これは Azure Advent Calendar 2014 - Qiita 5日目の記事です。
Azure も Github にリポジトリあります!
.NET Framework がオープンソースになって、約一ヶ月が過ぎようとしています。実は Microsoft Azure はだいぶ前から https://github.com/Azure にて SDK 等がオープンソースで公開されています!
ということで皆さんバシバシ Pull Request を送りましょう。
Pull Request を受け入れてもらうには、Contribution License Agreement (CLA) に署名をする必要があります
Pull Request をマージしてもらうために、一点だけ必ずしなければならないことがあります。それは Contribution License Agreement (CLA) への署名です。署名というと、紙をプリンタで出して、直筆で書いたものをスキャンして…とか面倒くさいと思うかもしれませんが、今回必要なものはGithubアカウントとメールアドレスぐらいで、紙やペンは必要ありません。簡単でしょ?
Contribution License Agreement (CLA) への署名はたったの3ステップ
ステップ1
署名するためには Open Source Contribution Guidelines - Microsoft Azure Open Source をまず熟読してください。読んだら、「Azure Contribution License Agreement (CLA)」をクリックしてください。
ステップ2
「Sigh in with Github」をクリックして Github アカウントでログインします。署名はこのときログインしたアカウントに紐付くので複数持っている人は間違わないように注意してください。
ステップ3
最後は必要事項に記入するだけです。Github アカウントは自動で記入されます。すべて英語で記入してください。訳は適当に私が記入したので、間違っているかもしれません。社畜が上司の許可を取るのはちょっと難しいかもしれませんね。個人事業主の場合は記入欄が消えますので簡単です。
あとは Pull Request しまくるべし
CLAに署名が済んでいると、azurecla という bot が勝手にタグ付けしてくれて、あとは Microsoft 社員なり誰かがちゃんとレビューしてくれます。この bot はかなりクールですね。こんな感じで 署名が済んでなければ、署名してねって教えてくれるし、署名すれば署名済みにしてくれます。
実はこの辺はちょっと前までは、すべて手動で個別でメールのやりとりをしてました。CLA の署名自体も Word ファイルを添付してメールで送ったりでチョー面倒くさかったんですが、世の中便利になったもんです。
さすが生産性向上を謳う会社ですねぇ。
Azure にコントリビュートすると何が嬉しいの?
さて、以上 CLA への署名方法を中心にご説明しましたが、実際当人には何かメリットあるわけ?と疑問に思う人もたくさんいると思います。
私が実際にコントリビュートして良かったなぁと思った例はこれです。
たった一行のコード if (text == "") { return; }
が、 swift らしくないって指摘してくれる人が自分の周りに何人いるでしょうか?
OSSへの貢献はOSSだけでなく、間違いなく自分の糧にもなります。英語が怖い?私の英語も見ての通り、大体1文が精々の中学生以下なもんです。一緒に英語も学んでいきましょう。