個人用のslackをどう活用するか
slackの技術的な話はいっぱいあるけど「どうやって運用するの?」という話が見つからなかったので、私のケースを紹介しつつ、良い使い方があればシェアしてほしい、という記事です。
caution
若干ポエムっぽいです。
技術ネタじゃないので、嫌いな人はブラウザバックなどそっ閉じで大人の対応を。
メリット・デメリット
- ↑ 管理がslackに集中できる
- メッセージの履歴
- TODO
- ブックマーク
- ↑ デバイス間のファイルのやり取りが楽
- PCとスマートデバイスそれぞれにSlackを入れておくともっと楽に
- ↑ 最新情報がすぐに手に入る
- APIやRSSをまとめて登録することで、ほとんどリアルタイムに情報が得られる
- ↓ slackアプリを入れた端末を紛失すると、個人情報よりやべー情報がノーガードで見れてしまう
- パスワードロックはしっかりと!
- ↓ 間違って他の人を招待すると死ぬ
- 特に理由がなければチャンネルはすべてprivate推奨
- ↓ 無料のフリープランでは運用が難しく、有料のスタンダードプランを選択する事になる
- 無料でも機能的な問題はないが、メッセージ件数に上限がある
どうしても無料で運用したい場合、消えたら困る情報だけを管理するワークスペースと、消えても良い情報を扱うワークスペースで管理を分けると出来ますが、中長期的には面倒くさくなりますので、最初から一元管理するようにした方がマシです。
参考
使い方(イメージ)
目的別にチャンネルを作って、分類ー目的みたいな命名ルールを採用しています。
凝った事がやりたい時は大体GASに依存してますが、Slackと連携出来てIncomming, Outgoingを制御できるなら何でもいいです。
ただし、ちゃんとSlackと連携できているか確かめるため、実行ロギングはさせておいた方が良いです。
GASだとスプレッドシートが使えるので便利です。
ネタ系
一般的なslackチャンネルのgeneralやPC-スマートデバイスと連携するためのファイルアップローダー&ダウンローダー的に使用する。
特殊なことはしていないので、ある意味コミュニケーションツールとしてのslackらしい運用をしています。
ノンカテ系
いわゆるその他カテゴリ。
どうしても分類できないものたちをとりあえず押し込めています。
ライフスタイルとかそういうカテゴリ名をつけるべきだったと思いますが、ふんわりしすぎたので結局ノンカテゴリにしました。
ノンカテー家族
@家族(父、母、兄弟など…)で指定した人に連絡を送ることが出来る。
メールかLINEかはその人によります。
この時、メールアドレスをgmailとかAPIが使えるものにして、gmailからslackbotに転送するようにしておくと、返信がslackbotを経由して見れるので簡単に実装できます。
メールAPIを使ってSlackのIncommingを使うともっとスマートに出来ます。
(設定が面倒くさくなって、もうSlackbotでいいや、ってなって諦めた)
友達とか仕事仲間とかを設定して送れる事を想定しており、たとえばフリーランスなら@税理士で毎月レシートを送る、というような運用もできます。
より優しい運用設計をするなら、レシートの日付を画像認識で分類させてまとめた状態にしつつ、一覧できるページを更新した情報だけを税理士に送る、という事をしてあげると喜ばれます。
ノンカテー通販
いわゆるamazonのタイムセールとかLINE公式のチラシ情報とかを一緒くたにまとめるためのチャンネル。
ライン公式をlineatのアカウントを使って登録して、受けたデータを転送する、という処理をするんだけど、lineatのトークルームの情報を取得できない問題があり、またリアルタイムに欲しい情報でもないので放置気味。
ノンカテー保証書
保管している場所と箱、本体の型番が分かるように撮影しておくと、いざという時に便利!本当に便利!
ブログ系
これは私がアフィリエイトや広告運用をやっているので作っています。
やってることはRSS取ったりコメント巡回したり、といった程度です。
細かい説明は省きますが、複数のブログを運営しているなら一括管理できるように仕組みを整えておくと便利です。
技術系
circleciやgithubのプッシュログ監視などです。
この辺りはエンジニア的に一般的だと思うので説明不要ですね。
ブログやgithub pagesのコミュニティツールにsmallchatを採用しているのですが、ガチのお問い合わせが来る事があるのでご利用は計画的に。
情報系
これは大体RSSとか提供されていればAPIで自動取得しています。
取得元に合わせて色々いじってます。
情報源によらず、目的別に取ってるのでエンジニアブログやアニメレビューなんかのサイトをバシバシ登録して使っています。
即売系
同人作家向けのチャンネルです。技術書典に参加する人も多いかと思いますので、
原稿やサークルカットは大体この辺りに集約されます。
終わったイベントは都度アーカイブしておくと邪魔にもなりません。
この辺りの話はいずれ技術書典とかで詳細に書こうと思います。
転職系
これは、2019年今年はGithub就活・転職プロジェクトを発足させたのですが、これの運用のために用意してます。
私自身はフリーランスなので、可能な限り営業活動の簡易化あるいは自動化は急務だと思ってますが、エージェント系なんかはオレオレフォーマットに所定の項目を入力してくれ的なアプローチがあまりにも多すぎて付き合いきれないので、
逆にプラットフォームを用意してそちらに誘導させるようにしています。
(ただし、自前のプラットフォームから連絡できるようにするのは、エージェントを活用している者としてNGです)
メモ系
これは頻繁に見ないけど、削除もしない情報を集めています。
サーバーに攻撃してきたIPを一覧したり、やべーサイトのサーバーIPを手元に置いておくと、新しくサーバーを立てる時にアクセスを弾くのが楽になります。
主にサイト運営者向けです。
取引先系
どう考えてもやべー情報が詰まってそうですよね。
なくしたら大変な契約書の控えやメールの控え、スクリーンキャプチャなどを持っておく場所として活用しています。
フリーランス的には、言った・言わない問題で弁護士案件になるリスクがあるので、そういったエビデンスを一元管理するために使います。
取引が終わったらとっととアーカイブすべき情報です。
人物系
取引先などのキーパーソンの情報を把握しておく、また連絡の履歴をすぐに確認できることは極めて重要です。
カレンダーも連携できるなら連携を、共有しているならそのスクリーンショットを持っておきましょう。
営業向けの使い方をしています。
相手もSlackを使っているとは限らないので、そういう場合に活用します。
こちらはアーカイブではなく、終わったTODOはメッセージ削除したりファイル削除をする使い方をします。
アーカイブする際は真っ白な状態でチャンネルをクローズしましょう。
チャンネルにスターを付ける
TODOというチャンネルを別途用意しています。
今日やるタスクをまとめているだけのチャンネルですが、あまりにも更新が激しいため、アプリの一番上に表示させて探す手間を省くようにしました。
こうすることで、「チャンネルのリストの中から頻繁に使うチャンネルを探す」という手間が省けるようになります。
他のサービスの兼ね合いもありますが、TODOチャンネルを自動化できるとかなり捗ります。
Slackをもっと便利に!
使っているサービスはIncommingとOutgoing、RSSぐらいです。
一応githubとかtrelloなど色んなものを使ってますが、個人開発の通知で役に立ちそうなのはgithub Issueぐらいでした。
この辺りは使い方の差もあると思いますが、個人的には便利さを感じていません…。
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