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怒涛のAI環境変化について行けない

この半年で、生成AIを利用した開発環境は恐ろしいほどに変貌を遂げました。

Github Copilot & VSCode & Claude Sonnet4.5で俺TUEEと浮かれまくっていたあの頃、こんな記事を書きました。

祭りの後

ところが、ここからClaude OpusにハマってGithubへの大量課金+他のAPIサービスベンチマークで、今年に入って月に課金3万越えが連続し、4月には8万円も払ってしまいました。
これはヤバイと、Sonnet4.6だけで何とか1か月をPro+のプレミアムリクエスト(1500回)範囲内に収めるよう努力し始めた矢先、Githubの課金体系がトークン消費ベースの従量課金へ変わってしまいました。

今度はGithub炎上祭り

6月に入って僅か5日で、Pro+1か月分のトークンを使い切り、あとは地獄の追加コストが積み上げられていく...
ネット上では、多くのユーザーがあまりに酷い垂直上昇な暴利に怒りを投稿し、各地で炎上していました。

そして私は8日目で150ドルまで行ってしまったため、諦めてプランをPro+(39ドル)からMax(100ドル)へ切り替え。つまり今月はもう200ドル以上確定...。

個人開発者の淘汰が始まったのか

もちろん、全て私自身が悪いのは自覚してるんですよ。自力では大したシステムなど作れないのに、Opusなんて最高峰のコード生成AIをいきなり使いまくったんですから。
しかもこれまでの Githubの料金体系と来たら、もはやグリッチとも言える程の破格だったわけで、個人で作れるレベルでは無いシステムを、半年でいくつも作ってしまった時点でブレーキを掛けるべきでした。

Githubが他のサービスと価格基準を合わせた(追い抜いた?)ので、ソロ開発は厳しいフェーズに入った気がします。

今後は入出力の節約と最適化、サービスの使い分けも細かく管理する事が重要になってきます。当面は、Github Copilot MaxとGoogle AI Proだけ契約継続し、あとは無料アカウントで補完する布陣で行こうと考えてます。

Antigravity IDEを使ってみたよ

さて本題です。Github Copilotの今月分が枯渇したので、ちまちまと無料アカウントでやっていましたが、ふとAntigravityの存在を思い出し、IDEをインストールしてみました。

Googel AI Proアカウントを持ってると、Gemini 3.1 Proもかなりの時間使えるようですが、とりあえず3.5 Flashで十分なプロジェクトをいじってみる。半年前に公開した下記のVSCode用拡張機能をワークスペースで開きます。

VSCode用なので、そのまま実行しても動きませんが、Agentにちょっと指示しただけで、意外とすんなりAntigravityへ移植出来ました。(約1時間)

凄いかも!Antigravity IDE

Antigravity IDEを使ってみた感想は、リリース当初は「なんかカスタマイズ出来なそうで訳わかんないツールだな」という印象しか無かったものが、IDEが分離?した事でかなりVSCodeに似た操作感になったな、と驚いてます。

見た目はほぼVSCode。左上のアイコンが違う01.png


何といってもGithub Copilot最大の売りだった、「Agentモードの全能感」が、相当近いレベルまで進化していました。価格のアドバンテージも無くなったので、牙城が崩れるのは時間の問題ですね。

さらに、Antigravity 2.0の機能である複数のAIエージェントを束ねて並列実行させる"エージェントマネージャー"は、個人レベルで「要件定義→実装→テスト→リサーチ→要件定義」のサイクルを全自動で動かす事が可能になりそうで恐ろしい。(課金がね笑)

ただやはり、チャット履歴の見辛さもVSCodeライクで、スクロールして過去の必要な部分を探そうにも不規則ジャンプで上手く辿れないし、まだAntigravityでは経験していませんが、コンテキストがパンクして生成AIが記憶喪失になった時の絶望感は恐らく同じでしょう。

VSCodeでCopilotに憤りながら作ったこの拡張機能は、現時点のチャット履歴をブラウザで見やすいデザインに整形し1つのhtmlファイルに変換するものです。

最新バージョンでは、htmlと同時にmdファイルも出力し、コンテキストが膨らんで重くなった時に、新しいチャットにして「過去の経緯はこのmdファイルを参照して」と1文書くだけで過去の経緯を理解させる事が出来るという、素晴らしい機能(自画自賛)を追加しています。

02.png

Antigravity IDEで使ってみてね

そして、この現行バージョンをAntigravity用に移植したのが、こちらです。

03.png
https://open-vsx.org/extension/Nobukz/antigravity-chat-to-html-converter

操作方法や出力イメージはVSCodeとほぼ同じなので、迷わず使えると思います。VSCodeでライセンス取得済みの方は、ライセンスキーがそのまま使えます。
もしAntigravityをお使いの方がいらっしゃればお試しください。

生成AIエージェントを安く使える時代は終わった

2026年6月現在、イランとアメリカの和平合意に向けた交渉期間が開始され、物価高も緩やかに下がって来て欲しい所ですが、演算需要の増加と半導体部品の供給不足は今後も続くと予想され、API含む生成AIサービスの価格高騰もまだまだ続くでしょう。
私の様な個人弱小エンジニアには、極寒の時代が始まったと言わざるを得ません。社会情勢の良化を他力本願で祈りつつ、あと数年でやって来る定年後の身の振り方を悩む毎日です。

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