第8章:巨大な式を分割する
概要
巨大な式(冗長な条件文等)を分割して見やすくすることの有用性について説明してくれています。
まとめ
巨大な式を分割するために一番簡単な方法は、「説明変数」を導入することであり、そうすることで「巨大な式を分割できる」「簡潔な名前で式を説明することで、コードを文章化できる」「コードの主要な「概念」を読み手が認識しやすくなる」の3つの利点がある。
学んだ点
・コードの式が大きくなれば、それだけ理解する時間を要することになる。そこで、巨大な式は飲み込みやすい大きさに分割するべきである。
・式を分割するには、式を代入した変数を使えば効果的である。ちなみにそのような式のことを「説明変数」と呼ぶ。
・大きなコードの塊を小さな名前に置き換えて、管理や把握を簡単にする変数のことを「要約変数」と呼ぶ。
・ドモルガンの法則を用いることでわかりやすいコードにすることができる。(あまり深く意味がわかっていないです。)
・「頭がいい」コードに気をつける。後で他の人がコードを読むときにわかりにくくなる。
・同じ値等を条件分岐で使う場合は、先に変数で宣言して用意しておいて、条件分岐の文をできる限り短縮する。条件分岐文を見やすくする。また、そうすることでDRY原則の考えに沿うこともできる。
感想と振り返り
条件文を書く機会は往々にしてありますが、説明変数を追加するという考えには今まで全く至らなかったです。そもそも、説明変数の意味すらあまり理解していませんでした...
しかし、実装中に条件文に関わる時は常に「冗長になっていないか?」や「理解しやすいか?」ということを少しでわありますが考えられていたので、今後も「一読して理解できるコード」を目指したいと思います!