作ってしまえば単純だが、やっぱり苦労したので必要最低限の手順をメモ。
最低限のモジュール作成
最低限のモジュール とは、drupal8にモジュールとして認識させるレベル。特に目的の動作はない。
カスタムディレクトリの用意
まずは、モジュールのディレクトリを作成します。ディレクトリ名はスネークケース (単語の区切りを"_"で区切る) を用いる。
例えば First Module というモジュールを作成する場合には、 first_module と言うようなディレクトリを作成する。
first_module/
├
MODULE.info.ymlを作成
最低限ディレクトリと MODULE.info.yml が必要です。
MODULE の部分は、ディレクトリ名とあわせておけば良い。今回は、 first_module.info.yml とし、 first_module ディレクトリに格納する。
first_module/
├first_module.info.yml
first_module.info.ymlの中身
name: First Module #モジュールの名前
type: module #モジュールを作成する時はmoduleでよい。
description: 'My first custom module.' #モジュールの説明
core: 8.x #対象のDrupalのバージョン
package: My Custom Module #パッケージ名(任意?)
モジュールをインストールする
作成したモジュールは、Drupal本体に含まれる modules ディレクトリに設置する。ただし、提供されているモジュールと区別するため modules ディレクトリの下に custom ディレクトリを作成し、その中にモジュールを設置する。
DRUPAL/
├modules/
│├custom/
││├first_module/
│││├first_module.info.yml
上記のようにモジュールを設置すると、Drupalの管理画面より「機能拡張(/admin/modules)」に First Module が表示されるので、画面に従ってインストールを実施すれば良い。