はじめに
自作した電子回路基板やマイコンはケースに収めるまでが電子工作です!
既成のケースを加工するのが手っ取り早いのでケースに使えそうないろいろなものを探しました。→「電子工作で使えるお手軽ケース」
が、さらに、ケースを何かに固定しようとすると、これまたひと工夫が必要です。特に曲面に固定するのはなかなか難しいです。
樹脂粘土
ダイソーの樹脂粘土でミニチュアを作ったとき、硬化した後の硬さ、軽さ、削りやすさが電子工作に使えるのではないかと思いました。
樹脂粘土は空気に触れると硬化していくので、開封しなくても1ヶ月もすると可塑性がなくなってきます。ダイソーの樹脂粘土は使い切りにちょうどいい感じです。
硬化時間は、形や大きさ、室温、湿度によってかなり変わります。梅雨時の室内では、1週間くらいで削り出ししやすいくらいに、型崩れしない程度に硬化するには更に1週間くらいかかりました。急いで乾燥させようとすると収縮が大きくなります。
使ってみた感じ
粘土細工は得意じゃないのであまり説明できませんが、使ってみた感じをまとめます。
エアコンの排水ダクトホースにPDデコイトリガーモジュールを固定するために樹脂粘土を使ってみました。
-
モジュールを入れるところ
モジュールと同じ大きさに切ったスチールボードを包むようにして形を作りました。フタの部分は平らに板状に伸ばして硬化してからカッターで整形しました。
-
エアコン排水ダクトホースへの固定
ホースに樹脂粘土を巻き付けるようにして大まかな形に整形します。
- ホースの溝に樹脂粘土が入り込むようにする
- 完全に硬化する前に切れ込みを入れて分離できるようにする
- 空気に触れないと硬化が遅いが硬化すると収縮するので、ホースに付けたり外したりして硬化させる
最後に
完全に硬化する前にクラフトナイフやカッターで切り出すと表面がキレイに仕上がります。加工にちょうどいい硬化具合は加工の仕方によって違うので実際に使ってみてコツを掴んでみてください。
軟質なもの、表面が非平面なものに固定したい場合、そんなに硬度が必要のない不定形な固定具を作る場合に、加工のしやすさという点で樹脂粘土はありかなと思います。