本記事は下記の翻訳となります。
『Announcing Arweave Wallet Kit』(by Community Labs)
Community Labs が Arweave Wallet Kit を発表し、開発者に次世代の統合を提供します! Arweave Wallet Kit は、Arweave ウォレットとパーマウェブアプリケーションとのインタラクションを強化するために設計された開発者向けツールです。Arweave Wallet Kit は、Arweave での開発者向けワンストップライブラリである ArweaveKit の最新の追加ツールです。
従来、Web3 dApp は独自のウォレットを作成するのではなく、主要なウォレットを統合する決定を下してきました。多くのブロックチェーンエコシステムには複数のウォレットが存在するため、dApp は各ウォレットに対応する責任があります。
これまでの数年間で、統合を容易かつスケーラブルにするためのツールの改善が行われてきました。特に、Ethereum および EVM エコシステムでは、WalletConnect や RainbowKit のようなソリューションが、複数のウォレットを 1 つのソリューションに統合することで大きな成功を収めました。
Arweave Wallet Kit は、Arweave エコシステムにおいてまさにその役割を果たします。
これにより、開発者は 1 つのソリューションを統合することで複数の Arweave ウォレットをサポートでき、Arweave Wallet Kit が統合の細かい部分を処理します。
統一された API と React フックおよびコンポーネントの包括的なライブラリを提供することにより、Arweave Wallet Kit は既存の Arweave エコシステムにシームレスに統合され、開発プロセスを簡素化し、開発者が魅力的なパーマウェブアプリケーションを簡単に作成できるようにします。現在、Arweave Wallet Kit は、最も人気のある 2 つの Arweave ウォレットArConnect、Othent、および Arweave.app をサポートしています。
Arweave Wallet Kit はオープンソースプロジェクトであり、Arweave コミュニティ内でのコラボレーションを促進することを目的としています。新しいウォレットがエコシステムに加わる際には、それらの新しいウォレットもウォレット開発者によって直接ツールキットに追加されることになります。
今日から Arweave Wallet Kit を使い始めよう!
Community Labs は、すべての Arweave dApp 開発者に Arweave Wallet Kit が提供する可能性を探るよう呼びかけています。経験豊富な開発者であれ、Web3 の旅を始めたばかりの方であれ、ArweaveKit.comにアクセスし、「Get Started」ボタンをクリックして、Arweave Wallet Kit にアクセスしてください。ウェブサイトでは、Arweave Wallet Kit をプロジェクトにシームレスに統合するための包括的なドキュメント、チュートリアル、リソースが提供されています。
最新情報、チュートリアル、そして新機能については、Community Labs のTwitterをフォローしてください。サポートが必要な場合は、Community Labs のDiscord サーバーにご連絡ください。Arweave Wallet Kit を使って作成した素晴らしいパーマウェブアプリケーションを拝見するのを楽しみにしています!
【Arweave Japan とは】
Arweave Japan は Arweave / AO の日本語ビルダーエコシステム構築を目的とした分散型組織です。
【Arweave / AO とは?】
Arweave は無制限にスケール可能な分散型ストレージであり、AO は Arweave 上に構築された無制限にスケール可能な分散型スーパーコンピュータです。Arweave と AO を使って既存のブロックチェーンでは実現不可能であった実用的なプロダクトが開発できます。
イーサリアム L1 のリステーキングによってセキュリティが担保され、TVL はローンチ数ヶ月で 1000 億円近くまで上がり、今後数兆円規模の市場が期待されます。完全フェアローンチされた AO のトークン設計によって、この流動性は AO 上のプロジェクトが活用することができ、ビットコインと同じ半減スケジュールでミントされる AO トークンは開発者やプロジェクトが受け取れる仕組みとなっています。
Web2 を置き換えるレベルで実用的なプロジェクトが構築できる唯一無二の分散型プロトコル AO で開発することはグローバルの第一線で活躍する非常に大きなチャンスとなっています。
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