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【UiPath】表が2つあるExcel操作⑥書き込み(追加)の挙動

Last updated at Posted at 2025-08-25

表が2つあるExcelシートに対して

  • データの読み込み
  • データの削除
  • データの追記

などをどのように実装できるかを、各アクティビティの挙動を見ながら考えていきます。

今回は、[データテーブルをExcelに書き込み]アクティビティで「追加」にチェックを入れた場合の挙動について。
サンプルとして使うExcelは、次のようなもの。
※表が2つあるときはヘッダ行が1行目にないことも多いので、そのようなケースを想定しています。

(書き込み先)
※B15以降に追加していきたい。
Excel_2Table_1.jpg

(書き込むデータ)
Excel_2Table_46.jpg

前回

①ターゲットにシート全体を指定した場合

まずは、下記のようにシート全体をターゲットとして指定した場合の書き込み結果がどうなるのかを確認。

Excel.Sheet("Sheet1")

Excel_2Table_47.jpg

結果はこちら。
Excel_2Table_48.jpg
初めて空白となった行のA列から書き込みが始まっています。

②ターゲットに列を指定した場合

次は、下記のように列をターゲットとして指定した場合の挙動について。

Excel.Sheet("Sheet1").Range("B:F")

Excel_2Table_53.jpg

この場合は、実行時にエラーとなり、書き込みが行われませんでした。
Excel_2Table_49.jpg

③ターゲットにセルを指定した場合

最後は、Rangeにセルを指定した場合。

Excel.Sheet("Sheet1").Range("B4")

Excel_2Table_51.jpg

結果はこちら。
Excel_2Table_50.jpg

指定したセル(B4)の次の行から書き込みが始まっています。

まとめ

①~③の結果を見ると、表がA列から始まっていない場合は、「データの書き込み」で追加にチェックを入れても思ったような動作をしませんでした。

ですので、今回のような場合では、データの追記を行いたいなら「追加」にはチェックを入れずに、書き出したいセルを直接指定するしかないようです。

次回

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