New RelicのInfrastructure エージェントは、とても簡単な手順でインストールすることができ、すぐにOSのCPU、メモリ、プロセスなどの監視を開始することができます。本記事ではWindows Server 2022 への導入手順を紹介します!
New Relic Infrastructure とは
New Relic Infrastructure とは、 Goで作られた軽量の実行ファイルであるInfrastructure エージェントをサーバサイドで稼働させることで定期的にOS、ミドルウェア、ネットワークなどのパフォーマンス情報ログや OSのパッケージ情報を収集する機能です。主要なLinux ディストリビューション、Windows、MacOSなどのメジャーなOSに対応しており、DockerコンテナやAWS FargateやAmazon EKSなどコンテナ環境にも対応しています。インストール方法には、ガイドインストールやパッケージを使った手動でインストールする方法やAnsibleやChefなどの構成管理ツールを用いる方法があります。今回はガイドインストールでセットアップしてみます。
インストール要件の詳細は公式ドキュメントをご確認ください。
また、Infrastructure エージェントをインストール、エージェントがNew Relicにデータ送信するための通信要件は以下ドキュメントに情報がまとまっておりますのでご確認ください。
インストールしてみよう
それでは、Windows Server 2022にエージェントをインストールしてみましょう!
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New Relicにログインし、「+ Integration & Agents」をクリックします。
今回はWindows Server 2022にインストールするので「Windows」を選択します。
インストールで使用するuser keyを作成します。user keyは後から値を確認できないため、コピーして控えておくのがおすすめです。控えたら次に進みます。
インストールのコマンドが表示されますのでコマンドをコピーして、Windows Server 2022上でPowershellのコンソールを開き、コピーしたコマンドをコンソールにペーストして実行します。
インストールが自動で始まり、Infrastructure エージェントとエージェントに内包されているログ転送用プラグインがinstalledになったことを確認します。これだけでインストールが完了です!
New Relicの画面に戻り、「Continue」→「See your data」をクリックして、データが送られてきていることを確認します。
Infrastructure エージェントには動作を調整するための設定が多数用意されています。設定できる項目は以下ドキュメントをご確認ください。
とても簡単な手順でInfraStructure エージェントをインストールして、すぐにOSのCPU、メモリ、プロセスなどの監視を開始できることを紹介しました。簡単なセットアップでパブリッククラウドからオンプレミスまでサーバーの統合監視を開始できますよ。ぜひ、お試しください!
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