本記事は下記の翻訳となります。
『Introducing the Execution Machine』（by Community Labs）
実行マシンのご紹介 🚀
ここ数ヶ月、Community Labs と実行マシン（"EXM"）は、Arweave ブロックチェーン上で初めての「ラムダ」を作成するために協力してきました。2022 年 8 月、私たちは EXM のプライベートベータ版を開始し、開発者が私たちのチームと協力してユースケースを試すことができるサンドボックス環境を提供しました。今日は、パブリックベータへのアクセスを拡大し、広範な開発者コミュニティに向けて発表できることを嬉しく思います。
ラムダ関数、ブロックチェーン版
過去 1 年間、私たちは Arweave エコシステムの急成長を目の当たりにし、その中で私たちが使用するツールを形作る手助けができたことを誇りに思います。3EMの開発を通じて、開発者が直面している解決されていないニーズを特定し、それに対する洗練された魅力的な解決策を提供することができました。それが EXM です。EXM は、無限のスケーラビリティと暗号フリクションのない状態で、ブロックチェーンベースのラムダアプリケーションを構築、テスト、デプロイするための開発者プラットフォームです。
EXM では、分散型技術が私たちの日常生活において重要な役割を果たすと強く信じていますが、ユーザー体験（UX）がまず Web3 の最大の強みとなるべきだと認識しています。Web2 はすでに UX に対する期待やユーザーパターンを確立しており、私たちのメインストリーム採用のための理論は、Web2 と Web3 の境界を曖昧にすることです。EXM は、この技術を活用するためにスマートコントラクトや取引、ブロックを理解する必要を完全に排除します。ユーザーは暗号ウォレットすら必要ありません。
開発者が開発者のために作った EXM では、アプリケーションは無限にスケールし、独立したリソースセットで動作します。また、EXM アプリは信頼レスであり、誰でもその関数を最新の状態で評価でき、EXM 自体に依存する必要がありません。
BUIDL の時が来ました。
Arweave の皆さん、私たちはあなたたちの創造性を聞き、見てきました。今日は、Execution Machine で新しいタイプのパーマウェブアプリを構築するために正式に招待します（無料です！）。EXM では、どんな種類のアプリケーションでも構築可能です。これまで私たちは以下のコンセプトを探求してきました：
永続的 NoSQL データベース：
EXM はその状態の中にデータを保存できます。このデータはインタラクションを通じて永続化されるため、EXM を「状態を持つラムダ」と呼んでいます。この概念を使用することで、フロントエンドで利用できる API セットを持つ、高度にパーソナライズされ、パフォーマンスの高い検索可能でインデックス可能なデータベースを構築できます。
登録簿：
EXM は、パーマウェブ内でのデータ識別を高速化するための分散型登録簿を構築するために使用できます。いくつかの Arweave ネイティブスタートアップがこれを実現しており、AFTRが EXM を使用してさまざまなタイプのイベントを追跡しています。
EXM はまた、分散型データ処理、ゲーム、永続的なデータプロトコルに最適であることがわかっています。これらのコンセプトは、私たちがこれまで探求してきたもののほんの一部に過ぎません。私たちは、EXM を活用するコミュニティの皆さんが今後何を生み出すのか、とても楽しみにしており、あなたたちの努力を支えるために最良のインフラ、ツール、ドキュメントを提供できることを嬉しく思います。
こんにちは、世界。
開発者の皆さん、EXM であなたと一緒に構築を始めることに興奮しています。こちらからアカウントを作成して、今日から無料で構築を始めてください。
私たちのチームは、ドキュメントを提供して、開始の手助けをしています。もし不整合が見つかったり、フィードバックがあれば、GitHubでお知らせください。質問があれば、Discordでサポートしていますので、ぜひご参加ください。
EXM を世界に紹介しましょう。@exmbuildやGitHubでフォローして、新しい開発情報をチェックしてください。それでは、Execution Machine でお会いしましょう！
【Arweave Japan とは】
Arweave Japan は Arweave / AO の日本語ビルダーエコシステム構築を目的とした分散型組織です。
【Arweave / AO とは？】
Arweave は無制限にスケール可能な分散型ストレージであり、AO は Arweave 上に構築された無制限にスケール可能な分散型スーパーコンピュータです。Arweave と AO を使って既存のブロックチェーンでは実現不可能であった実用的なプロダクトが開発できます。
イーサリアム L1 のリステーキングによってセキュリティが担保され、TVL はローンチ数ヶ月で 1000 億円近くまで上がり、今後数兆円規模の市場が期待されます。完全フェアローンチされた AO のトークン設計によって、この流動性は AO 上のプロジェクトが活用することができ、ビットコインと同じ半減スケジュールでミントされる AO トークンは開発者やプロジェクトが受け取れる仕組みとなっています。
Web2 を置き換えるレベルで実用的なプロジェクトが構築できる唯一無二の分散型プロトコル AO で開発することはグローバルの第一線で活躍する非常に大きなチャンスとなっています。
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