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Wercker で dep を使った Golang のビルド

Last updated at Posted at 2018-01-01

はじめに

Wercker で依存モジュールを管理を使った Golang の CI を実施しようとしてハマった。
次回は時間を取られないように記録。
※こういった類のものは Scrapbox.io に書いた方がいいのかと思いつつ、一旦こちらへ。

tl;dr

Wercker の golang box の WERCKER_SOURCE_DIR がディフォルトでは GOPATH の配下になっていないので wercker/setup-go-workspace などを利用して GOPATH 配下にする。

local の Wercker CLI での wercker build が通るのに Wercker の Web 側で同じ原因で失敗するのでこの方法は間違いかもしれません。現在調査中。

追記(2018/01/04):

一旦 glide でやることにしました。 Wercker で glide を使った Golang のビルド
環境

  • Wercker
    • box: golang:latest (※2017.01.01の実行時で Go 1.9)

困ったこと

Wercker の Golang の box の構成として

  • GOPATH : /go
  • WERCKER_SOURCE_DIR : /pipeline/source

となっている。そのため、Wercker が処理対象にするソースは /pipeline/source となる。しかし、このパスは $GOPATH/src 配下ではない。

諸々調べたところ Go のモジュール依存関係管理は dep を使うのが推奨されているようだった。

そこで dep で依存モジュールをインストールすると、モジュールは /pipeline/source/vendor/* に配置されてくれればよいのだが、実際には

/pipeline/source is not within a known GOPATH/src

とエラーメッセージが出る。このエラーメッセージ、本家にIssueが上がっていて

dep init fails if in not in $GOPATH[…]/src/{somedir..} #148

ステータスが Open なので $GOPATH/src = /go/src 配下にインストールする必要があった。

解決方法

一番簡単なワークアラウンドとしては dep status をパーズして go get してプロジェクト配下の vendorディレクトリではなく、グローバルの GOPATH 側にインストール方法がある。

しかし、せっかく dep を使っているのに「それどうなのよ」感があるので調べて wercker/setup-go-workspace にたどり着いた。

build:
    steps:
        - wercker/setup-go-workspace:
          package-dir: <SOME_PATH>

を設定すると /go/src/<SOME_PATH>/vendor/* にインストールされるようになり、これは $GOPATH/src 以下になるので dep でのインストールが可能になる。

参考

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