7
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Prometheusのすすめ - Grafana で AlertをTeamsに通知するのは簡単です -

Posted at

Prometheusでコンテナの情報や、AWSやGCPでのService Discoveryをやって、
上手い感じに監視対象を入れたり、Grafanaで欲しい情報を載せたりしてみたけど、肝心のアラート通知をしてなかったです。

Grafanaでアラートの設定をしてみる

導入当初はAlertManagerでアラート通知すると思ってたけど、Grafana入れたらAlertManager要らないんだね。
Graphの中で設定すれば良いらしい。

メモリ使用率のアラート

こういうグラフでAlertタブの中で設定してみる。
image.png

1.[Create Alert]クリック

2.グラフの右に出てくるハートの部分をドラッグアンドドロップで閾値設定。(簡単!)
  ※これをすると勝手にConditions(下の条件式的な個所)の設定が反映されます。

3.その他の設定をする。
Alert Config

  • Name : 任意
  • Evaluate every : 60s 閾値の監視間隔
  • [If no data or all values are null] ※値がない場合の挙動
  • [If execution error or timeout]※値が取れなかった場合の挙動

TestRule実行! しかし。。

image.png

[Template variables are not supported in alert queries]
テンプレート変数がアラートクエリでサポートされていません。だそうです。

んー。テンプレート変数というと、このグラフ(というかダッシュボード)はサーバ毎に表示するようにテンプレート変数を使ってるけど、それだとダメって事か。

別のダッシュボードで試す。

ALLSERVER.PNG
importしないでアラート用としてダッシュボードを作ってみました。


メモリ用グラフ(node_exporterで取得できるサーバのメモリ使用率が全部載ってる)
mem.PNG

で、さっきと同じ感じで閾値30で試す。
test.PNG

OK!
matchってなってるのが閾値を超えたやつで、logsの中でEval: falseは閾値超えてないって感じかな。


今だとアラート通知はメールになってるから、次はTeamsに通知だ!

Teams側設定

Teams側の設定は以下を参考にしました。
Microsoft Teams に PowerShell で投稿してみる
※チャンネルにIncoming Webhookを追加する所まででURLをコピーしておく。

Grafana Notification

左メニューにある[Alerting]の[Notification Channels]から[New Channels]をクリック

TypeをMicorosft TeamsにしてUrlにさっきコピーした物を張り付けるだけ。

(簡単!)

通知テスト

Notification Channelの設定画面で[Send Test]があるのでクリック。

image.png

(簡単!)




Prometheus 過去記事

Prometheusのすすめ - Grafanaで監視対象のユーザ一覧が欲しい -
Prometheusのすすめ - 初期導入 -
Prometheusのすすめ - Service Discovery -
Prometheusのすすめ - exporter導入 node-exporter(apt-get) -
Prometheusのすすめ - exporter導入 node-exporter(バイナリ) -
Prometheusのすすめ - Service Discovery - EndPointが「http://:9100/metrics」になって、自分自身になってしまう件

7
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?