PostgreSQL 15 日本語マニュアルは現時点で以下のURLにあり〼
https://pgsql-jp.github.io/jpug-doc/15.0/html/
(現時点ではcurrentにリダイレクトします)
〜〜終了〜〜
...ではありますが、もう少し説明をします。
PostgreSQL 15.0が2022年10月13日にリリースされました。
PostgreSQLの日本語マニュアルは、従来どおりであればリリースされてから作業を始めて、半年以上先に完了します。
完了したら以下のURLで公開されます: https://www.postgresql.jp/document/
そのため、完了まで待たれている方もいるかもしれません。
PostgreSQL 15.0の日本語マニュアルの違い
しかしながら、PostgreSQL 15の日本語マニュアルは、これまでのバージョンと違いほとんど日本語翻訳が入ったバージョンが既に存在します。
14までのバージョンでも開発の最新版を公開していましたが、15.0の最新版は、これまでのバージョンとは違いがあります。
GitHub Pagesで公開しているバージョンは、以前から英語の原文の後に日本語訳が表示されて、問題があった場合のフィードバックを受け付けるようになっています。
そして最新版は、日本語翻訳の作業中のものを1日毎にビルドして公開しているため、日本語訳が抜けている箇所があります。が、15.0では抜けている箇所はごく一部のみで、ほとんどの箇所では、日本語訳が入っています。
例えば、15.0で新しく追加されたbasebackup-to-shellの項目では、現時点(2022年12月1日)では、以下のような状態になっています。
通常のように、日本語翻訳が入っていますが、その頭に《機械翻訳》
という表記が入っています。これは、人が翻訳したのではなく機械翻訳の訳がそのまま入っています。(※ 機械翻訳はみんなの自動翻訳@TexTraを使用しています。)
また、別のところでは、頭に《マッチ度[90.786948]》
のような表記が入っている箇所があります。これは、その部分のブロックに英語原文の方に変更が入ったため、日本語翻訳を追随する必要がある箇所が残っていることを表しています。
数字はマッチ度が高ければ、14の文と類似度が高く(%と同じに考えてもらえば良いですが、数値は厳密なものではありません)、変更は少しであることを表しています。逆にマッチ度の数字が少ない場合は、日本語訳が違っている可能性が高くなります。
その他にも翻訳対象となるべき箇所が英語のままになっている箇所が一部あります(例えば、新しく追加された章のタイトルは訳さない方が良い場合があるので人が判断して入れるまで抜けたままになっています)。
これらを前提として https://pgsql-jp.github.io/jpug-doc/15.0/html/ を見てもらえば、PostgreSQL 15の日本語マニュアルとして十分に使えるものになっていると思います。おかしいなと思えば、英語原文をすぐに確認できます。
PostgreSQL 15の翻訳作業は、これらを(またはそれ以外の部分も)、修正していくという工程になっています。
もし、「あれ、ここ違っているな」と思ったらフィードバックをお寄せください。
それは、もう立派な翻訳作業です。