Homebrewでパッケージを管理する
HomebrewはMacでのパッケージ管理を効率化するツールです。コマンド一つでソフトウェアのインストール、更新、削除が可能で、開発効率が格段にアップします。本記事では、Homebrewの基本的な使い方について解説します。
Homebrewのインストール
Z Shellを起動して、公式ドキュメントのとおり Homebrew をインストールします:
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
HomebrewのPATHを追加します:
echo >> /Users/YOUR_HOST_NAME/.zprofile
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/YOUR_HOST_NAME/.zprofile
Z Shell のプロファイルを読み込みます:
source ~/.zprofile
インストールが完了したら、次のコマンドでバージョンを確認します。
バージョンの確認: brew --version
Homebrewのバージョンを確認します:
brew --version
インストール済みパッケージ一覧: brew list
インストールされているパッケージを確認するには、次のコマンドを使用します:
brew list
Homebrew自体を更新: brew update
Homebrew本体を最新バージョンにアップデートするには次のコマンドを実行します:
brew update
パッケージの更新: brew upgrade
インストール済みのすべてのパッケージを更新する場合は次のコマンドを実行します。
brew upgrade
不要なファイルを削除: brew cleanup
古いバージョンやキャッシュなど、不要になったファイルを削除してディスク容量を確保します:
brew cleanup
パッケージのインストール brew install
新しいパッケージをインストールする場合は次のコマンドを使用します:
brew install PACKAGE_NAME
例: Gitをインストールする場合:
brew install git
パッケージのアンインストール: brew uninstall
不要になったパッケージを削除する場合は次のコマンドを使用します。
brew uninstall PACKAGE_NAME
パッケージの検索: brew search
brew search PACKAGE_NAME
Homebrewでの問題診断: brew doctor
Homebrewの調子が悪いと感じたら、brew doctorコマンドを使って問題を診断できます。このコマンドは、Homebrewの設定や環境で発生している問題を検出し、解決のヒントを教えてくれます。
次のコマンドをターミナルで実行します:
brew doctor
実行結果の例
コマンドを実行すると、診断結果が表示されます。問題がない場合は次のように表示されます:
Your system is ready to brew.
問題がある場合は、エラー内容や警告メッセージが表示されます。