み出せる素晴らしい機能ですが、運用管理のプラクティスを考慮すると「Terraformを使ってコード(IaC)として管理したい」 というニーズも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、上記の記事で紹介されている「New Relic Autopilot (旧SRE Agent) + Workflow Automation + Slack連携」の仕組みをTerraformで一括設定するためのサンプルコードと、設定の流れをご紹介します!
image.png

サンプルリポジトリ

今回解説に使用するTerraformのサンプルコードは、以下のリポジトリで公開しています。手元で動かしながら確認したい方はぜひクローンしてご利用ください。

構築するリソースの概要

  • New Relic Alerts: 異常を検知してアラートを発報
  • Workflow: アラートをトリガーに、通知先(Destination)への連携処理を起動
  • Destination (Workflow Automation): New Relic Autopilotによる自動原因分析を実行し、Slackへ分析結果と改善案を通知

事前準備

Slack Appの設定

ワークスペースでSlack Appを作成し、chat:write スコープを付与します。
インストール後に発行される Bot OAuth Token(xoxb-から始まる文字列)を控えておきます。

New RelicのUser API Key

Terraformプロバイダでの認証用、およびDestination設定用として User API Key が必要です。
※事前準備についてはこちらのリンク先記事が参考になります。

Terraformでの設定の流れ

それでは、リポジトリのサンプルコードを参照しながら、主要なTerraformリソースの設定手順を解説します。

  1. 変数とプロバイダの設定
    まずは variables.tf と providers.tf で、New Relicプロバイダの初期化と必要な変数を定義します。セキュリティの観点から、APIキーやSlackトークンはハードコードせず、実行時に環境変数(TF_VAR_newrelic_account_id など)から読み込ませることを推奨します。
  2. Destination(宛先)の作成
    GUI手順の「Alert で Destination の作成」に該当する部分です。
    SlackのチャンネルやWorkflow Automationとの連携先を定義するために、newrelic_notification_destination リソースを使用します。
    サンプルリポジトリでは、Slackの認証情報(Bot Token)をセキュアに保持する設定が含まれています。
  3. Workflowの作成と紐付け
    GUI手順の「Alert の Workflow(ワークフロー)への紐付け」に該当する部分です。
    newrelic_workflow リソースを利用して、特定の条件(例えば特定のアラートポリシーなど)を満たした際に、ステップ2で作成したDestinationへ通知をルーティングするよう定義します。
    ここで、「New Relic Autopilot(旧SRE Agent)を利用する」という定義や、どのようなメッセージフォーマットでSlackに送信するか(Enrichmentの設定)をコード化しておくことで、設定ミスを防ぎ再現性を高めることができます。

実行手順

コードの準備が整ったら、以下のコマンドで一気にデプロイを実行します。

# プラグインの初期化
terraform init
# 変更内容の確認
terraform plan
# リソースの作成
terraform apply

適用完了後、New Relicの画面から Alerts & AI -> Workflows および Destinations を開き、GUIで設定した時と同じようにリソースが作成されているか確認してください。テストアラートを発報させ、指定したSlackチャンネルにNew Relic Autopilotの分析結果が届けば成功です!

image.png

終わりに

今回紹介したサンプルコードを活用することで、New Relic Autopilotを利用したAIOps基盤を簡単に複数環境へ展開できるようになります。
New Relic Autopilotによるアラート対応プロセスの自動化・高度化をぜひ進めてみてください。エンジニアがインシデントの一次切り分けに疲弊せず、より本質的な業務に集中できる環境を作っていきましょう!


New Relicでは、新しい機能やその活用方法について、QiitaやXで発信しています!
無料でアカウント作成も可能なのでぜひお試しください!

New Relic株式会社のX(旧Twitter)Qiita Organizationでは、
新機能を含む活用方法を公開していますので、ぜひフォローをお願いします。

無料のアカウントで試してみよう!
New Relic フリープランで始めるオブザーバビリティ!

6
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?