Net-SNMP ビルドメモ

なぜかSHA2使えない ⇒ OpenSSのせいかも

Net-SNMP 5.8以降では使えるはずなのに、コードからビルドすると何故か使えない。
どうもOpenSSLヘッダも無いとダメらしい。OSにライブラリのみ入っている状態では不可。

OpenSSLのコードを落としてきて、configure --with-openssl=PATHを指定する。
configure結果のAuthentication supportにSHA2アルゴリズムが入っていれば成功。

$ ./configure --with-openssl=/usr/local/openssl
<中略>
  Authentication support:     MD5 SHA1 SHA224 SHA256 SHA384 SHA512
  Encryption support:         DES AES AES128 AES192 AES192C AES256 AES256C
  Local DNSSEC validation:    disabled

MIBを取得したいだけ ⇒ agentをビルドしない

MIBを取得したいだけの場合は、ビルドに時間かかるのでagentのビルドを止める。

$ ./configure --disable-agent

共有ライブラリを作らない

configureオプション --disable-shared で共有ライブラリ(libnetsnmp.so等)をコンパイルしない。
snmpgetやsnmpwalkも静的ライブラリとして

メリットとしては、実行時に共有ライブラリへのパス(LD_LIBRARY_PATH)を通さなくて良い。
あまりない機会が無いかもしれないが・・・。
システムとは違うバージョンのNet-SNMPを使いので自前でビルドしたが、パスが通っている所に共有ライブラリをインストールできない、とか・・・。

$ ./configure --disable-shared