Open AI社最新AIモデルとは?
Open AI社からStrawberry技術を基盤とした新しいAIモデルがリリースされると発表されました。
これまでもAI業界にかなり大きな影響を呼んでいますよね。
まず初めにこれまでOpen AI社が出してきたモデルを軽くまとめました。
年数 | モデル名 |
2022年 11月 30日 | GPT-3.5 無料公開 |
2023年 3月 15日 | GPT-4 有料版として公開 |
2023年 7月 10日 | Code Interpreter 有料ベータ版提供開始 |
2023年 9月 20日 | Dall-E3 発表 |
2023年 9月 25日 | GPT-4V 同年10月26日に公開 |
2024年 2月 15日 | Soraを発表 |
2024年 5月 13日 | GPT-4o発表、リリース |
2024年 7月 18日 | GPT-4o mini を発表、リリース |
これを見る限りOpen AI社は約一年間隔で新モデルをリリースしています。
そのため、2024年末から2025年頭にリリースされるのではないかと予想されています。
Strawberry技術とは?
【Open AIが開発した次世代の生成AI技術のコードネーム】
これは9月末にリリースされる予定です。
Strawberryは高度な推論能力に焦点を当てたモデルとなっており自らのミスを学習して改善する点が革新的。
→これにより過去のデータを基にするだけでなく解答を深く考察しパフォーマンスを向上させる
基盤はスタンフォード大学が開発したSelf-Taught Reasoner(STaR)
複雑な数理問題やプログラミングなどのタスクに優れているそうです。
デメリットとしては10秒から20秒考察に時間をかけて応答するようです。即応答してくれている他モデルと比較すると、少々遅く感じてしまうかもしれません。
これらを踏まえてうえでGPT-5(orion)についてご紹介させていただきます。
新モデル!! GPT-5(orion)
開発状況として2023年7月18日にGPT-5(orion)の商標出願が行われ
安全性テストも進められているようです。
GPT-5(orion)は、汎用的で人間に近い会話能力を持つとされています。
一方で、Strawberryは問題解決や推論に特化したモデルであるとされており
それぞれ異なる特性を持つと考えられています。
前モデルであるGPT-4oからさらなる改善が加えられていると考えられます。
改善例として考えられるもの
・ハルシネーションの削減
・長期記憶の改善
・推論能力の強化
・専門性、自己学習能力の向上
・複雑な文脈の理解
これほどの技術向上であれば
Strawberry同様、かなり高くなるのではないのでしょうか。
まだ詳細は発表されていませんが、今後どちらも段階的に無料になる可能性もあります。
最後に
AI技術の進化がビジネス競争力を強化する鍵となります。
私自身も最新の情報を取り入れ、成長していきたいと考えています。皆様のご意見やフィードバックをお待ちしています。