目的
Windows11のインストール用USBを英語版で作成し、気づかずにセットアップを完了してしまった。
日本語化しようとしたが、設定から言語設定を日本語に設定してもうまく行かなかった際に行った手法をメモする。
結論
下記コマンドをWindows PowerShellで実行したとき日本語のLanguage PacksがLpCab
のみになっている場合はこの方法で改善する可能性が高い。
Get-InstalledLanguage
下記コマンドを管理者権限で立ち上げたWindows PowerShellで実行する。
Install-Language ja-jp
現象
直してしまったので合成画像となるが下記のような状況になる。
(左側が英語右側が日本語・・・)
GUI部分を含めた日本語化方法
-
タスクバー
のWindowsボタン
を右クリック -
左のメニューから
Time & Language
を選択する -
Windwos display language
を日本語
に変更する(なっている場合は問題なし)
※必要に応じて言語パック日本語の右の・・・からLanguage options
を選択し、Change layout
からキーボード設定を変更する -
Country or region
をJapan
に変更する -
再起動を行う
-
ログインする
-
下記コマンドを管理者権限で立ち上げたWindows PowerShellで実行する。
Get-InstalledLanguage
この結果はおそらく下記のようになっているはず。
(ja-JP
のLanguage Packs
がLpCab
のみになっている)Language Language Packs Language Features -------- -------------- ----------------- en-US LpCab, LXP BasicTyping, Handwriting, Speech, TextToSpeech, OCR ja-JP LpCab None und-Jpan None Fonts
下記を実行することで
ja-JP
のLXP
をインストールする。Install-Language ja-jp
下記はいらないかも?
# 言語リストを日本語だけにする Set-WinUserLanguageList -LanguageList ja -Force # ロケーションを日本にする Set-WinHomeLocation -GeoId 122 # システムロケーションを日本にする Set-WinSystemLocale -SystemLocale ja-JP Set-TimeZone -Id "Tokyo Standard Time" Set-WinUILanguageOverride -Language ja-JP Set-Culture ja-JP Set-WinCultureFromLanguageListOptOut -OptOut $False reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters" /v "LayerDriver JPN" /t "REG_SZ" /d "kbd106.dll" /f reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters" /v "OverrideKeyboardIdentifier" /t "REG_SZ" /d "PCAT_106KEY" /f reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters" /v "OverrideKeyboardSubtype" /t "REG_DWORD" /d "2" /f reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters" /v "OverrideKeyboardType" /t "REG_DWORD" /d "7" /f # 再起動 Restart-Computer
-
再起動を行う
終わりに
これだけのためにめちゃくちゃハマった......