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JetBrainsが提唱する「エージェント開発環境(ADE)」:JetBrains Air パブリックプレビュー開始

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Last updated at Posted at 2026-03-13

はじめに

こんにちは、JetBrains公式代理店NATTOSYSTEMのねばねば(Nevernever)です。

2026年3月、JetBrainsが提唱する「エージェント開発環境(ADE)」:JetBrains Air パブリックプレビューを公開しました。

AIエージェントとの協働を前提とした「ADE(Agentic Development Environment:エージェント開発環境)」という新しいツールの特徴を、公式発表の内容に基づき解説します。

1. 「エージェントがコードを書く」の課題

動画およびブログの中で強調されているのは、「AIエージェントがコードを書けるかどうか」という議論はすでに過去のものであるという点です。

現在のエンジニアが直面している課題は、AIチャットとのやり取りそのものではなく:

  • いかにしてエージェントに「正しいタスク」と「適切なコンテキスト」を渡すか
  • 生成されたコードがプロジェクト全体と整合し、正しく動作することをどう担保するか
  • いかにして複数のタスクを効率的にデリバリーするか

これらに対するJetBrainsの回答がJetBrains「Air」です。

2.JetBrains Air が定義する開発の「コア・ループ」

Airでの開発ワークフローは、以下の4つのステップで構成されます。

  1. Define(定義): 実際のコードベース(特定のクラス、メソッド、コミットなど)を直接参照し、エージェントに精密なコンテキストを与えてタスクを定義。
  2. Run(実行): メインの作業環境に影響を与えないよう、DockerコンテナやGit Worktreeを用いて「隔離(Isolation)」された環境でエージェントを走らせる。
  3. Review(レビュー): 単なるコードの差分(Diff)の確認に留まらず、プロジェクト全体への影響を内蔵ツールで検証。
  4. Merge(マージ): 動作を確認した上で、自信を持ってメインのコードベースへ統合。

3. 主要な機能と設計思想 ー Get some fresh Air

マルチエージェントの並列実行とオーケストレーション

Airの最大の特徴は、複数のタスクを同時にエージェントへ依頼し、並列で実行できる点にあります。ユーザーは一つのタスクの完了を待つ必要はなく、進捗を監視しながら、必要に応じて途中で軌道修正を行うことが可能です。

モデルの柔軟性とBYOK対応

特定のAIモデルに依存せず、プロジェクトやタスクに応じて最適なモデルを選択できます。

  • サポート対象: Codex, Claude, Gemini, およびJetBrains独自エージェントのJunie。
  • ライセンス: JetBrains AIサブスクリプションを利用するほか、ユーザー自身のAPIキー(OpenAI, Anthropic, Google)を持ち込む「BYOK(Bring Your Own Key)」にも対応しています。

既存IDEとの役割分担

AirはIntelliJ IDEAなどの既存IDEを置き換えるものではないとのこと。

  • Air: エージェントの指揮、並列実行、サンドボックスでの実験的実装を担当。
  • 既存IDE: 詳細なリファクタリング、デバッグ、人間による最終的なロジックの調整を担当。
    「エージェントが得意なこと」と「人間がツールを用いて行うべきこと」を分離し、双方が最適な環境で作業できる構造。

まとめ:JetBrains Airが提示する「マルチエージェント開発」

ADE(エージェント開発環境)という新機軸、

JetBrainsは、既存のIDEを拡張するのではなく、エージェントとの協働に特化した「ADE」という独立した環境を切り出しました。

利用開始方法

プラットフォーム: 現在はmacOS版が公開中(Windows/Linux版は近日公開予定)。

対象: JetBrains AI Pro/Ultimate購読者、または各AIサービスのAPIキーを所有している開発者。

さあ新鮮な空気を深呼吸しよう~!

ナットウシステムからのお知らせ

NATTOSYSTEM は JetBrains 製品に関するご質問、ご相談等を受け付けております。
どんな質問でも構いませんので、弊社のXまたはメールでご連絡ください。

参考資料

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