こんにちは!東京農工大学で情報工学を学んでいる者です。
Qiita初投稿の記事となります。
この記事は農工大アドベントカレンダーAdvent Calendar2025の8日目のものです。
はじめに
今年の夏休み、開発を最後までやり遂げた経験がほぼ0のままあろうことか複数のハッカソンに申し込んでしまった馬鹿がいます。私です。
知らない人とチームメンバーを組んで開発するタイプのハッカソンに複数出たので、ハッカソンがどんなものであるか、ハッカソンの良い点悪い点をちょっと説明できるかなって思い、ここに書いてみます。
筆者のレベル感としては、大学の授業をちゃんとやったレベル、MCCの合宿でのハッカソンをやったことあるくらいのレベルです。
目次
対象読者
- ハッカソンに出たことない人(特に1ヵ月単位、知らない人とチームを組むタイプ)
- そんな開発経験を積んでいない方(特に完成まで)
ハッカソンとは
ハッカソンとは「決められた時間内に、チームでサービスやアプリを一気に作って、最後に発表するイベント」です。(byチャッピー)
参加したハッカソンの概要
- 学生向けハッカソン
- キックオフから発表まで約1ヵ月
- 全員初対面
- 賞金あり
- メンター企業あり
2つのハッカソンの比較
ハッカソンA(Tornado2025)
- チーム構成→6人(PM:1,デザイナー:1,エンジニア:4)
- 参加者が日本全国(海外大学の日本人もいる)
- 年齢層は高3~B4
- 自由にクオリティの高いプロダクトを作ろうぜ系
- 役割を分けてプロダクトを作ろう系
- 超エンジニアリング
- 流れはキックオフ→開発→発表
ハッカソンB(首都圏国立大学合同ハッカソン)
- チーム構成→6人(役割は特になし)
- 参加者が電通,農工,外大,海洋,お茶,一橋の人のみ
- AIを活用して本当に企業の新規事業を作ろうぜ系
- 企業メンターがちゃんとついてそのカラーに合ったものを作ろうぜ系
- 超ビジネス
- 流れはキックオフ→調査→テーマ検討→開発→中間発表→開発→発表
ハッカソンの流れ
キックオフ
私が出たハッカソンは2つとも当日にチームメンバーを発表する方式でした。
また、当日にテーマの発表も行うので、事前準備とかはできません。一応1ヵ月単位のハッカソンだとちゃんと賞金が出るので、公平を期してとのことでしょう。
他にもメンター企業さんの発表もこのタイミングで行われました。
そして、チームごとに分かれたら軽くアイスブレイクを行い、リーダー決めを行います。リーダーはある程度実力を持つ人がやるべきだと思います。
プロダクト決め
ここでテーマに沿ったプロダクトを考えるフェーズが始まります。ハッカソンなんてイベントにくる人たちなので割と意欲的にディベートが始まります。そして、いろいろとアイディアを出した後、みんなで何を作るかを絞って決めます。正直、ここのアイディアでハッカソンの勝率が変わってくるので重要です。ここで自分の作りたいプロダクトじゃないと飛ぶ人が出るので、しっかりと全員でコンセンサスをとってプロダクトを決るべきだと思います。
仮発表
1ヵ月くらいのハッカソンでは、始まりと終わりだけ対面で間の期間は各々の自主性に任せるというスタンスが多いと思います。そのため、対面で集まっている間にテーマやプロダクトの内容、技術選定は終えることが多いです。(なお決まったものをひっくり返す場合も多いです)
作業期間
プロダクトを作るために作業します。リーダーがタスクを割り振ってそれを元に作業することが多いと思います。ハッカソンのチームメンバーは忙しい人が多いのでzoomミーティングで全員が集まることは少ないし、zoomの時間も夜になる場合が多いんじゃないかなと思います。時期によりますが、ハッカソンAは平均2~3日に一回zoomする感じでした。ハッカソンBは対面で集まれるので、2~3日に一回のzoomにコワーキングスペースを借りて対面という感じでした。ここは本当にチームによって方針は様々だと思いますが、割とやることがボリューミーで大変です。僕はハッカソンBでスマホを用いた屋内外判定部分を実装しましたが、この世に良いデータセットが無かったり、スマホのセンサがバックグラウンドで使えない規約だったり、使用するセンサーの種類を変えたり、機械学習で使用する統計量を変えたり、GPUぶん回すコードに変えてみたり、屋内外判定の論文あさりまくったり、機械学習の精度全然向上しなかったり...
最終発表
プレゼンをします。大体どのハッカソンもプレゼンが評価項目の一つなので、結構ガチです。ハッカソンBでは発表前日が開発祭りではなくプレゼン練習のために終電までカラオケに籠りました。まぁ発表はうまい人に任せた方が無難です。
ハッカソンでよかったこと
- 技術的成長?
- AI依存を進めるだけ説も
- 普段と違うコミュニティの人に会える
- はこだて未来とか岡山大,カナダの人とか、
- 大人のエンジニアから作ったプロダクトの意見をもらえる
- チーム開発力?
- gitへの解像度が高まる→時間が無くてレビューする側にもなる
- ちゃんと要件定義してそれに沿って開発するから流れがわかる
- 実績がつく
- 学生に1ヵ月捧げさせるハッカソンの場合、賞のつく割合が高い!?
- 運よく片方優勝したのでそれを利用してエンジニアのバイトが始められた
- 刺激的
- メンターさんガチャ当たると学びが深すぎる
- なんかハッカソンBでめっちゃ頭良くなった気がする
- そもそも優秀な人が来るから話してめちゃ学び
ハッカソンのしんどかったこと
- 普通に大変
- 他の予定とか入れる気力なくなる
- 夏休みに並列になってた時期は本当にダメ
- 並列ハッカソンダメ絶対
- タスクがきつい
- ほぼ毎日夜からzoomミーティング
- 1日2つミーティングもありマジで
- max3時くらいまでなるから生活リズムが破壊される
- その後2週間くらいマジでパソコンすら触りたくない
- 役割分担がうまくいかない
- タスクの振り分けって思ったよりもうまくいかない
- max3人音信不通(デザイナー:1,エンジニア:1,メンター:1)(ハッカソンA)(ハッカソンBはイベント全体で0)
- メンターガチャが大きい(ハッカソンAではあるメンターのチームが5年連続優勝らしい)
ハッカソンどんな人がやるべき?
-
MCCとかのサークルに入っていて何かやりたい気持ちはあるけど特に自作が完成しない人
- 特に当日メンバー発表するタイプのハッカソンは、チームごとの能力のバランスを意識してチームを組んでくれるのでMCCの人ならみんな何とかなると思います
-
既にいろいろ作ってるけどチーム経験やリーダー経験を積んでみたい人
- 既にいろいろ作っているならリーダーとして立候補してみていいと思います。ぜひやってみてください
-
刺激の欲しい人,やる気のある人
- 刺激たっぷりです
- 始まる前はこのハッカソン微妙って思うこともあるかもしれませんが、絶対に刺激はたっぷりです
正直自分で開発とかできるぜってタイプの人はハッカソンに出るとしても知り合いでチームを組んだ方が良いと思います。ですが、個人開発が完成しない人,大学とかの授業はちゃんとやっているんだけどな、みたいな人は一度ハッカソンに参加してみるといいと思います。
個人的なラインとしては、
MCCの合宿,学祭開発に少しでも関わったことあるレベル~個人開発未完成
(形にもなっていないくらいのイメージです,めちゃスゴイのにまだまだこだわりたいみたいなのは含んでないです。)
くらいの方(特に現1,2年生)はやってみると面白いと思います。
まとめ
とりあえず僕はハッカソンに参加してよかったです。
でもハッカソンを複数申し込むのはやめましょう