はじめに
AWSなどのクラウド環境へのSSH接続では踏み台サーバーを経由するのが一般的です。
しかし、踏み台サーバーへログインし、再度SSHで内部のサーバーにアクセスするのはちょっとめんどくさいですよね。
そこで、クラウド内の目的のサーバーに一発でログインできる方法を紹介します。(Windows限定)
必要なのも
今回はSocksプロキシを利用した方法を紹介しますので、RLoginというソフトを利用します。
設定方法
踏み台（10.0.0.1）への接続設定
踏み台へ接続する設定をしてください。
次にプロトコルからポートフォワードを選択します。
豆ですが、ポートフォワードだけ行う にチェックを入れると便利です。
新規を選択しlocalhostの任意なポートを設定します。
ここでのポイントとしては Local Socks を選択することです。
必ず、Local Socks を選択してください。
以上で踏み台の設定は完了です。
踏み台（10.0.0.1）への接続
- 先ほど設定した踏み台転送を実行します。
汚くてすみません・・・
-
ポートフォワードだけ行う にチェックが入っていると以下のような画面が出てくると思います。
これで準備OKです。
Server A（10.0.1.1）への接続設定
新規で接続設定をします。
socket port をsshに設定してください。
パスワード、又は秘密鍵は、ServerA（10.0.1.1）へのログインで必要な情報を設定してください。
ダイアログ内の Proxy Serverの設定 を選択します。
Select Proxy Protocol を SOCKS5 にチェックします。
Proxy Server Adress には localhost、 Socket Port には踏み台設定で指定したportを設定します。
これで設定完了です。
ServerA（10.0.1.1）へログインしてみよう
先ほど設定したServerAを実行します。
いきなりServerAにログイン出来ましたよね？
踏み台転送を最初に実行しておけば、上記の方法で踏み台越えログインが簡単に実現できます。
さいごに
今回はRLoginを使った方法を紹介しましたが、RLoginは便利ですね。
タグも使えるのでウインドウが汚れずに重宝しています。
では、良いクラウドライフを！！