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Power BI Serviceで改ページレポートを作成する

Last updated at Posted at 2023-11-16

この記事の目的

2023年の7月に追加された新機能のPower BI Serviceで改ページレポートを作成する機能を試します

手順

データ準備

Power BI Serviceにアクセスします

改ページレポートを作成するためにはセマンティックモデルが必要です

つい最近ですがPower BIで名称変更があり
データセットがセマンティックモデルと変更されました

今回はセマンティックモデルのもとになるデータとして
以下のようなデータファイル(xlsx)を用意しました

image.png

新規でワークスペースを用意します

kaipage.png

ワークスペースの作成が終わったら作成したワークスペースを表示します

画面左上の「+新規」をクリックしてセマンティックモデルをクリックします

kaipage2.png

今回はデータファイルがxlsx形式なのでExcelをクリックします

kaipage3.png

ローカルにある対象ファイルを選択すると
以下のような画面に切り替わります

image.png

ワークスペースに戻ります
以下のようにファイルとセマンティックモデルが表示されていれば作成完了です

image.png

セマンティックモデルの三点メニューをクリックして
ページ分割されたレポートの作成をクリックする

kaipage4.png

以下のような画面が表示されます

image.png

レポート作成

レポートタイトルを挿入します

挿入タブからテキストボックスを選択します

kaipage5.png

以下のような画面になります

テキストボックスに合わせてヘッダー部分がレポートに作成されます

image.png

ヘッダーは緑の線を移動させることでその範囲を広げることができます

テキストボックスにレポートのタイトルを挿入します
文字の色やサイズも変更可能です

image.png

画面右のデータからレポートに必要なものを選択します

image.png

ビルドを表示すると
レポートに配置したデータが配置されています

各数値データの下向き三角をクリックすることで
データの集計等をレポートに表示させることが可能です

image.png

最終行に選択したデータが表示されます
編集モードではうまく表示されませんがレポートを発行することで正常に
表示されることを確認できます

image.png

ファイルタブの保存ボタンをクリックしてレポートを保存します

kaipage6.png

レポートの名前を入力して保存をクリックします

kaipage7.png

ワークスペースにレポートが新たに作成されていることが確認できます

image.png

レポートは以下のように
データ数に応じて自動でページングを行うようになっています

image.png

image.png

image.png

まとめ

Power BI Serviceの新機能である
改ページレポートの作成について試してみました

Power BI Serviceのみで完結する機能であり
簡単な手順でシンプルなレポートを作成可能ですので
レポート作成までの速度が重視される場面や
グラフではなく数値データを共有したい場合には重宝する機能と感じました

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