S3 設定値一覧
一般的な設定
一般的な設定では、以下の設定があります
1.AWS リージョン
リージョン選定による考慮事項
・低レイテンシー対策でリージョンを選択するパターン
・BCP/DR対策で冗長性を確保するため、離れたリージョンを選択するパターン
・特定の法的要件や規制要件に応じて、リージョンを選択するパターン
・コストに応じてリージョンを選択するパターン
→今回作成するS3バケットはリージョン東京(ap-northeast-1)を選択
2.バケットタイプ
〇汎用
・アクセス頻度の高いデータ向けの汎用ストレージ
・低レイテンシーかつ高スループットのパフォーマンス
・ストレージクラスにS3 Express One Zoneは含まれない
・AWSアカウントに付き、バケットは100個まで作成が可能
・可用性(99.99%)
〇ディレクトリ - 新規
・ストレージクラスは、S3 Express One Zoneのみ使用できる
・S3 Express One Zoneは、最も低レイテンシーだが、低レイテンシーを実現する方法として単一のAZ内で実装することにより、低レイテンシーを実現するため、複数のデバイスでデータを保存しない。よって、冗長性は確保できない。
・AWSアカウントに最大10個のディレクトリバケットを作成できる
・可用性(99.95%)
→今回バケットタイプは汎用を選択する
3.バケット名
汎用バケットの場合
・バケット名は 3~63 文字以内の長さである必要があります
・バケット名は、小文字、数字、ドット (.)、およびハイフン (-) のみで構成できます。
・バケット名は、文字または数字で開始および終了する必要があります。
・バケット名には、連続する 2 つのピリオドを含めることはできません。
・バケット名は IP アドレスの形式 (192.168.5.4 など) にはできません。
・バケット名のプレフィックスは xn-- で始まってはいけません。
・バケット名を、プレフィックス sthree- や sthree-configurator で始めることはできません。
・バケット名のサフィックスは -s3alias で終わってはいけません。
・バケット名のサフィックスは --ol-s3 で終わってはいけません。
・バケット名は、グローバルで一部のリージョンで一意の必要がある。一部とは標準リージョン、中国リージョン、米国リージョンが該当する
・Amazon S3 Transfer Acceleration で使用されるバケットの名前にドット (.) を付けることはできません。
ディレクトリの場合
・選択した AWS リージョン とアベイラビリティーゾーン内では一意であること。
・サフィックスを含めて 3~63 文字以内の長さであること。
・小文字の英文字、数字、およびハイフン (-) で構成されています。
・文字や数字で始まり、文字や数字で終わります。
・すべてのバケット名には、azid--x-s3 のサフィックスを含める必要があります。
・指定したベース名にサフィックスが追加されます。このサフィックスには、選択したアベイラビリティーゾーンのアベイラビリティーゾーン ID が含まれます。
→命名規則を考慮した上で汎用バケットを作成する
4.既存のバケットから設定をコピー - オプション
・S3バケットに(1000万個を超える)多数のオブジェクトがある場合は、S3 Batch Operationsが役立つ
・AWSアカウント間でオブジェクトをコピーするには、バケットにクロスアカウントの権限と、AWS Identity and Access Managementの設定を確認する必要がある
・AWS CLI Version2を使用してバケットのコピーも可能 その際は、ロールにs3:GetObjectTagging、 s3:PutObjectTaggingの確認をする
・また、syncも可能
→既存バケットの設定のコピーは、この後実施する予定のため今回は使用しない
備考
ドキュメントみるだけで良かった気がしてならない