Javaの実行環境「JVM」
JVMとはJavaの実行環境のこと。
JavaはOS上で直接動かず、この実行環境の上で動く。
この特徴を持つため、OSを問わず一度書けばどこでも動くという性質を持っている。
Javaのプログラム実行の流れ
①プログラム作成
②javac
コマンドによるコンパイル
javac ソースファイル名 .java
③java
コマンドによる実行
java クラスファイル名
実行の際はクラスファイル名に拡張子をつけない。
中間ファイル
コンパイル後に作成されるクラスファイルのこと。
中間ファイルに記述されたバイトコードをJVMが解釈して実行する。
コンパイルエラー
コンパイルエラーはコードに文法的な間違いがあった時に発生する。
class Hello {
public static void main(String[] args) {
system.out.println("Hello!");
}
}
上記をコンパイルしようとすると
Hello.java:3: エラー: パッケージsystemは存在しません
system.out.println("Hello!");
^
エラー1個
このようにエラーが出る。
ここではsystem.out.println("Hello!");
ではなく、System.out.println("Hello!");
と記述する必要がある。
実行時エラー
コンパイルしたファイルのプログラムを実行して出てきたエラーのこと。
文法があっていてもメソッドを実行するための情報が足りないなどの状況で出てくる。
main(String[] args)
をmain(String args)
と記述するなど、文法的にOKでも、JVMの仕様に沿ったメソッドではなければ実行されない。