以下の記事は、これらのサービスについて利用していない人を多く含む組織で、小さな会社の社内用にシステムを立ち上げるための作業を書く。
qiitaを使っているようなソフトウエアエンジニアの多い会社では、何を今更という内容にすぎないだろう。
この文章はそうでない小さな会社の中の人に向けて書く。
- 間違えていたら修正したいので、ご指摘を歓迎します。
- もっと良い記事があると思うので、判明したらリンクを追記します。
小さなスタートアップで早めにslack を立ち上げるべき理由
- 各人の考えていることはまちまち。バックグラウンドもまちまち。
- 各人の考えていることがわかるようにすることが大事。
- 他のメンバーから教わった内容をメモする。
- 遅すぎる整理された分析よりも、稚拙でも早い分析の積み重ね
- 十分に整理された非の打ち所のない状況に整理するのを待っている時間がもったいない。
- 不十分な内容なりに共有していくことで、お互いの考えていることがわかるようになっていく。
- 人数が少なく直接話をするのがslackよりも効果的ではある。
- しかし、やり取りした内容の記録が残らないでの、本人でさえ忘れてしまう。
- せっかくの対面での議論の要点をslack に残す。
- 成功するためのビジネスプランを立てて、成功できるように物事を単純化していくことが大事
- よくない課題設定は、ビジネスを失敗させる。
slack の組織への導入
- slackのありがたみ
- mailを使う場合に発生する以下の欠点をslackは回避できる。
mail の欠点1:ローカルディスクの圧迫
- メールの送信記録・受信記録をローカルPCに保存してしまうので、ローカルPCのディスクを圧迫してしまう。
- slackの場合: クラウドサービスなので、ローカルPCのディクスにデータを保存しない。
mailの欠点2:情報の共有範囲問題
- メールの場合: ついCCの送付先が生じてしまう。
- 入社前の過去のやりとりなど:全員向けのメールであっても知りようがない。
- slackの場合:
- 特定のチャネルの範囲の閲覧権限者は、だれでも見れる。
- チャネル内での特定の人への依頼内容は@{メンバーの名前} でメンションをすることができる。
- 新規に加わった人も過去のchanelの内容が読めるので、過去の経緯を知ることができる。
- ある人が、異なるPCからそれぞれ、アクセスしても問題を生じない。データは常にクラウド上にある。
- 将来の引き継ぎという視点で見たとき:
- mail: 担当者がいなくなった時点で、そのメールはだれもアクセスできなくなる。
- slack: 担当者がいなくなっても、slackでの投稿は残る。そのため、担当者がどのような問い合わせを受け、どのような対応をしたのか、チームとして継承できる。
mailの欠点3:ささいなメモを共有するには向かない
- slack の場合: メンションをつけていない限りにおいては、そのチャネルに興味がある人が、適宜読み飛ばしてくれればいい。
- そのため、ささいなメモを書いていくこともできる。
mailの欠点4:そのやりとりがどういう分類になっているかを共有できない。
- mail の場合、自分の作ったルールで受信メールを自動分類・手動分類することはできる。
しかし、分類方法は部署で共有されることはない。あのやり取りは、いつだれとして、どこに保存したのかなど、把握が大変になってくる。
さらには、同じ目的の書類を何度も改訂していくと、どれが有効な版かがわからなくなっていくことと合わせて、厄介さを生み出す。 - slackの場合:
どのチャネル、どのスレッドでのやり取りなのかは、どの参加者にとっても共通。(クラウドサービスだから。)
そのため、「いつ、こういうやりとりをしたよね」という部分をたどるのがとても簡単。
mailの欠点5:本当に同じファイルを見て議論している? どっかで違ったのを見ていない?
関連していると、議論をしているときに、同じファイル名のファイルにアクセスしているからといって、本当に同じ内容のファイルを見ているかの保証がない。
ある人は、受信したメールの添付を編集して、同じファイル名で保存しているかもしれない。
この「かもしれない」という可能性が残るだけで厄介さを生じてしまっている。
slackの場合:自分も相手も同一の状況にあることが確実なので、間違えて別の話とごっちゃになる心配がない。
してはいけないこと
- 業務用のメールアドレス以外を登録すること。
- 社内においても、知るべき範囲が限られる内容を、メンバーの制限されていないチャネルで議論すること。
Slack を導入するための 7 つの手順
slack
料金プラン:プロ 925円 一人あたり月額
slack導入のためのヒント
- slackには無料で始められるフリー版がある。
-
Slack を導入するための 7 つの手順から「SLACKを始める」のボタンをたどって、
無料のワークスペースを作ろう。
そうして、使い勝手を試してみてもらおう。 - 自社導入の経験からSlack導入のアンチパターン
同様なサービス
Microsoft Teams
参考にした外部記事
- 「中小企業はクラウドを導入すべき?」
- [50人規模の部門にSlackを導入してみた結果])(https://qiita.com/comefigo/items/8fbc4e34c07d141e328a
-
なぜSlackを導入するのか、メールとは何が違うのか、他の選択肢はないのか
- この説明がわかりやすかった。