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【AR】Blenderで作った3DモデルオムライスをiPhoneとAndroidでAR表示してみたよぉ。

Last updated at Posted at 2022-04-24

環境メモ
⭐️macOS Monterey
⭐️Blender3.1.0
⭐️iPhone(IOS15)
⭐️Android12

以下の記事は、2022/04/24時点の作業メモです。

下記のmodel-viewerについての記事の続きになります。
【3D Viewer】3DモデルのオムライスをWebブラウザに表示してみたよぉ
https://qiita.com/nonkapibara/items/a7b9e5c98af17a373888

↓↓完成内容

iPhone(IOS15)でAR表示してみた
↓↓

Android12でAR表示してみた
↓↓
まず床認識

オブジェクトを配置(3Dオムライスを表示)

↓↓こちらから実際に触る事ができます。
https://nonomelet.netlify.app

↓↓スマホでも動きます。
ARは、iOS 12以降のAR Kitが動く端末、AndroidはAR Coreが動く端末で動作できます。
QR_nonomelet.png

試した事

1.Blenderで3Dモデルのサイズを小さめにしました。
004.png

2.Blenderで3Dモデルを全トランスフォームで適用する(位置、回転、スケールの初期化)
005.png

3.Blenderからgltfにエクスポートする
006.png

007.png

4.gltfをReality Converterアプリでusdzに変換する
008.png

009.png

なお、ARにするとテクスチャが少し暗めになるので、明るめに色をつけました。

以下、簡単なメモ書きですが調べたことを記載してます。

model-viewerプロパティ

Android

model-viewerのAndroidではScene Viewerを使います。
glTF / glb モデルがサポートされています。

AR Quick Look

model-viewerのiOSではAR Quick Lookを使用します。
AR Quick Lookで表示するには、usdzと呼ばれる3Dモデルフォーマットで、
AR Quick Lookで見られるようにするにはusdzのモデルを用意する必要があります。

AR Quick Look usdzを使った3Dモデルの例が載っています
https://developer.apple.com/jp/augmented-reality/quick-look/

Reality Converter(リアリティコンバータ)

AR Quick Lookで表示するusdz形式の3Dモデルを作るには、
MacでApple製のReality Converter(リアリティコンバータ)アプリを使って一般的な3Dファイル形式(.obj、.gltf、.usd)をドラッグ&ドロップするとusdz形式に変換します。

Mac版)Reality Converter ダウンロード
https://developer.apple.com/augmented-reality/tools/
010.png

3Dモデルのプレビュー表示

gltfやglb形式の3Dモデルを下記のサイトでDrag&Dropするとプレビュー表示します。
glTF Viewer
https://gltf-viewer.donmccurdy.com/
011.png

model-viewer

WebおよびARでインタラクティブな3Dモデルを簡単に表示します

camera-controls(カメラコントロール)

ブラウザで3Dモデルをマウスやタッチによるコントロールを有効にする

camera-orbit(カメラ軌道)

3Dモデルからの距離を制御できます。

ar-modes

有効にするARエクスペリエンスのタイプの優先リスト。
「webxr」ブラウザでARエクスペリエンスを起動。
「scene-viewer」シーンビューア アプリを起動。
「quick-look」iOS Quick Lookアプリを起動。

src

3DモデルへのURLでglTF / glb モデルのみがサポートされています。
glTF / glbはWebブラウザ上で3Dモデルを扱う際に用いられるフォーマットです。

ios-src

iOSのAR Quick Lookで表示する3DモデルのURLでusdz モデルのみがサポートされています。

poster(ポスター)

ロード時に3Dモデルの代わりに画像を表示します。ロードが終わったら3Dモデルを表示します。

alt

画面読み上げソフト、スクリーンリーダーを使用する視聴者にモデルを説明するために使用します。

shadow-intensity(シャドウ強度)

影の不透明度を制御します。シャドウを完全にオフにするには、0に設定します。

ar

サポートされているデバイスでARエクスペリエンスを起動する機能を有効にします。

quick-look-browsers

chrome、safariはiOS ChromeやsafariからAR Quick Lookを起動します。

auto-rotate(自動回転)

モデルの自動回転を有効にします。

index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>non omelet model-viewerデモ</title>
    <script type="module" src="https://unpkg.com/@google/model-viewer/dist/model-viewer.min.js"></script>
  </head>
  <body>
    <style>
      model-viewer {
      width: 960px;
      height: 540px;
      background-color: #CC99CC;}
    </style>
      <model-viewer 
      camera-controls camera-orbit="-30deg 50deg 10m"
      ar-modes="scene-viewer webxr quick-look"
      src="assets/models/omelet.gltf"
      ios-src="assets/models/omelet.usdz"
      poster="assets/loding.gif"
      alt="non omelet"
      shadow-intensity="1"
      ar 
      quick-look-browsers="safari chrome"
      auto-rotate>
    </model-viewer>
  </body>
</html>
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