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Db2地理空間分析: 地理空間分析機能を有効にする

Last updated at Posted at 2022-09-24

Db2地理空間分析シリーズ

当記事は「2. 地理空間分析機能を有効にする」です。

  1. Db2の地理空間分析機能
  2. 地理空間分析機能を有効にする
  3. JGD2011座標系の設定
  4. SHAPEファイルのインポート
  5. 緯度・経度情報をインポート
  6. DBeaverでDb2の地理空間情報を表示してみる
  7. 空間処理変数を使ってみる

1. 地理空間分析機能を有効にする

参考: Spatial Analytics コンポーネントの使用可能化

Db2で地理空間分析機能を有効にする(=Spatial Analytics コンポーネントの使用可能化)には、以下のコマンドを使用するDbに対して発行します。

最近のDb2 Warehouse on Cloudは既に有効化されているので、SYSGEOスキーマが既にあれば、コマンド実行は不要です。SYSGEOスキーマがなければ実行してください。

CALL SYSPROC.SYSINSTALLOBJECTS('GEO', 'C', CAST (NULL AS VARCHAR(128)), CAST (NULL AS VARCHAR(128)))

Db2 CLIで対象のDbに接続後、あるいはDb2 Warehouse on CloudのWebコンソールの「SQLの実行」画面より実行してください。

尚、Db2 on Cloud(StandardプランとEnterpriseプランのみ)は正式サポートされていませんが、一部機能は使用できましたので、Db2 on Cloudで無理矢理使いたい場合も上記コマンドの実行をしてください。Db2 on Cloudでは SHAPEファイルのインポートができません。

このコマンドはDbに対して一度だけ実行すればOKです。

このコマンドは、以下のことを行うそうです:

  • SYSTOOLSPACE 表スペースと SYSGEO スキーマに Spatial Analytics メタデータ表をインストールする
  • すべての空間処理関数の EXECUTE 特権を PUBLIC に付与する
  • SYSGEOADM 役割を作成し、管理ストアード・プロシージャーを実行するために必要な特権を付与する

SYSGEOスキーマに関連テーブルができてますので、興味があれば確認してみてください。

以上です。

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