はじめに
この記事は一人VR技術者認定試験 Advent Calendar 2018の16日目の記事です。
バーチャルリアリティ学の4章「バーチャル世界の構成手法」の内容をまとめていきます。
書籍の方も是非ご購入いただいた上でご利用ください。
4 バーチャル世界の構成手法
4.1 総論
4.1.1 バーチャルリアリティのためのモデリング
- モデル
- 物のある性質、側面、一つの見方を表現したもの
- 力学モデルの例
- 質量や跳ね返り係数は含まれる
- 色、匂いの情報は捨てられる
- バーチャル世界
- 実世界と同等な体験を再現
- 知覚可能な情報のみをモデル化して提示すれば良い(可視光など)
- 目的・用途によってモデリングを絞ることも可能
4.1.2 レンダリング、シミュレーションとモデル
- レンダリング
- バーチャル情報をディスプレイで提示できる形に変換する処理
- シミュレーション
- 物理法則や科学法則などを用いてモデルを変化させること
4.1.3 処理量とデータ量とトレードオフ
- レンダリングにおいて、事前計算しておくとデータ量は増すが処理量が減る
- 事前の作り込みが必要
- リアルタイムに計算すると表現できることが減る
- シミュレーションでも同じことが言える(物理演算など)
引用元: バーチャルリアリティ学
まとめ
3Dモデルだけでない広義のモデルの概念を理解することが出来ました。
一人VR技術者認定試験 Advent Calendar 2018の17日目は【VR学まとめ】4.2.2 視覚レンダリングとモデルです。