初心者のためのPSoC Creatorの歩き方（初期設定編）

これは、PSoC Advent Calendar 2017の22日目の記事（初期設定編）です。
うまく書き込めましたら初心者のためのPSoC Creatorの歩き方本編（デバッグ編）へお進みくださいませ。

概要

簡単なプログラムを作成してホタルの様なふわっとした感じのLED点灯をさせてみます。
そのプログラムを元にPSoC Creatorのデバッグの一歩目を感じてみましょう。

コンポーネントの配置

まずはスケマティック・ウィンドウにコンポーネントを配置します。
配置するのはメインパーツの4点とオフチップの2点です。

コンポーネントは右側のコンポーネント・カタログから拾い出しますが場所が分からないかも知れないので画像を載せておきます。

●Clock

●Logic Low'0'

●PWM

●Digital Output Pin

●LED

●Ground

また標準コンポーネントのコンフィグレーションを以下に載せておきます、赤マークを確認してください。

●SourseをIMO(3MHz)、Frequencyを15KHz

●PMW ModeをOne Output、Periodを255、CMP Value1を0

●右記にチェックを入れてください。 Digital Output、HW connection、External terminal

次はデザイン・ウィンドウでピンアサインを決定します、Pin63へアタッチするだけですね。

最後はソースコード

※12/25修正済tetnoguchiさん有難うございます。

一応テキストも貼っておきます。

main.c

#include "project.h"

int main(void)
{

   int x;
   PWM_1_Start();

   for(;;)
   {
       for(x=0;x<=255;x++){
           PWM_1_WriteCompare(x);
           CyDelay(10);
       }
   }
}

ビルドしてエラーチェックをしてみましょう！！

Build Succeededと表示がでれば成功です、お疲れさまでした！

実行結果

書き込み(Ctrl+F5)を行うとPSoCの青いLEDがふわっと点灯します。

それでは飲み物など用意してPSoC Creatorの歩き方本編（デバッグ編）へお進みくださいませｗ