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【Informatica CDGC】 メタデータも制御したい!カタログのアクセス制御機能を解説

Last updated at Posted at 2025-12-16

皆さん、こんにちは!

本日は、Informaticaのデータ管理プラットフォーム「IDMC (Intelligent Data Management Cloud)」が提供する、**CDGC (Cloud Data Governance & Catalog)**ソリューションの機能をご紹介します!

1. Informaticaのカタログとは?

CDGCのカタログ機能は、社内のあらゆるシステムからメタデータ(データの情報)を集約し、一元管理する「データのインデックス」のようなものです。
これにより、利用者は「どんなシステムに、どんなデータがあるか」をすぐに把握できます。

2. なぜメタデータも制御が必要なのか?

しかし、ここで一つ疑問が生まれます。全てのユーザーに、全てのシステムのメタデータを開示してしまって本当に大丈夫でしょうか?

例えば...

  • 営業担当者は、機密性の高い財務システムのテーブル名を見る必要はない。
  • 一般社員は、人事(HR)システムの機密性の高いスキーマ情報を知らなくてよい。

このように、セキュリティやガバナンスの観点から、「誰に、どのシステムのメタデータを見せるか」を細かく制御する必要があるのです。

3. CDGCによる解決策(本日のテーマ)

Informatica CDGCのカタログ機能には、この課題を解決するための強力な「メタデータアクセス制御」機能が備わっています。

ユーザーやロール(役割)ごとに、参照できるメタデータのアセット(資産)を細かく設定することが可能です。

本記事では、このメタデータアクセス制御の仕組みと設定方法を詳しく解説していきます!

4.実装の部分

1. 事前準備

今回は、例として、SnowflakeのTableとViewがあり、あるユーザーがTableのみ見れますが、あるユーザーがViewのみ見れます。
そのため、まずテスト用のユーザーを2つ作ります。
image.png

その後、ユーザーグループに入れます。(ロールやユーザーグループごとで制御可能ですので、ロールで制御するならば、ユーザーに対応するロールを作ってください。)
image.png

2.権限制御の設定

メタデータ権限制御の考え方は、アセットにタグを付けて、そのタグに対して権限を設定します。そのタグはアセットグループのことです。

メタデータコマンドセンタでアセットグループを作成します。階層構造ができますので、大きいなグループの下に行くかの分類を分けることも可能です。今回はSnowflakeの大きなタグを作って、その中に「Snow_Table」と「Snow_View」がそれぞれSnwoflakeのTableとViewを表します。
image.png

カタログのサービスで、カタログソース一覧を開きます。
image.png

Snowflakeのスキーマを展開して、TableとView両方がありますが、それぞれのアセットに対して、アセットグループを設定します。
image.png

Customer Tableに「Snow_Table」を付けます。
image.png
Customer Viewに「Snow_View」を付けます。
image.png

これから権限設定に行きましょう!
メタデータコマンドセンターで、「Access Control」のメニューにアクセスポリシーを作成します。ユーザーグループに対して制御ポリシーを作成します。(先述のように、ロール毎の制御も可能。)
image.png
image.png

ポリシーの名前を入れて、ユーザーグループを選択します。
image.png

次、条件を設定します。アセットタイプは任意で、アセットグループは「Snow_Table」の場合、ReadとUpdate権限を付与します。そうなると、「US_Snowflake_Table」ユーザーグループのユーザーが、「Snow_Table」のアセットグループ所属するアセットのみに対して参照権限を持っています。
image.png

保存して、Publishします。
image.png

同様に、Snow_Viewのポリシーを作って、SnowflakeのViewのみを参照できる権限を設定します。
image.png

image.png

設定はここまで終わりました。非常に簡単でしょう!

3.結果確認

まず、Tableのみを参照できるユーザーでカタログにログインしてみます。
image.png

Snowflakeの配下に、Tableのアセットのみが表示されています。
image.png

次、Viewのみを参照できるユーザーでカタログにログインしてみます。
image.png

Snowflakeの配下に、Viewのアセットのみが表示されています。
image.png

これで、メタデータへのアクセス権を制御できて、データの以上、メタデータの安全性も守ることができます!

5. まとめ:アクセス制御がもたらす価値

今回の手順でご覧いただいた通り、Informatica CDGCでは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)上で、専門的な知識なしにきめ細かいメタデータアクセス制御を実現できます。

このアクセス制御機能により、

  • 機密性の高いメタデータを保護し、ガバナンスとセキュリティを確保できる。
  • 不必要な情報を見せないことで、ユーザーが必要なデータアセットに集中できる。
  • データの民主化を進めながらも、安全性を両立できる。

といった大きなメリットが生まれます。

ぜひ、皆さんの組織でもCDGCを活用し、安全で効率的なデータカタログ運用を実現してみてください!

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