【Flutter】WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized()ってなんだっけ

WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized()とは

結論：
WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized(); は、
Flutterエンジンを確実に初期化するためのコマンド。

以下のような 非同期処理を main() 関数で使う前に必要：

• Firebase.initializeApp()（Firebaseの初期化）
• SharedPreferences.getInstance()（ローカルデータ取得）
• rootBundle.load()（アセット読み込み）

これらは、Flutterのバインディング（描画やサービスアクセスの準備）が
まだ終わっていない状態では使えず、エラーになることがある。

使用例（Firebase + Riverpod構成）

void main() async {
  WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized(); // Flutterの初期化

  await Firebase.initializeApp(
    options: DefaultFirebaseOptions.currentPlatform,
  );

  runApp(const ProviderScope(child: MyApp())); // Riverpodのルートスコープ
}

まとめ

• main() が async かつ await を使うときは必ず書く
• 書かないと、初期化されていない状態でエラーになることがある