LaravelでPDFを生成する機能の紹介です。dompdfライブラリをLaravelに実装するプロセスをステップバイステップで説明します。

ステップ1: パッケージのインストール

最初に、Composerを使用してDOMPDFパッケージをインストールします。

composer require barryvdh/laravel-dompdf

ステップ2: サービスプロバイダの設定

次に、config/app.phpファイルにサービスプロバイダとエイリアスを追加します。

'providers' => [
    // ...
    Barryvdh\DomPDF\ServiceProvider::class,
],

'aliases' => [
    // ...
    'PDF' => Barryvdh\DomPDF\Facade::class,
],

ステップ3:ビューの作成

PDFで表示する内容を記述したビューファイルをresources/viewsディレクトリに作成します。例えば、invoice.blade.phpとして以下のように記述することができます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>請求書</title>
</head>
<body>
    <h1>請求書詳細</h1>
    <p>LaravelとDOMPDFを使用して生成されたサンプル請求書です。</p>
    <!-- その他の内容 -->
</body>
</html>

ステップ４：PDFの生成とダウンロード

実際にPDFを生成するには、以下のようなコントローラメソッドを作成します。

use PDF;

public function generatePDF()
{
    $data = [
        'title' => 'サンプルタイトル',
        'content' => 'ここにコンテンツを記述します。',
    ];
    
    $pdf = PDF::loadView('your.view', $data);
    
    return $pdf->download('sample.pdf');
}

このメソッドでは、ビューファイルとデータをloadViewメソッドに渡し、downloadメソッドを使用してPDFをダウンロードします。

まとめ

dompdfパッケージを使うと、Laravelアプリケーションで簡単にPDFを生成できます。
注意点ですが、デプロイをすると、viewのCSSが崩れたり、日本語表示ができなかったりしました。環境構築やライブラリの設定を変更し、対応できるようにする必要が出てくるかもしれません。