PostgreSQL内でユーザ名やパスワードの生成、変更の仕方をまとめたいと思います。
#postgres ユーザーにログイン
まず、postgres ユーザーにログインします。
コマンドにpsql -U postgres
と入力するとpostgres のパスワードを求められますのでパスワードを入れましょう。
>psql -U postgres
ユーザ postgres のパスワード:
psql (12.1)
"help"でヘルプを表示します。
postgres=#
#ユーザーを生成、ログインする
ユーザーを生成する際にはCREATE ROLE
を用います。今回はユーザー:user01,パスワード:pass01と設定してみます。コードはCREATE ROLE {ユーザー名} WITH PASSWORD '{パスワード}';
となります。#内では最後に;
をつけるのを忘れないようにします。
postgres=# CREATE ROLE user01 WITH PASSWORD 'pass01';
CREATE ROLE
postgres=#
*CREATE ROLE
だけではログイン権限を持ちません。
#ログイン権限
そして生成したユーザーはデーターベースに接続できるようにログイン権限を持たせます。ALTER ROLE
を用います。コードはALTER ROLE {ユーザー名} LOGIN;
となります。
postgres=# ALTER ROLE user01 LOGIN;
ALTER ROLE
postgres=#
#ユーザー一覧を表示する
ユーザー一覧を表示するには/du
を入力します。そうすると一覧を表示することができます。
postgres-# /du
ロール一覧
ロール名 | 属性 | 所属グループ
----------+--------------------------------------------------------------------------+--------------
postgres | スーパユーザ, ロール作成可, DB作成可, レプリケーション可, RLS のバイパス | {}
user01 | | {}
#パスワードの変更
パスワードの変更もALTER ROLE
を用います。コードは`ALTER ROLE {ユーザー名} WITH PASSWORD '{新しいパスワード}';となります。今回は先ほど作ったユーザ名:user01のパスワードをword01に変えてみます。
postgres=# ALTER ROLE user01 WITH PASSWORD 'word01';
ALTER ROLE
postgres=#
これで変更することができました。
初期ユーザーであるpostgresに対しても、同様に ALTER ROLE
を用いてパスワードを変更することができます。
#まとめ
PostgreSQLにおけるユーザの生成、またパスワード変更の行い方についてまとめました。参考になればいいなと思います。