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RTXルータのファームウェアアップデート

Last updated at Posted at 2016-04-23

Windows PCからTFTPを使用して、RTX1100のファームウェアアップデートを行ったので、その手順メモを残します。

以下の環境で作業しました。(自前の環境に置き換えてください。)

作業PC:OS Windows10
Windows PCのIPアドレス:192.168.11.103/24
RTX1100ルータ(LAN1)のIPアドレス:192.168.11.50/24
ダウンロードしたファームウェア:rtx1100.bin
ダウンロードしたファームウェアの保存場所:デスクトップ

準備したもの

  • D-Sub9ピン RS232 のシリアルケーブル
    ※注 結線はクロスタイプのもの
  • USBシリアル変換ケーブル
  • ターミナルソフト

それぞれ以下のケーブル、ターミナルソフトを使いました。

  • ELECOM製 シリアルリバースケーブル
  • iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)1.0m ブラックスケルトン BSUSRC0610BS
  • TeraTerm

ファームウェアのダウンロード

以下YAMAHAサイトから、ルータに合った最新版をダウンロード。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/firmware/index.php

ルータへの接続とログイン(ルータ側での作業)

※USBシリアル変換ケーブルは事前にドライバソフトをインストールしてください。
※ルータはinitボタンで事前に初期化しています。(cold startコマンドを使用した初期化方法もあります。)

  1. PCとルータをシリアルケーブルで接続して、TeraTermを起動。
  2. TeraTermの[新しい接続]ウィンドウから[シリアル]を選択。
  3. [ポート]から[COM番号: USB Serial Port(COM番号)]を選択して、[OK]を押下。
  4. パスワードをを求められたら、Enterキーを押下。(初期化直後の場合)
  5. Administrator権限
    > administrator
  6. IPアドレスの設定
    # ip lan1 address 192.168.11.50/24
  7. tftpによるファームウェア受信許可の設定
    # tftp host 192.168.11.103
  8. 保存
    # save

ファームウェアのアップロード(Windows側での作業)

ここの手順はYAHAMAが提供してくれている資料が参考になります。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/how2tftp.pdf

  1. コマンドプロンプトを[管理者]で起動。
  2. ファームウェアをルータにアップロード。
C:\WINDOWS\system32> tftp -i 192.168.11.50 put c:\Users\sacchinログオンユーザ名\Desktop\rtx1100.bin exec

※「'tftp'は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません」と返されたら、以下を実施してみてください。(TFTPはデフォルトでは無効になっています。)

[コントロールパネル]→[プログラムと機能]→[Windowsの機能の有効化または無効化]を選択して、[Windowsの機能]から[TFTPクライアント]にチェックを付けて[OK]を押下。
※もしくは[Ctrl]+[R]を押下し、[OptionalFeatures]を入力して[OK]押下すると、[Windowsの機能]が表示されます。

3. バージョン確認

RTX1100 Rev.8.03.94

設定の削除(ルータ側での作業)

tftpによるファームウェア受信拒否の設定(設定削除)
# no tftp host

以上が、ファームウェアアップデート手順になります。

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