6
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

E2Eテストの始め方 TestCafe② -セレクタについて-

Posted at

E2Eテストの始め方 TestCafe① -導入編-

エレメントに関する情報を取得するにはSelectorを使用します。
ページ要素を識別し、それらに対してアクション(クリックやドラッグなど)を実行するか、アサーションでその状態を確認することができます。

Selector( init [, options] )
init:選択するDOMノードを識別します。(型:関数、文字列、他のセレクタ、スナップショット、プロミス)
options:オプションを設定します。 (型:オブジェクト)

セレクタの基本的な指定方法は主に以下のようなものがあります。

【セレクタから要素をフィルタリングするメソッド】

メソッド    説明
nth(index) インデックスで要素を検索。index番目
withText コンテンツに指定されたテキストが含まれる要素を検索
正規表現の場合、正規表現に一致するもの
withExactText 指定されたテキスト(完全一致)を持つ要素を検索
withAttribute 指定された属性または属性値を持つ要素を検索
属性名も値も正規表現が使える
filterVisible 表示されている要素を選択
[display:none]や[visibility:hidden]、幅や高さが0のものは対象外
filterHidden 非表示の要素を選択。filterVisible()の反対
filter 指定されたCSSセレクターまたは述語に一致する要素を検索

【選択した要素に関連するDOM要素を検索するメソッド】

メソッド    説明
find 子要素
parent 親要素
child 直下
sibling 兄弟要素(同一階層)
nextSibling 自身以降の兄弟要素
prevSibling 自身以前の兄弟要素

【要素が存在するかどうかを確認するプロパティ】
要素が一致するか、一致する要素の数を確認することができる

プロパティ    タイプ    説明   
exists Boolean 少なくとも1つの一致する要素が存在する場合(true)
count Number 一致する要素の数
childElementCount Number 子要素の数
childNodeCount Number 子ノードの数
hasChildElements Boolean このノードに子HTML要素がある場合(true)
hasChildNodes Boolean このノードに子ノードがある場合(true)
nodeType Number ノードのタイプ
textContent String ノードとその子孫のテキストコンテンツ
メソッド    タイプ    説明   
hasClass(className) Boolean 指定されたクラス名を持つ場合(true)

【指定した要素ノード固有の情報】

プロパティ    タイプ    説明            
attributes Object 要素の属性{name: value,...}形式で返す。
getAttributeメソッドを使用して、属性値にアクセスすることもできます。
boundingClientRect Object 要素のサイズとビューポートに対するその位置。leftrightbottomtopwidthheightが取得できます。getBoundingClientRectPropertyメソッドを使用しこれらのプロパティにアクセスすることも可能。
checked Boolean チェックボックスおよびラジオボタンの場合、現在の状態を取得。他の要素についてはundefindになります。
classNames Array of String 要素のクラスリストを取得
clientHeight Number 要素の内側の高さを取得。paddingは含むが、水平スクロールバーの高さ、境界線、border、marginは含まれない。
clientWidth Number 要素の内側の幅を取得。paddingは含むが、垂直スクロールバーの幅、境界線、border、marginは含まれない。
focused Boolean 要素がフォーカスされている場合true
id String 要素のidを取得
innerText String 「レンダリングされた」要素のテキストコンテンツを取得。
offsetHeight Number 垂直方向のパディングと境界線を含む要素の高さを取得。
offsetWidth Number 垂直パディングとボーダーを含む要素の幅を取得。
selected Boolean <option>要素で現在選択されているものがあるか。
selectedIndex Number <option>要素で現在選択されているもの要素のインデックス。
scrollHeight Number オーバーフローのために画面に表示されないコンテンツを含む、要素のコンテンツの高さを取得。
scrollWidth Number 要素のコンテンツのピクセル単位の幅または要素自体の幅のいずれか大きい方を取得。
scrollTop Number 要素のコンテンツが上にスクロールされるピクセル数を取得。
scrollLeft Number 要素のコンテンツが左にスクロールされるピクセル数を取得。
style Object 要素に適用されているCSSプロパティ:値を取得。
getStylePropertyメソッドを使用してCSSプロパティにアクセスすることもできます。
tagName String 要素のタグ名
value String input要素のvalueを取得。
visible Boolean 要素のvisible状態を取得。display:nonevisibility:hiddenではなく、幅や高さも0でない場合(true)、それ以外はfalse
メソッド    タイプ    説明            
getStyleProperty(propertyName) Object propertyNameのCSSプロパティを取得。styleプロパティを使用して、CSSプロパティのハッシュテーブルにアクセスすることもできます。 
getAttribute(attributeName) String 「attributeName」属性の値を取得。attributesプロパティを使用して、属性のハッシュテーブルにアクセスすることもできます。 
hasAttribute(attributeName) Boolean 「attributeName」の属性が設定されているかどうか 

まずは公式を見てもらうのが一番ですが、さっと確認できるといいな〜と思いまとめてみました!
次回はキャプチャの撮り方について書いていきたいと思います。

公式:DOMNodeStateオブジェクトについて

6
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?