はじめに
M2 MacBook Pro に開発環境を構築したので個人的メモとしてまとめました。
環境
MacBook Pro M2 2022
macOS Ventura 13.1
初期設定
-
Wi-Fi の設定
-
Dock サイズの調整
-
バッテリー割合の表示
- [システム設定] > [コントロールセンター] > [バッテリー] と遷移し、[割合(%)を表示] を
ON
にします。
- [システム設定] > [コントロールセンター] > [バッテリー] と遷移し、[割合(%)を表示] を
-
Apple Music アプリの自動起動を停止する
% launchctl unload -w /System/Library/LaunchAgents/com.apple.rcd.plist
環境構築
Homebrew
公式ページ
- インストール
a. 下記のコマンドを実行します。
% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
b. 記載の通り環境変数を設定します。
% echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/<ユーザー名>/.zprofile
% eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
c. バージョンを確認します。
% brew -v
Homebrew 3.6.17
Homebrew/homebrew-core (git revision b7861bb27c5; last commit 2023-01-04)
% which brew
/opt/homebrew/bin/brew
Git
a. デフォルトでインストールされているバージョンを確認します。
% git --version
git version 2.37.1 (Apple Git-137.1)
- SSH を使用した GitHub への接続
b. SSH キーを .ssh 配下に配置します。
% cp id_rsa .ssh/
% chmod 600 .ssh/id_rsa
c. SSH キーを ssh-agent に追加します。
% ssh-add -K ~/.ssh/id_rsa
d. 登録されている SSH キーを確認します。
% ssh-add -l
e. .ssh/config
に Host の設定を追加します。
Host github.com
HostName github.com
User git
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
VSCode
公式ページ
- ダウンロードとインストール
a. ダウンロードサイト にアクセスし、Apple silicon 版をダウンロードします。
b. アプリケーションフォルダに Visual Studio Code.app をドラッグ&ドロップします。
Extensions
-
- Web ページをプレビューするプラグイン
-
-
UML 図を記述できるプラグイン
- 以下のコマンドで Graphviz をインストールします。
% brew install graphviz
-
-
- フォルダやファイルの種類をアイコンで表示するプラグイン
Settings
-
Insert Final Newline: true
- ファイルの末尾に改行を追加する
-
Trim Final Newlines: true
- ファイルの末尾の改行は1つだけにする
-
Trim Trailing Whitespace: true
- 行末の余分なスペースを削除する
-
Word Wrap: on
- テキストをエディターの幅で折り返して表示する
Android Studio
公式ページ
- ダウンロードとインストール
a. ダウンロードサイト にアクセスし、Apple silicon 版をダウンロードします。
b. アプリケーションフォルダに Android Studio.app をドラッグ&ドロップします。
- セットアップウィザード
c. アプリを起動し、セットアップウィザードを完了します。
- Android Debug Bridge(adb)の設定
d. 環境変数を設定します。
% echo 'export ANDROID_HOME=$HOME/Library/Android/sdk' >> .zprofile
% echo 'export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/tools:$ANDROID_HOME/tools/bin:$ANDROID_HOME/platform-tools' >> .zprofile
% source .zprofile
e. バージョンを確認します。
% adb version
Android Debug Bridge version 1.0.41
Version 33.0.3-8952118
Installed as /Users/<ユーザー名>/Library/Android/sdk/platform-tools/adb
Docker Desktop
公式ページ
- Rosetta 2 のインストール
a. 以下のコマンドで、Rosetta 2 をインストールします。
% softwareupdate --install-rosetta
- ダウンロードとインストール
b. ダウンロードサイト にアクセスし、Apple silicon 版をダウンロードします。
c. アプリケーションフォルダに Docker.app をドラッグ&ドロップします。
d. アプリを起動します。
Python
a. デフォルトでインストールされているバージョンを確認します。
% python3 -V
Python 3.9.6
% which python3
/usr/bin/python3
- 仮想環境の構築
b. 仮想環境を作成します。
# 任意のディレクトリを作成し移動
% cd python-study
# 仮想環境の作成
% python3 -m venv ./venv
c. 作成した仮想環境を起動します。
% source ./venv/bin/activate
d. 仮想環境にパッケージをインストールします。
% pip3 install -r requirements.txt
e. 仮想環境を修了するには以下を実行します。
% deactivate
Ruby on Rails
a. デフォルトでインストールされているバージョンを確認します。
% ruby -v
ruby 2.6.10p210 (2022-04-12 revision 67958) [universal.arm64e-darwin22]
% which ruby
/usr/bin/ruby
- rbenv のインストール
b. ruby-build と rbenv をインストールします。
% brew install ruby-build rbenv
c. 環境変数を設定します。
% echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> .zshrc
% echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> .zshrc
% source .zshrc
d. バージョンを確認します。
% rbenv -v
rbenv 1.2.0
- Ruby のインストール
e. インストールできる Ruby のバージョンを確認します。
% rbenv install -l
f. ruby をインストールします。
% rbenv install 3.0.5
# 切り替え
% rbenv global 3.0.5
g. バージョンを確認します。
# バージョン一覧を確認
% rbenv versions
system
* 3.0.5 (set by /Users/<ユーザー名>/.rbenv/version)
# rbenv を更新
% rbenv rehash
# バージョンを確認
% ruby -v
ruby 3.0.5p211 (2022-11-24 revision ba5cf0f7c5) [arm64-darwin22]
% which ruby
/Users/<ユーザー名>/.rbenv/shims/ruby
h. gem コマンドの確認をします。
% gem -v
3.2.33
% which gem
/Users/<ユーザー名>/.rbenv/shims/gem
- rails のインストール
i. rails をインストールします。
% gem install rails
j. バージョンを確認します。
# rbenv を更新
% rbenv rehash
# バージョンを確認
% rails -v
Rails 7.0.4
% which rails
/Users/<ユーザー名>/.rbenv/shims/rails
% bundle -v
Bundler version 2.2.33
% which bundle
/Users/<ユーザー名>/.rbenv/shims/bundle
- 動作確認
k. rails でプロジェクトを作成します。
# 任意のディレクトリを作成し移動
% cd ruby-study
# rails プロジェクトの作成
% rails new helloworld
l. VSCode で上記プロジェクトを開いて実行します。
# ARM アーキテクチャの確認
% uname -m
arm64
# ローカルサーバーを起動
% rails server
m. ブラウザで http://127.0.0.1:3000 にアクセスし、Rails アプリが表示されることを確認します。
Java
- ダウンロードとインストール
a. Azul にアクセスし、Apple silicon 版(Java8)をダウンロード、インストールします。
b. バージョンを確認します。
% java -version
openjdk version "1.8.0_352"
OpenJDK Runtime Environment (Zulu 8.66.0.15-CA-macos-aarch64) (build 1.8.0_352-b08)
OpenJDK 64-Bit Server VM (Zulu 8.66.0.15-CA-macos-aarch64) (build 25.352-b08, mixed mode)
Circle CI
- ローカル CLI のインストール
a. 以下のコマンドで CLI をインストールします。
% brew install --ignore-dependencies circleci
AWS
- AWS CLI のダウンロードとインストール
a. インストーラー をダウンロードします。
b. ダウンロードしたファイルを実行し、インストール手順に従ってインストールします。
c. バージョンを確認します。
% aws --version
aws-cli/2.9.17 Python/3.9.11 Darwin/22.2.0 exe/x86_64 prompt/off
% which aws
/usr/local/bin/aws
- EB CLI のインストール
d. 以下のコマンドで EB CLI をインストールします。
% brew install awsebcli
e. バージョンを確認します。
% eb --version
EB CLI 3.20.3 (Python 3.11.)
Node.js
公式ページ
- Node.js のインストール
a. インストーラー をダウンロードします。
b. ダウンロードしたファイルを実行し、インストール手順に従ってインストールします。
c. バージョンを確認します。
% node --version
v18.14.0
% which node
/usr/local/bin/node
% npm --version
9.3.1
% which npm
/usr/local/bin/npm
その他のアプリケーション
-
Google Chrome
-
Slack
-
Zoom Desktop Client