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TISAdvent Calendar 2020

Day 2

AWS re:Invent 2020で発表された新サービス/アップデートまとめ

Last updated at Posted at 2020-12-01

AWS re:Invent 2020の会期中に発表された新サービス/アップデートのまとめです。
今年も、後から出来るだけ素早く簡単に振り返ることができるようにまとめました!

凡例

(無印) 新サービス
(Update) 既存サービスのアップデート
(APN) パートナー制度に関連したリリース/アップデート

12/1 (火)

今年の開幕は**「Amazon EC2 Mac instances」**でした。

Amazon EC2 Mac instances

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  • macOS用のAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) Macインスタンス
  • EC2 Macインスタンスを使用すると、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Safari用のアプリ開発者は、macOS環境を数分でプロビジョニングしてアクセスし、必要に応じて容量を動的に拡張し、AWSの従量課金制を利用可能
  • EC2 Macインスタンスはベアメタルインスタンスサイズ(mac1.metal)で利用可能で、macOS Mojave 10.14とmacOS Catalina 10.15をサポートし、macOS Big Sur 11.0のサポートも間もなく開始

Amazon EC2 D3 / D3en

  • 次世代の高密度HDDストレージインスタンス
  • D3インスタンスは、D2インスタンスと比較して最大2.5倍のネットワーク速度と、45%高いディスクスループットを提供
  • D3enインスタンスは、D2インスタンスと比較して、最大7.5倍のネットワーク速度、100%高いディスクスループット、7倍のストレージ容量、および80%低いテラバイトあたりのコストを提供

Amazon EC2 R5b

  • 最大60GbpsのAmazon Elastic Block Storage (EBS) 帯域幅と260 IOPS(I/O操作/秒)を大規模なリレーショナルデータベースワークロードに利用
  • OracleDB、SQLサーバー、MySQLなどの大規模なリレーショナルデータベースワークロードで、コマースプラットフォーム、ERPシステム、ヘルスレコードシステムなどのアプリケーションを実行するのに理想的

Amazon EC2 M5zn

  • EC2 M5インスタンスよりも最大45%優れたシングルスレッドコンピューティングパフォーマンスを提供
  • Elastic Fabric Adapter(EFA)をサポートする1​​00 Gbpsネットワークと、Amazon Elastic Block Store(EBS)への最大19Gbpsのスループット

AWS Wavelength Zone in Las Vegas

  • 新たにラスベガスにあるVerizonの5G超広帯域ネットワークで利用可能
  • これによりボストン、サンフランシスコベイエリア、ニューヨーク市、ワシントンDC、アトランタ、ダラス、マイアミを含む8都市で利用可能

12/2 (水)

(参考) Amazon EC2 Update

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Habana Gaudi-based Amazon EC2 Instances

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  • Intelの新しいHabana Gaudiプロセッサを搭載し、MLトレーニング用に特別に構築されたEC2インスタンス

AWS Trainium

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  • クラウド上で最もコスト効率の高いMLトレーニングを提供するためにAWSによってカスタム設計されたチップ

Amazon ECS Anywhere

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  • オンプレミスとAWSを横断してECSのインフラストラクチャを構築
  • オンプレミスでもECS APIと同様のインタフェースで操作可能

Amazon EKS Anywhere

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  • オンプレミスにEKSと同じ使い勝手のKubernetes Clusterを構築可能

Amazon Elastic Container Registry Public

  • 従来のECRではプライベートなコンテナイメージのみホストできたが、パブリックイメージもホスト可能に

Lambda Container Support

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  • 最大10GBのサイズのコンテナイメージとしてパッケージ化し、Lambda関数としてデプロイ可能
  • サポートされているすべての Lambda ランタイム(Python、Node.js、Java、.NET、Go、Ruby)のベースイメージを提供
  • コンテナイメージのローカルテストを行い、Lambda にデプロイしたときに実行されるかどうかを確認できる Lambda ランタイムインターフェイスエミュレータもオープンソースとしてリリース

AWS Proton

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  • サーバーレスおよびコンテナベースのアプリケーションのインフラストラクチャプロビジョニングとコードデプロイメントの自動化と管理を支援する新しいサービス
  • インフラストラクチャチームは標準テンプレートを一元的に定義し、組織内の開発者がそれを利用可能
  • インフラストラクチャチームは、開発者の生産性に影響を与えることなく、インフラストラクチャを管理および更新可能
  • 一般的に使用されるCI/CDパイプラインおよびCodePipelineやCloudWatchなどの可観測性ツールと統合

gp3 volumes for EBS

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  • IOPSとスループットを独立してプロビジョニング
  • どのボリュームサイズでも3,000 IOPS、125MB/sのベースライン・パフォーマンスを提供
  • 追加料金を支払うことで16,000 IOPSと1,000 MB/sまで拡張可能
  • 最大16,000 IOPS
  • 12/2時点でブートボリュームには対応していなかった (以下画像) が、12/4時点で対応した。

※12/2登場時点ではブートボリュームでgp3に変更不可だった

※12/4 改めて変更を試みると成功

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https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/introducing-new-amazon-ebs-general-purpose-volumes-gp3/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-amazon-ebs-gp3-volume-lets-you-provision-performance-separate-from-capacity-and-offers-20-lower-price/

io2 Block Express

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  • io2の性能を4倍のIOPS (256,000まで上昇)、4000MB/sのスループットに上昇させる
  • R5bインスタンスでプレビュー利用可能 (R5bインスタンスでIOPS 260,000 IOPSと7,500 MB/sの帯域幅を実現)
  • 2021年にはSAN機能としてMulti-Attach、I/Oフェンシング、Fast Snapshot Restore、Elastic Volumeに対応予定

https://aws.amazon.com/blogs/aws/now-in-preview-larger-faster-io2-ebs-volumes-with-higher-throughput/
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/aws-quadruples-per-volume-maximum-capacity-and-performance-on-io2-volumes-in-preview/

Amazon Aurora Serverless v2

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  • 数十万件のトランザクションを高速に処理
  • アプリケーションが要求する量に合わせて、きめ細かな単位で容量を増減
  • ピーク時のプロビジョニング容量と比較して最大90%の節約
  • マルチAZサポート、グローバルデータベース、リードレプリカ、バックトラック、並列クエリ

Babelfish for Aurora PostgreSQL

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  • 利用者が不要なSQL Serverライセンスの支払いを止めることを意図
  • Aurora PostgreSQL上でSQL Serverアプリケーションを簡単に実行するための新しいトランザクション機能
  • SQL Server 独自のT-SQL、通信プロトコル(TDS)を理解
  • DMSでデータを移行し、SQL ServerではなくAuroraを指すようにアプリケーションの設定を更新すればOK

Babelfish for PostgreSQL (OPEN SOURCE PROJECT)

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  • Babelfish for PostgreSQLはオープンソースで開発

AWS Glue Elastic Views

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  • 複数のデータストア間でデータを自動的に結合して複製するマテリアライズドビューを簡単に構築
  • 各ソースデータストアから、ターゲットデータストアにデータをコピー
  • ターゲットデータストアのデータを自動的に更新した状態に保つ
  • 例えばAurora/RDS/DynamoDBのデータを結合し、RedShift/ElasticSearch/S3/DynamoDB/Aurora/RDSに複製&出力

Amazon SageMaker Data Wrangler

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  • ML用のデータを用意する最速の方法
  • データをインポートして検査し、データの種類を特定
  • データセット内のデータに基づいて変換を推奨
  • 変換を適用し、リアルタイムでプレビューを確認可能
  • データが有効でバランスが取れているかどうかをチェック

Amazon SageMaker Feature Store

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  • 特徴 (フィーチャー) の保存、更新、共有を容易にする新しいリポジトリ
  • SageMaker Studioからのアクセスを目的
  • フィーチャーの名前を付けたり、整理したり、検索したり、共有したりすることが簡単に可能
  • バッチやサブセットでフィーチャーにアクセス可能
  • 低レイテンシの推論

Amazon SageMaker Pipelines

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  • MLのために初めて構築された、使いやすいCI/CDサービス
  • エンドツーエンドのMLワークフローの各ステップを定義
  • 設定済みでカスタマイズ可能なワークフローテンプレート
  • 各ステップをSageMaker Experimentsに記録
  • ワークフローを共有し、再利用可能

(Update) Amazon CodeGuru が Python に対応

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  • 従来Javaのみ対応していたCodeGuruが、Pythonにも対応

Amazon DevOps Guru

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  • MLを利用して、顧客に影響が発生する前に運用上の課題を洗い出す新サービス
  • 運用上の問題を自動的に検出し、Amazon DevOps Guruでアクションを推奨
    • アラームの欠落や設定ミス
    • リソース制限の早期警告
    • 稼動停止を引き起こす可能性のあるコードや設定の変更
    • コンピュート容量が不足している場合
    • データベース I/O の過剰使用
    • メモリリーク

https://aws.amazon.com/blogs/aws/amazon-devops-guru-machine-learning-powered-service-identifies-application-errors-and-fixes/
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/aws-announces-amazon-devops-guru-in-preview-an-ml-powered-cloud-operations-service-to-improve-application-availability-for-aws-workloads/

Amazon QuickSight Q

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  • 自然言語でどんな質問でもQに質問して、数秒で回答を得ることが可能
  • 検索バーにビジネスの質問を入力
  • ドメイン固有のビジネス言語を理解するためにNLPを使用
  • データの意味や関係性を理解するデータモデルを自動的に生成
  • 特定の質問セットを質問することに限定されない

Amazon Connect Wisdom

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  • 機械学習を利用して、課題解決に必要な製品やサービスの情報をリアルタイムでエージェントに提供する新機能
  • エージェントが顧客のために答えを見つけるのに費やす時間を短縮

Amazon Connect Customer Profiles

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  • エージェントに各顧客の統一されたプロファイルを提供し、通話中によりパーソナライズされたサービスを提供
  • Eコマース、注文管理、カスタマーリレーション管理との連携で効果的なサービス提供が可能

Real-Time Contact Lens for Amazon Connect

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  • 通話中、顧客とのやり取りに影響を与える問題をリアルタイムで特定
  • 機械学習を使用して、ライブコール中の顧客体験の問題を検出

Amazon Connect Tasks

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  • コンタクトセンターのエージェントのタスクを自動化、追跡、管理
  • エージェントのフォローアップタスクを容易にし、管理者はいくつかのタスクを完全に自動化可能

Amazon Connect Voice ID

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  • MLを活用した音声分析を利用したリアルタイムの発信者認証
  • 自然な会話を中断することなく、リアルタイムの発信者認証を提供

Amazon Monitron

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  • 予知保全を可能にするエンドツーエンドの機器監視システム
  • 施設内の機器の状態を監視できる、簡単で費用効果の高い状態監視サービス

Amazon Lookout for Equipment

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  • 機器の予知保全を実現
  • センサーデータをAWSに送信してMLモデルを構築
  • OSISoftなどの機械運用システムからデータをPULL
  • 通常のパターンを学習してモデルを作成
  • リアルタイムデータを使用して、機械の故障につながる可能性のある早期警告サインを特定

Amazon Lookout for Vision

  • 生産プロセス全体で製品の欠陥の目視検査を自動化することにより、工業製品の品質を向上させ、運用コストを削減するのに役立つ新しい機械学習サービス
  • ディープラーニングモデルを使用してハードコードされたルールを置き換え、カメラアングル、照明、および運用環境から生じるその他の課題の違いを処理

AWS Panorama Appliance

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  • 既存のオンプレミスカメラにコンピュータビジョンを追加できる新しいハードウェアアプライアンス
  • Amazon SageMakerを使用してコンピュータービジョンモデルを開発し、それをPanorama Applianceにデプロイして、複数のネットワークおよびIPカメラからのビデオフィードでモデルを実行

AWS Panorama SDK

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  • ハードウェアベンダーに、より意味のあるコンピュータビジョンモデルをエッジで実行する新しいカメラを構築可能とする
  • カメラメーカーにSDKとAPIを提供し、エッジでCVモデルを実行するカメラを作成
  • Nvidia社とAmbarella社のCVおよびディープラーニング用に設計されたチップ
  • パノラマ対応のカメラはAWSのMLサービスですぐに動作
  • SageMakerでモデルを構築してトレーニングし、ワンクリックでカメラにデプロイ可能

AWS Outposts in two new sizes

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  • スペースの少ない場所でAWSインフラを運用するための、2サイズのより小さなOutposts
  • 任意の施設でAWSのコンピュートとストレージをオンプレミスで実行可能となる
  • 64vCPU、128GiBメモリ、4TBのローカルNVMeストレージを搭載
  • AWSによるフルマネージド

(Update) AWS Local Zones の対応都市が拡大

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(Update) AWS Wavelength、東京でKDDIが対応

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  • Wavelength は、AWSのコンピューティングサービスとストレージサービスを通信サービスプロバイダーの5Gネットワークのエッジに組み込み、AWSリージョンで実行しているクラウドサービスへのシームレスなアクセスを提供
  • AWS Wavelengthは、5GデバイスからAWSでホストされているアプリケーションに接続するために必要なレイテンシーとネットワークホップを最小限に抑えることが可能

(Update) Amazon QuickSightに、新しいセッション容量の価格設定オプション

  • Amazon QuickSight Enterprise Editionで、大規模なデプロイメント向けのスケーラブルな料金設定を備えた新しいセッション容量ベースの料金設定モデルを提供
  • 500セッションで月額$250のセッション容量の価格から開始可能

(Update) S3の強い一貫性

  • すべてのS3 GET、PUT、LIST、およびオブジェクトタグ、ACL、またはメタデータを変更する操作の一貫性が向上
  • 既存および新規のすべてのS3オブジェクトに適用され、すべてのリージョンで機能し、追加料金なしで利用可能
  • パフォーマンスへの影響なく、必要に応じて、オブジェクトを1秒間に数百回更新可能
  • 新しいオブジェクトのPUTが成功した後、または既存のオブジェクトが上書きされた後、後続のGETはすぐにオブジェクトの最新バージョンを受信
  • S3はLISTにも強力な一貫性を提供し、書き込み後、変更を反映してバケット内のオブジェクトのリストをすぐに実行可能

https://aws.amazon.com/s3/consistency/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/amazon-s3-update-strong-read-after-write-consistency/

(Update) Amazon S3レプリケーション、複数の宛先バケットをサポート

  • 複数の宛先にデータを複製するための独自のソリューションを開発する必要がなくなる
  • S3レプリケーション(マルチデスティネーション)の柔軟性を使用して、データの複数のコピーを、使用目的に応じて、異なるストレージクラス、異なる暗号化タイプ、または異なるアカウントに保存
  • 複数の宛先にレプリケーションする場合、CloudWatchメトリクスを使用して、各リージョンペアのレプリケーションの進行状況を追跡可能
  • 既存のすべてのS3レプリケーション機能をサポート

(Update) Amazon S3レプリケーション、双方向レプリケーションのサポート

  • 同じAWSリージョン、または異なるAWSリージョン内の2つ以上のバケット間で双方向にレプリケーションを行う場合、新規または既存のレプリケーションルールでレプリカの変更同期を有効にすることが可能
  • S3レプリケーションのメトリクスと通知を有効にすることで、S3管理コンソールやAmazon CloudWatch上でオブジェクトやオブジェクトのメタデータのレプリケーションの進捗状況を監視することが可能

Amazon S3 Bucket Key

  • S3からKMSへのリクエストトラフィックを減らし、最大99%のコスト削減を実現
  • S3 Bucket Keyでは、KMS暗号化オブジェクトごとに個別のKMSキーを使用するのではなく、KMSによってバケットレベルのキーが生成
  • S3はこのBucket Keyを使用してバケット内のオブジェクトに固有のデータキーを作成するため、暗号化処理を完了するためにKMSに追加のリクエストをする必要がなくなる
  • その結果、S3からKMSへのリクエストトラフィックが削減され、以前のコストの何分の一かでS3内の暗号化されたオブジェクトにアクセス可能

(Update) Amazon AppFlow、Amazon Connect Customer Profilesとの連携機能を搭載

  • Amazon AppFlowと、新サービスのAmazon Connect Customer Profilesにより、Salesforce、ServiceNow、Zendesk、Marketoなどのサードパーティアプリケーションの顧客プロファイルデータを、高価なカスタム統合を構築および維持することなく、Amazon Connect Customer Profilesにインポートして、組み合わせて使用することが可能
  • エージェントが各種サービスにおける顧客の履歴を理解することを容易とする

(Update) AWS Amplify の新しい Admin UI

  • 新たなAdmin UIにより、フロントエンドのWebやモバイル開発者は、AWSコンソールの外でアプリバックエンドの開発やアプリコンテンツの管理を簡単に行うことが可能
  • AWSにアクセスしていないチームメンバーもメールでAdmin UIに招待することができ、開発者も非開発者もアプリバックエンドやアプリデータの設定・管理が簡単に行える

(Update) Amazon HoneycodeとSaaSアプリケーション・AWSサービスの統合

  • SaaS(Software-as-a-Service)アプリケーションやAmazon S3などのAWSサービスなど、既存のワークフローやデータソースをHoneycodeアプリに統合可能
  • Honeycodeと他のツールとの接続は、ZapierやAmazon AppFlowを利用することで可能

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/integrate-amazon-honeycode-with-popular-saas-applications-aws-services-and-more/
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/amazon-appflow-provides-amazon-honeycode-connectivity-cloud-applications/ (逆目線での記事)

(Update) Amazon WorkSpaces Streaming Protocol が GA

  • WSPはクラウドネイティブのストリーミングプロトコルで、グローバルな距離や信頼性の低いネットワークを越えてWorkSpacesにアクセスする際に、一貫したユーザーエクスペリエンスを実現
  • WSPでは、Common Access Card (CAC)やPIV (Personal Identity Verification)スマートカードのサポートやビデオカメラのサポートなどの追加機能も可能
  • Windowsクライアントでは、CAC/PIVスマートカードのサポートにより、WorkSpacesインスタンス内から保護されたアプリケーションへのアクセス(セッション内認証)や、WorkSpacesインスタンスへの認証(事前認証)が可能

Amazon EKS Distro

  • Amazon Elastic Kubernetes Service(EKS)をベースにしたKubernetesディストリビューションであり、EKSに信頼性と安全性の高いKubernetesクラスタを作成するために使用するもの
  • EKS Distroは、任意の場所で手動で独自のKubernetesクラスタを、EKSと同バージョンで作成するために使用可能

https://distro.eks.amazonaws.com/
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/amazon-eks-distro-the-kubernetes-distribution-used-by-amazon-eks/

(Update) Amazon EKS ConsoleにKubernetesリソースの管理機能が加わり、クラスター管理を簡素化

  • AWSマネジメントコンソールを使用して、Amazon EKSクラスタ上で実行されているKubernetes APIリソースやアプリケーションを確認可能
  • これまでKubernetesのリソースやアプリケーションを表示、理解、トラブルシューティングするためには、別のツールを追加でインストールして実行する必要があったが、今回のアップデートでクラスタの構成、ステータス、サポートするクラウドインフラストラクチャについて共通の一貫したビューを確認可能に

(Update) Amazon EKS、AWS Fargateにビルトインされたロギング機能をサポート

  • AWS Fargate上で稼働しているPodから、Amazon Cloudwatch、Amazon Elasticsearch、Amazon Kinesis Data Firehose、Amazon Kinesis Streamsなどのログストレージや分析用のAWSサービスにコンテナログを転送可能

(Update) Amazon EKS、マネージドノードグループのEC2スポットインスタンスのサポートを追加

  • マネージドノードグループを作成する際に、キャパシティタイプをSPOTとし、リソース要件を満たす複数のEC2インスタンスタイプを設定するだけ
  • マネージドノードグループは、最新のSpotベストプラクティスに基づいてSpotノードをプロビジョニングして管理

(Update) AWS Lambda、Lambda Functionsで最大10GBのメモリと6つのvCPUコアをサポート

  • 最大10,240MB (10GB) のメモリでLambda関数をプロビジョニングできるようになり、従来の3,008MBの制限に比べて3倍以上に増加

AQUA for Amazon Redshift (preview)

  • Redshift Managed Storageの上にある高速キャッシュで、多くのAQUAノードにまたがってデータをスケールアウトして並列処理可能
  • RA3.16XLおよびRA3.4XLノードで追加料金なしで利用可能

12/3 (木)

(Update) Amazon EKS、Kubernetesクラスターアドオンのインストールと管理の簡素化

  • EKSコンソール、CLI、APIを介して、Kubernetes運用ソフトウェア(アドオン)をインストールして管理可能
  • Amazon VPC CNIネットワーキングプラグインの管理をサポート開始
  • 近日中にさらに多くのアドオンが追加される予定
  • EKSアドオンを使用することで、クラスタの作成からアプリケーションの実行までを単一のコマンドで行うことができ、AWSコンソール、CLI、APIを使用してクラスタを最新の状態に保つことが可能

(Update) AWS Managed Services (AMS)、AWS Outpostsをサポート

  • AMSは、AWS OutpostsとAWS Outposts上でホストされているリソースの管理を担当する一方で、新しいキャパシティのプロビジョニング、変更のリクエスト、インシデントのレポートを行うためのシンプルなAPIを提供

(Update) AWS Snowconeに関連した、新たな3つのデジタルコースを発表

  • AWS Snowconeエッジコンピューティングとストレージデバイスの注文、設定、デプロイ、管理、返却方法を学ぶための3つの無料デジタルコース

12/4 (金)

AWS Well-Architected Toolに、AWS Foundational Technical Review Lensが追加

  • APN Foundational Technical Review (FTR) に備えるためのテクニカルレビュー
  • セキュリティ、信頼性、運用性に関するベストプラクティスが含まれた、AWSパートナーネットワークのメンバーになるために必要なベストプラクティスの要件

(APN) AWS Travel and Hospitality コンピテンシー

  • 旅行・ホスピタリティ業界へのAWS提供能力を持つAPNパートナーのコンピテンシー制度

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/introducing-the-new-aws-travel-and-hospitality-competency/
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/announcing-the-apn-travel-and-hospitality-navigate-track/

(APN) AWS Public Safely and Disaster Response Technology Partners

  • 世界中の様々な自然災害や人災、緊急事態への準備、対応、復旧を支援するためのテクノロジーソリューションの設計において、深い専門知識で顧客の成功に貢献する能力を持つAPNパートナーのコンピテンシー制度

(APN) AWSパートナー向け共販プログラム「AWS ISV Accelerate」

  • 独立系ソフトウェアベンダー(ISV)とAWSの営業部門を結びつけることでAWSパートナーを支援し、現金によるインセンティブを提供するAPNパートナープログラム

(APN) AWS Private Marketplace API

  • Private Marketplaceの管理者は、APIを使用して、既存のチケット・承認ツールと統合可能
  • 管理者はAPIを呼び出して、新しいPrivate Marketplaceを作成したり、承認済みのサードパーティ製ソフトウェア製品を表示したり、承認済みの製品を追加・削除したり、ブランディングを変更するなどの操作が可能

(APN) AWS Marketplaceでサードパーティソフトウェア向けのプロフェッショナルサービスが利用可能

  • 独立系ソフトウェアベンダー(ISV)やコンサルティングパートナーからプロフェッショナルサービスを探して購入可能
  • お客様は、AWS Marketplaceで購入したサードパーティ製ソフトウェアの評価、実装、サポートなどのサービスを選択

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/professional-services-for-third-party-software-available-in-aws-marketplace/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/aws-marketplace-now-offers-professional-services/

(Update) AWS License Manager、タグベースの検索とソフトウェアのアンインストールの検出により、自動検出を強化

  • タグベースの検索とソフトウェアのアンインストールの自動検出をサポートし、AWSやオンプレミス環境でのソフトウェアライセンスの管理をさらに簡素化
  • ソフトウェアのインストールとアンインストールを検出し、ライセンス違反を検出した場合に警告を発し、AWS License Managerのダッシュボードを更新することで、ライセンスの使用状況を可視化
  • Microsoft、SAP、Oracle、IBMなどのベンダーの既存のソフトウェアライセンスをAWSに持ち込むことが容易になり、AWSとオンプレミス環境全体でライセンスを一元管理することが可能

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/aws-license-manager-enhances-automated-discovery-with-tag-based-search-and-detection-of-software-uninstalls/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/managed-entitlements-for-aws-license-manager-streamlines-license-management-for-customers-and-isvs/

AWS SaaS Boost

  • 独立系ソフトウェアベンダー(ISV)がSaaSへの移行を加速させるためのオープンソースのリファレンス環境
  • AWS SaaS Boostは、デプロイの自動化、分析ダッシュボード、課金、メータリングなど、SaaSのワークロードをクラウド上で成功させるためのコアとなるソフトウェア要素を提供し、開発や実験にかかる時間を短縮し、ソフトウェアをより早く顧客に提供可能とする

AWS Well-Architected Toolに、AWS SaaS Lensが追加

  • AWS Well-Architected SaaS Lensに、AWS Well-Architected ToolにSaaSワークロードに合わせた質問を追加
  • これらの質問は、SaaSワークロードの開発と運用におけるクリティカルシンキングを促進することを目的としたもの

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/aws-well-architected-tool-supports-aws-saas-lens/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-saas-lens-in-aws-well-architected-tool/

AWS Service Catalog AppRegistry

  • AWS Service Catalog AppRegistryは、AWS CloudFormationのスタックを収集し、AWSアプリケーションを記述する顧客定義の属性グループ(メタデータ)を関連付ける場所を提供
  • 顧客は、CI/CDプロセス内からAppRegistryを呼び出すことで、スタックやメタデータの変更の更新を自動化可能

(APN) Amazon RDS Service Delivery Partners

  • クラウド上でリレーショナルデータベースのセットアップ、運用、スケーリングを行うための特定のデータベースエンジンの専門知識を持つAWSパートナーをお客様が見つけられるようにするための制度
  • 顧客はAmazon RDSへの新規導入や移行の際に、データベースエンジン別に経験豊富なAmazon RDSパートナーを特定することが可能
  • AWSパートナーは、Aurora PostgreSQL、Aurora MySQL、PostgreSQL、MySQL、MariaDB、Oracle Database、SQL Serverなど、特定のデータベースエンジンの種類別に検証される

(APN) AWS SaaS Factory Insights Hub

  • AWSパートナーがAWS上でのSaaS(Software-as-a-Service)利用のあらゆる段階で、洞察を得て、情報に基づいた意思決定を行い、自らを有効に活用できるように支援するための、ビジネスおよび技術コンテンツのライブラリ
  • AWSパートナーは、自社のビジネスに最も関連性の高いトピック、コンテンツの種類、特定のビジネスや技術的な役割を検索して、ホワイトペーパー、ケーススタディ、ベストプラクティス、ビデオなどを見つけることが可能

(Update) Amazon Aurora Serverless v1が8つのリージョンで利用可能

  • Asia Pacific (Singapore), Asia Pacific (Sydney) Asia Pacific (Seoul), Asia Pacific (Mumbai), Canada (Central), Europe (London), Europe (Paris), US West (N. California) で新たに利用可能
  • 本会期中に v2 がリリースされたため、既存は v1 と呼ばれるようになっている

(Update) AWS Compute Optimizer、Amazon EBSの推奨に対応

  • IOPSとスループットベースのEBSボリュームのレコメンデーションをサポート
  • EC2インスタンスに30時間以上連続して接続されている汎用(SSD)(gp2およびgp3)ボリュームとプロビジョニングされたIOPS(io1およびio2)ボリュームに対して、EBSボリュームのレコメンデーションを提供

Amazon CloudWatch Lambda Insights

  • Lambda関数のパフォーマンスを監視、トラブルシューティング、最適化
  • Lambda関数のパフォーマンスと健全性をまとめた自動化されたダッシュボードにアクセスして、メモリリークや新しい関数のバージョンによるパフォーマンスの変化などの問題を可視化
  • Lambda Insightsでは、マルチファンクションビューを使用して、計算、メモリ割り当て、関数の持続時間の経年変化を把握し、Lambda関数の利用率を最適化関数を名前またはタグでフィルタリング
  • 個々のリクエストの問題を深く掘り下げてトラブルシューティング
  • ログを分析するCloudWatch Logs Insightsや、トレース依存関係を分析するCloudWatch ServiceLensなど、AWSのサービスとの統合

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/announcing-amazon-cloudwatch-lambda-insights-general-availability/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/using-amazon-cloudwatch-lambda-insights-to-improve-operational-visibility/

(Update) AWS BatchとAWS Fargateによるサーバレスバッチスケジューリング

  • AWS BatchジョブのコンピュートリソースとしてAWS Fargateを指定できる機能を発表
  • コンピュートリソースタイプとしてFargateまたはFargate Spotを指定し、Fargateと互換性のあるジョブ定義を投入するだけで、サーバーレスコンピューティングの利点である自動パッチ適用、VM境界の分離、常に適切なサイズのコンピュートをすぐに利用可能

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/12/severless-batch-scheduling-with-aws-batch-and-aws-fargate/
https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-fully-serverless-batch-computing-with-aws-batch-support-for-aws-fargate/

Amazon Connect ChatがApple Business Chatに対応 (Preview)

  • Amazon Connect ChatとApple Business Chatの統合により、Apple Messagesアプリから直接カスタマーサービスを提供可能

12/5 (土)

(Update) AWS Data Exchange、新製品のためのリビジョンアクセスコントロールを導入

  • 加入者は、加入開始日以前に発行された過去のリビジョンのみを含む製品、加入開始日以降に発行された将来のリビジョンのみを含む製品、または加入開始日から一定数の過去のリビジョンを含む将来のリビジョンを選択
  • 加入者は実際に必要なリビジョンに費用を払ってアクセス
  • プロバイダは複数のデータセットを作成して維持することなく、過去のデータや将来のデータに適切な価格を設定可能

ECS Deployment Circuit Breaker (Preview)

  • EC2とFargateのローンチタイプに対応したAmazon ECSデプロイメントサーキットブレーカーをプレビューで発表
  • 不健全なサービスデプロイメントを自動的にロールバック
  • 顧客は、失敗したタスクのためにリソースが消費されたり、デプロイが無期限に遅れたりすることを心配することなく、失敗したデプロイを迅速に発見可能

(Update) Amazon GameLift FlexMatch が GA

  • GameLift FlexMatchは、強力なアルゴリズムを使用して、ユーザーが定義した幅広いルールセットに基づいてマッチを形成
  • また、プレイヤーのフィードバックに基づいてルールセットを簡単に更新することで、マッチの品質を最適化することができ、プレイヤーに楽しい対戦体験を提供するマッチを作成

(Update) Amazon Connect、中南米4カ国にインバウンドテレフォニーを追加

  • 米国東部(バージニア州北部)および米国西部(オレゴン州)地域の新たなラテンアメリカ4カ国で、市内のフリーダイヤル電話番号および市内直通ダイヤル電話番号の請求をサポート

(Update) Amazon EMR、Graviton2ベースのインスタンス上のSparkワークロードで、最大30%の低コスト化と最大15%のパフォーマンス向上を提供

  • EMRバージョン6.1.0、5.31.0以降のAmazon EC2 M6g、C6g、R6gインスタンスをサポート
  • 前世代の同等のインスタンスと比較して、最大30%のコスト削減と最大15%のパフォーマンス向上を実現

(Update) Amazon API GatewayがStep Functionsとの統合をサポート

  • AWS Step Functions Synchronous Express Workflowsは、Amazon API Gatewayの背後にあるマイクロサービスのオーケストレーションなど、大量かつ短時間の同期ワークフローの管理に最適
  • Amazon API GatewayのHTTP APIから同期呼び出し可能
  • First Class Integrationsでは、HTTP APIでSQS-SendMessage、Kinesis-PutRecord、StepFunction-StartSyncExecutionとの直接操作を簡単に設定可能

(Update) AWS IoT SiteWiseのテーブルチャートサポート

  • AWS IoT SiteWise Monitorでテーブルチャートをサポート
  • テーブルチャートを利用することで、監視したいデータやメトリクスをテーブルにドラッグ&ドロップするだけで、機器の最新データをシンプルなテーブルにコンパクトに表現
  • 例えば、設備のプロパティ、ステータス、または生産ラインのOEE(Overall Equipment Effectiveness)などの集約機能など、最新の主要な運用メトリクスを1つの表に簡単に集計して視覚化することができ、工場の全体像を俯瞰し、これらの資産がどのように機能しているかを並べて比較することが簡単に可能

(Update) Amazon RDS for OracleとAmazon RDS for SQL Serverが東京リージョンでR5bインスタンスタイプをサポート

  • 東京、バージニア北部、オレゴンでサポート
  • AWS Nitroシステムを搭載したAmazon EC2 R5bインスタンスタイプは、最大96 vCPU、768 GBのメモリを搭載した8つのサイズ
  • R5bインスタンスタイプはリレーショナルデータベースのワークロードに最適で、EBSに最適化された帯域幅で毎秒最大60 GB、R5インスタンスタイプと比較して3倍の256,000 IOPSを実現

(Update) AWS CloudTrail、高度なイベントセレクタによるイベントロギングの制御

  • 高度なイベントセレクターにより、S3等データイベントのロギングをよりきめ細かく制御可能に
  • EventSource、EventName、ResourceARNなどのフィールドに値を含めたり、除外したりすることが可能
  • 正規表現と同様に部分的な文字列のパターンマッチによる値の包含や除外もサポートし、どのCloudTrailデータイベントをログに記録したり、課金したりするかをより細かく制御することが可能

(Update) Amazon Elastic Block Store (EBS) io2ボリュームがSAPワークロードをサポート

  • io2ボリュームは99.999%の耐久性を特徴とし、1GBごとに500 IOPSのプロビジョニングをサポート
  • SAP HANA、Oracle、Microsoft SQL Server、IBM DB2上で実行されているようなパフォーマンスの高いビジネスクリティカルなSAPアプリケーションは、io2の高いアップタイムの恩恵を受けられる

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/amazon-ebs-io2-volumes-support-sap-workloads/
※SAPのサポート契約者はこちらから詳細を確認可能 https://launchpad.support.sap.com/#/notes/1656250

(Update) AWS Security HubがKube-benchとCloud Custodianとのオープンソースツールと統合

  • オープンソースツールであるKube-benchからの調査結果を自動的に受信可能
  • Kube-benchは、CIS Kubernetes BenchmarkとCIS Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) Benchmarkの両方をサポートしており、KubernetesクラスタがCenter for Internet Security (CIS)の推奨事項に準拠して設定されているかどうかをチェック可能

(Update) Amazon RDS for Oracle、Amazon RDS Cross-Region Automated Backupsでマネージドディザスタリカバリ(DR)をサポート

  • 既存のRDSバックアップ機能を拡張し、システムのスナップショットやトランザクションログをプライマリAWSリージョンからセカンダリAWSリージョンに自動レプリケーションを設定する機能を提供
  • バックアップ保持期間内の特定の時点にデータベースをリストアする機能を提供することで、ミッションクリティカルなデータベースのディザスタリカバリ機能を実現
  • Oracle DatabaseのいずれかのエディションをLicense IncludedまたはBring Your Own Licenseモデルでご利用の場合にサポート
  • Amazon RDS for Oracleでは、12.1(12.1.0.2.v10から)以降のバージョンでこの機能をサポート
  • us-east-1 と us-west-2、eu-central-1 と eu-west-1、および ap-northeast-1 から ap-northeast-3 の間でこの機能を使用可能

(Update) Amazon Machine Images (AMI)、タグオンクリエイトとタグベースのアクセス制御をサポート

  • AMI作成時にAmazon Machine Images(AMI)とEBS Snapshotsにタグを追加可能
  • これまでは、AMIの作成後にタグを付ける必要があり、追加のAPIコールが必要で、タグベースのコントロールを使用する際にタグ付けされていないAMIを見逃してしまう可能性
  • AMI作成時に、CreateImage APIまたはコンソールからAMIとEBSスナップショットにタグを付けることができるようになり、リソース作成後にカスタムタグ付けスクリプトの実行が不要に

12/7 (月)

(Update) AWS Transit Gateway Inter-region Peeringの対応リージョン追加

  • Middle East (Bahrain), Africa (Cape Town), Asia Pacific (Hong Kong), Europe(Milan)

12/9 (水)

(Update) Amazon SageMaker、分散トレーニング用の2つの新しいライブラリを公開

  • SageMakerは、モデルの並列処理とデータの並列処理という2つの手法を通じてこれらの効率を実現
  • 僅かなコードにより、データ並列処理またはモデル並列処理をPyTorchおよびTensorFlowトレーニングスクリプトに追加可能
  • パーティショニングアルゴリズムを使用して、手動で行う場合の数分の1の時間で、AWSGPUインスタンス間で大規模なディープラーニングモデルとトレーニングデータセットを自動的に分割

Amazon SageMaker Edge Manager

  • Amazon SageMakerの新機能で、デベロッパーがエッジデバイスのフリート全体でモデル管理を行うためのツールを使用可能
  • エッジデバイスから Amazon SageMaker に予測データをアップロードして監視と分析を行い、デプロイされたモデルの操作を追跡および視覚的にレポートするダッシュボードを使用して管理

AWS Audit Manager

  • AWSの使用状況を継続的に監査して、リスクの評価方法と規制や業界標準への準拠を簡素化する際に役立つ新しいサービス
  • コントロールの利害関係者によるレビューを管理し、手動作業を大幅に減らして監査に対応するためのレポートを短時間で作成
  • CIS AWS Foundations Benchmark、一般データ保護規則 (GDPR)、PCI データセキュリティスタンダード (PCI DSS) などの業界標準または規制の要件に準拠し続けるため、必要となる監査対応の省力化を支援

(Update) AWS Security HubがAWS Audit Managerと統合

  • 元々PCI DSS準拠率のモニタリングなどの機能が備わっていたAWS Security Hubに、前述のAWS Audit Managerの機能が加わる形で統合的に使用可能

(Update) Amazon Kendraの増分学習機能

  • Amazon Kendraで、増分学習を使用して、エンドユーザーの検索パターンとフィードバックに基づく検索結果を継続的に最適化可能

Amazon HealthLake (Preview)

  • 医療従事者、健康保険会社、あるいは製薬企業などが、ペタバイト規模の医療データを保存、変換、クエリ、分析できるようにする、HIPAA適合のサービス
  • 患者情報の整理やインデックス化が可能
  • HealthLake API を使用すると、それぞれの医療機関は、オンプレミス上のシステムにある医療データを、業界標準のFast Healthcare Interoperability Resources (FHIR) 形式により、クラウド上の安全なデータレイクに簡単にコピー
  • 自然言語処理などに特化された機械学習モデルを使用して、非構造的データが変換され、変換されたデータから、利用価値のある医療情報が自動的に抽出

Amazon Neptune ML

  • AWSが提供するオープンソースライブラリであるDeep Graph Library (DGL)を使用して、グラフデータに簡単に深層学習を適用可能

Amazon SageMaker Clarify

  • 指定した属性を調べることにより、データの準備中、トレーニング後、およびデプロイされたモデルで潜在的なバイアスを検出
  • さまざまなタイプのバイアスを定量化する詳細レポートを生成

Amazon SageMaker JumpStart

  • 不正検出、予知保全、需要予測などの最も一般的なユースケース向けの一連のソリューションが提供され、カスタマイズも可能
  • 150個を超える事前トレーニング済みモデルに対して、ワンクリックデプロイと微調整機能を提供

Amazon Lookout for Metrics

  • S3、CloudWatch、Redshift、RDSなどの一般的なAWSサービス、Salesforce、Marketo、AmplitudeなどのSaaSアプリケーションを含む19種の異なるデータソースに自動的に接続し、関心のあるメトリックスを継続的に監視
  • データに最適なMLアルゴリズムを使用して異常を高精度で検出(誤検出を削減)し、異常の見逃しを削減
  • 関連する異常をグループ化し、重大度によってランク付けするため、最も重要な業務に注力可能

(Update) Amazon AppFlow、複数のクラウドアプリケーションへのAmazon Lookout for Metrics接続を提供

  • Amazon AppFlowでソースとしてサポートされているSaaSアプリケーションやAWSサービスから Amazon Lookout for Metrics に数回クリックするだけでデータを取得可能
  • SNS、Datadog、PagerDuty、Webhooks、Slackなど、サポートされている出力チャネルを介して検出された異常に関する通知を受信
  • 関連する異常をグループ化し、重大度によってランク付けするため、最も重要な業務に注力可能

Amazon SageMaker Debugger

  • CPU、GPU、ネットワーク、I/O、メモリなどのシステムリソースを自動的に監視し、トレーニングジョブの完全なリソース使用率ビューを提供し、異常の修正を支援
  • システムとフレームワークの指標を相互に関連付けて、GPU使用率がゼロに低下するなどの問題の根本原因を特定し、トレーニングスクリプトを調べて適切にトラブルシューティング

(Update) Amazon Kendra、コネクタライブラリが利用可能に

  • 複数のコンテンツリポジトリからのデータを同期し、インデックスをデータソースと自動的に同期するようにスケジュール可能となるコネクタの提供
  • 40種を超えるデータソースのコンテンツを一元化して検出可能

(Update) Amazon Kendra、Google Drive用のコネクタを追加

  • Google Driveをリポジトリとした時のコンテンツのインデックス作成と検索が自動的に可能

(Update) Amazon SageMaker Model Monitor、本番環境でモデルの品質を維持するための新機能をサポート開始

  • 標準機能で、モデルの品質、モデルのバイアス、機能における重要性のドリフトを監視・検出可能
  • 予測リクエストとレスポンスを Amazon S3 に保存し、モデルの予測を指定した実績または Ground Truth と比較して、組み込みルールやカスタムルールを実行してベースラインに対するドリフトを検出して、偏差がある場合にアラート発報

Amazon Redshift ML (Preview)

  • SQL ステートメントを使用してAmazon Redshiftのデータから機械学習モデルを作成およびトレーニング
  • これらのモデルを使用して、クエリやレポートで直接チャーン予測や不正リスクのスコアリングが可能

Amazon Forecast Weather Index

  • 米国と欧州の14日間の天気予報に基づいた需要予測を生成
  • ワンクリックで現地の日々の天候変化を考慮して需要を正確に予測可能に

(Update) Amazon Braketテンソルネットワークシミュレーターが、50キュービットの量子回路をサポート

  • フルマネージド型で高性能のテンソルネットワークシミュレーター (TN1) を提供
  • テンソルネットワークベースの回路シミュレーターは、より大きなスケールで量子アルゴリズムを探索および最適化するため。最大50キュービットの量子コンピューティングシミュレーションをサポート

(Update) Amazon Braket、PennyLaneをサポート

  • ハイブリッド量子コンピューティング用のオープンソースソフトウェアフレームワークである PennyLaneをサポート
  • PennyLaneをAmazon Braketのマネージドシミュレーターと組み合わせてアルゴリズムをテストおよび微調整することにより、並列回路実行を使用する場合、単一のマシンでアルゴリズムを実行する場合と比べて、トレーニング時間を10分の1以上短縮

(Update) Amazon ECR、イメージのクロスリージョンレプリケーションが可能に

  • Amazon ECR プライベートリポジトリからイメージのクロスリージョンレプリケーションが可能

(Update) Amazon CodeGuru Profiler、メモリのプロファイリングとヒープサマリーを追加

  • アプリケーションのメモリをプロファイリングし、ヒープの統合ビューを提供
  • オブジェクト (String、int、char[]、カスタムタイプなど) ごとに、オブジェクトの合計サイズと数を確認可能

12/10 (木)

(Update) AWS Lake Formationにトランザクション、行レベルのセキュリティ、アクセラレーション機能を追加 (Preview)

  • データレイク用に開放されている新規のパブリックアップデートおよびアクセスAPIを介して利用可能

(Update) Amazon EKS、Amazon EMRを使用したApache Sparkジョブの実行を簡素化するオプションの追加

  • EKSクラスターを Amazon EMRに登録して開始し、ジョブを定義して使用
  • Amazon EKS上のAmazon EMRは、ポッド、コンテナ、リソースをAmazon EKSクラスターにスケジュール

(Update) Amazon Redshift、AWS アベイラビリティーゾーン (AZ) 間でクラスターの移動が可能に

  • RA3インスタンスファミリーを活用するクラスターで使用
  • クラスター再配置機能は、アプリケーションを変更することなく、1つのステップで別のAZにクラスターを移動

Amazon EC2 G4ad Instance

  • G4ad インスタンスは、AMD Radeon Pro V520 GPUと第2世代 AMD EPYC プロセッサを搭載
  • G4dn インスタンスよりも最大45%優れた価格性能比を提供

(Update) Amazon Redshift、ネイティブ JSON と半構造化データ処理のサポート (Preview)

  • 半構造化データをRedshiftテーブルに保存できる新しいデータタイプ「SUPER」
  • SUPERでは、Redshift スカラー値、ネストされた配列、またはその他のネストされた構造体で構成されるネストされた値の保存が可能
  • 構造化データをシームレスにクエリおよび処理するためのPartiQLクエリ言語のサポートも追加

(Update) Amazon Redshift、自動テーブル最適化機能を追加 (Preview)

  • 自動テーブル最適化は、クエリがテーブルとどのように相互作用するかを継続的に監視し、機械学習を使用して最適なソートキーとディストリビューションキーを選択して、クラスターにおけるワークロードのパフォーマンスを最適化

(Update) Amazon Redshift、フェデレーションクエリの新しいデータソースとしてAmazon RDS for MySQLおよびAmazon Aurora MySQLデータベースを追加

  • 新たに追加
  • フェデレーションクエリを使用すると、トランザクションデータベースのライブデータをビジネスインテリジェンス(BI)およびレポートアプリケーションの一部として組み込んで、運用分析を実現

(Update) Amazon Redshift、パートナーとのネイティブコンソール統合

  • SalesForce、Google Analytics、Facebook Ads、Slack、Jira、Splunk、Marketoなどのアプリケーションからのデータを効率的かつ合理的な方法でAmazon Redshiftデータウェアハウスに取り込むことが可能

Amazon Redshift、データ共有をサポート (Preview)

  • データをコピーまたは移動することなく、Amazon Redshift クラスター全体で瞬時に詳細かつ高性能なデータアクセスが可能

(Update) AWS Global Accelerator、カスタムルーティングアクセラレータを追加

  • カスタムルーティングアクセラレータを使用すると、複数のユーザーをアクセラレータの一意のポートに転送することで、単一または複数のAWSリージョンの特定のEC2にルーティングすることが可能

Amazon EMR Studio (Preview)

  • データサイエンティストとデータエンジニアが、R、Python、Scala、および PySpark で記述されたデータエンジニアリングとデータサイエンスのアプリケーションを簡単に開発、視覚化、デバッグできる統合開発環境 (IDE)

Amazon Redshift、マネージドストレージ付きRA3.xlplusノードの提供開始

  • RA3.xlplusノードは、RA3.4xlargeと比較して3分の1の料金で3分の1のコンピューティング (4vCPU) とメモリ (32GiB) を提供

12/11 (金)

(Update) Amazon EC2、新しいネットワークパフォーマンスメトリックを公開

  • インバウンドおよびアウトバウンド帯域幅、1 秒あたりのパケット数 (PPS)、追跡される接続、およびリンクされたローカルサービスへのPPSインスタンス許容量を超えた場合に、影響を受けるネットワークトラフィック
  • Linuxをサポートする最新バージョンのElastic Network Adapter (ENA)ドライバーを実行しているインスタンスで利用可能
  • Windows ENAドライバーのサポートは、バージョン2.2.2.0で間もなく利用可能になる予定

AWS Transit Gateway Connect

  • SD-WANアプライアンスをAWS Transit Gatewayと統合するためのネイティブな方法を提供
  • Generic Routing Encapsulation (GRE)や Border Gateway Protocol (BGP)などの標準プロトコルを使用して、パートナーオーケストレーションプラットフォームを介して数回クリックするだけで、SD-WANエッジをAWSにシームレスに拡張

Amazon Kendra、カスタム同義語をサポート開始

  • カスタム同義語を使用して検索クエリを自動的に拡張し、拡張語彙とより関連性の高いコンテンツを含むように、検索の精度が向上

VPC Reachability Analyzer

  • 誤った構成によって引き起こされた接続問題を迅速にトラブルシューティングし、構成がネットワーク接続の意図と一致していることを事前に確認
  • VPCネットワーク内の特定の送信元と送信先の間で到達可能性を分析するだけで、接続問題を診断可能
  • 同じVPC内のElastic Network Interfaces (ENI)間、またはピアリング接続を介して接続された2つのVPC間で到達可能性分析を実行

(Update) Amplify CLI、AWS Fargateを使用したサーバーレスコンテナのデプロイが可能

  • AWS Fargateを使用して GraphQLおよびREST APIをデプロイし、ウェブサイトをホストする機能を利用可能

(Update) AWS Transit Gateway、IGMPをサポート

  • マルチキャストアプリケーションのデプロイメントと管理を簡素化するためのインターネットグループ管理プロトコル (IGMP) をサポート
  • お客様がクラウドでマルチキャストアプリケーションを構築し、数千のAmazon Virtual Private Cloudネットワークにデータを分散することが可能

(Update) Amazon QuickSight、Amazon Elasticsearchをサポート

  • Amazon Elasticsearch Serviceのデータを視覚化可能
  • さらに箱ひげ図と塗りつぶしマップの2つの新しいグラフタイプを追加

12/12 (土)

(Update) Amazon EBS、スループット最適化HDD (ST1) とコールドHDDボリューム (SC1) が125GBから作成可能に

  • これまでの最小は500GBだったが、125GBまでハードルが下がる

(Update) Amazon Lumberyard Beta 1.27

  • ユーザーインターフェース全体のワークフローが最適化され、新しく改善された物理機能のサポート、主要なプラットフォームの開発者向けのさらに多くのカスタマイズオプションなど、さまざまなアップデートが提供

ServiceNow向けAWS Service Management Connector

  • ServiceNowの管理者は、ServiceNow CMDBにデータを集約し、AWSアカウント全体のクラウドリソースの透過性を簡単に確認可能

(Update) AWS Security Hubが、ServiceNow ITSMとの双方向統合をサポート

  • Security Hubの調査結果から ServiceNow ITSM でチケットを自動的に発行および更新し、それらのチケットの更新が調査結果と確実に同期されるようになる
  • ServiceNow向けAWS Service Management Connectorを介して利用可能

(Update) Amazon Aurora、PostgreSQL 11.9, 10.14, 9.6.19のサポート

(Update) AWS ToolkitがAWS Cloud9で利用可能

  • VSCode等で利用できたAWS ToolkitがCloud9でも利用可能
  • AWS Lambda、Amazon API Gateway、AWS CloudFormation、Amazon S3 などの AWS リソースをナビゲートして操作できるようにするビューが利用可能

(Update) Amazon Aurora PostgreSQL、AWS Lambdaと統合

  • ストアドプロシージャまたはユーザー定義関数を使用してAuroraデータベース内から直接 Lambda関数を呼び出し可能

Amazon EC2 Spot Blueprints

  • スポットインスタンスを簡単に使用できるようにする、インフラストラクチャコードテンプレートジェネレータ
  • AWS CloudFormation または HashicorpTerraform 形式のコードとして出力
  • 各スポットのベストプラクティスを、自動的にテンプレートに適用
  • 新機能と新しいSpotベストプラクティスが出現するたびに継続的に更新

12/15 (火)

AWSマネジメントコンソールでの統合検索機能

  • 検索バーにキーボードのショートカット (alt-s、option-s) を使用してアクセス可能
  • 右側の矢印キーを使用するとオートコンプリートが使用可能
  • エンターキーをプレスすることで、最上位の検索結果に移動することが可能

(Update) Amazon SageMaker Studio、AWS PrivateLinkに対応

  • PrivateLinkに対応し、AWS Identity and Access Management (IAM) ロールおよびポリシーを使用して、VPC内からの接続のみにアクセスを制限可能

(Update) AWS IoT SDK for Embedded C のバージョン 202012.00 で無線経由での更新 (OTA) 用のライブラリと PKCS #11 の実装が追加

  • OTAライブラリにより、通知の管理、ダウンロード、および暗号化を使用したファームウェア更新の検証が、容易に可能

12/16 (水)

AWS Systems Manager Application Manager

  • AWS CloudFormation スタック、AWS リソースグループ、Amazon Elastic Kubernetes Service クラスター、AWS Launch Wizard などの複数の AWS サービス間でアプリケーションを発見
  • アプリケーションのアラーム、運用上の問題、ログなどの運用データやコンプライアンスデータを単一のダッシュボードで確認
  • AWS Launch Wizardを使用してデプロイされたSQL Serverワークロードのバックアップ・リストア・インデックス等の運用も管理可能

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/introducing-aws-systems-manager-application-manager/
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/manage-microsoft-sql-server-workloads-amazon-ec2-application-manager-capability-aws-systems-manager/

AWS Systems Manager Fleet Manager

  • 視覚的なツールで Windows、Linux、macOS を管理
  • ファイルシステムの調査、ログの管理、Windows レジストリの操作、パフォーマンスカウンター、ユーザー管理を含むサーバーフリートの管理およびトラブルシューティング

AWS Systems Manager Change Manager

  • AWSまたはオンプレミスでのインフラストラクチャおよびアプリケーションの構成に対する運用上の変更のリクエスト、承認、実行、報告の方法を簡素化
  • 事前定義された変更ワークフローを使用して、承認を自動化
  • Amazon CloudWatch のアラームに基づき、変更を自動でロールバックすることも可能

AWS CloudShell

  • マネジメントコンソールから使用できるブラウザベースのシェル
  • コンソールへのログイン時と同じ資格情報によりあらかじめ認証された状態で、インストール済みのAWS Command Line Interface (CLI)を使用して、Amazon Linux 2環境にログインして実行
  • 1GBの永続的ストレージが追加費用0で付属

(Update) AWS Single Sign-OnでMicrosoft Active Directory (AD)の同期をサポート

  • AWS Single Sign-On (SSO) でユーザー情報だけでなくグループも同期可能

(Update) FreeRTOSの長期サポート

  • FreeRTOS LTSを、FreeRTOS 202012.00 LTSとしてリリース
  • 各種ライブラリーの提供は、少なくとも2022年12月31日までは継続

(Update) FreeRTOS、LTE-Mインターフェースライブラリを追加

  • 携帯電話のLTE-Mプロトコルを使用して AWS IoT Coreに接続するIoTデバイスを容易に構築可能
  • Sierra Wireless や u-blox、Quectelなどのベンダーによる携帯電話モジュールも含む

(Update) AWS IoT Analyticsで処理済みIoTデータのデータストアへの保存に Apache Parquet形式が使用可能

  • JSON のようなテキスト形式と比較した場合、Apache Parquetではストレージの消費量が抑えられ、大規模なボリュームのデータに対してのクエリを、より高速に実行可能
  • AWS IoT Analyticsに大規模な処理済みデータを保存しクエリする必要があり、処理済みデータのスキーマが固定されている場合には、Apache Parquetが最適の保存形式

(Update) AWS IoT EventsとAWS IoT SiteWiseでアラームをサポート (Preview)

  • 機器データがしきい値に達したときに、SMSまたはEメールでアラートをほぼリアルタイムで受信

(Update) AWS IoT Device Defenderがカスタムメトリクスをサポート

AWS IoT SiteWise Edge (Preview)

  • 産業用サイトのオンプレミスで実行し、AWSクラウドの宛先にデータを送信する前に機器データをローカルで簡単に収集、処理、モニタリングできるソフトウェア
  • サードパーティの産業用ゲートウェイやコンピュータなどのローカルハードウェア、またはAWS OutpostsやAWS Snow Familyコンピューティングデバイスにインストールして使用

(Update) AWS IoT Core向け、Amazon Sidewalk統合

  • Amazon Sidewalkは、ペットや貴重品の検索、スマートホームセキュリティや照明制御、電化製品やツールのリモート診断など、幅広く顧客デバイスをサポートするように設計された、低帯域幅ネットワーク・通信規格
  • デバイスメーカーがAWS IoT Coreを使用してSidewalkデバイスフリートを簡単にオンボード可能

(Update) AWS IoT Device Managementに新機能Fleet Hubが追加

  • IoTデバイスフリートの監視と操作を簡単に行える機能

AWS IoT SiteWise plugin for Grafana

  • Grafanaのダッシュボードで、AWS IoT SiteWiseのデータを簡単に可視化

AWS IoT Core Device Advisor (Preview)

  • IoTデバイスを検証するための、フルマネージド型でクラウドベースのテスト機能
  • 数回のクリックのみで、デバイスをAWSに置かれたIoT Device Advisorのテスト用エンドポイントと接続し、対象デバイスのテストを開始
  • Amazon CloudWatchに記録したログを問題のトラブルシューティングや修正に利用可能
  • 署名付きの認定レポートも提供され、AWS Partner Device Catalogへの登録に利用可能

(Update) AWS IoT SiteWise、OPC-UA データの取り込みを可能にしたModbus TCP とEtherNet/IPプロトコルのサポートを開始

  • SiteWise Gateway に対し、ModbusもしくはEIPデバイスをデータソースとして追加可能
  • AWS IoT Greengrass StreamManagerのストリームをカスタマイズして、プロトコルデータの送り先にすることも可能

(Update) AWS IoT CoreでApache Kafkaクラスターへのデータ配信可能

  • 新しいIoTルールアクションがサポートされ、各デバイスからのメッセージを、Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK)、あるいはセルフマネージドのApache Kafkaクラスターに対し直接配信可能

(Update) AWS IoT Analyticsデータ処理パイプラインにおける、エラー処理機能の強化

  • AWS Lambdaアクティビティのランタイムエラーに遭遇した場合の、エラー処理と再処理機能の強化
  • Lambda関数がランタイムエラーを返すと、Amazon CloudWatch Eventsから自動通知
  • メッセージの再処理も可能

Amazon Managed Service for Grafana (Preview)

  • フルマネージド型のGrafanaで、データの可視化が可能
  • AWSが管理するGrafanaで複数のデータソースを使用しながら、運用メトリクス、ログ、およびアプリケーションの追跡結果に対し、クエリや、相互の関連付け、および可視化を瞬時に可能

Amazon Managed Service for Prometheus

  • フルマネージド型のPrometheus
  • コンテナ化されたアプリケーションの大規模なモニタリングを、AWS管理のPrometheusを利用して可能

AWS IoT Greengrass 2.0

  • オープンソースのエッジ向けランタイム、事前構築済みの豊富なソフトウェアセット、ローカルでのソフトウェア開発用のツール群が利用可能
  • 大規模なデバイスフリートでデバイスソフトウェアを管理するための新機能が利用可能
  • CLIもアップデート

AWS IoT EduKit

  • M5Stacks社からリファレンスのハードウェアキットを購入し、キットを利用してIoTとAWSサービスの理解を深めることが可能
  • リファレンスハードウェアキットには、コントロール用のタッチスクリーン、温度センサー、アクセロメーター、ジャイロセンサー、マイクなどの一般的なIoTセンサーが含まれる

(Update) AWS Launch Wizardを使用したAmazon EC2へのMicrosoft Active Directoryデプロイ

  • ノードの数や接続性などの要求事項から、ドメインコントローラーをデプロイするための適切な AWSリソースをAWS Launch Wizardが特定
  • デプロイに必要なコストを見積
  • リソースを数時間でプロビジョニングし、構築

AWS IoT Core for LoRaWAN

  • 省電力長距離通信 (LoRaWAN) 接続を使用するワイヤレスデバイスを接続し、管理可能

AWS IoT Device Defender ML Detect

  • 過去のデータから、機械学習を利用して予想されるフリートの動作を自動的に学習することで、フリート全体のデバイスレベルの運用とセキュリティの異常を自動的に検出

(Update) AWS Personal Health Dashboard、AWS Organizations単位でイベントの確認が可能

  • 管理者アカウントから、組織全体で発生したすべてのHealthイベントを収集し表示する、ダッシュボードにアクセスして確認可能

AWS SDK for JavaScript V3

  • APIの入出力と対応するメタデータを記録するための、広範なログ記録サポート
  • スロットリングのレスポンスを適応させるために過密制御を備えた新たなリトライ動作
  • 再試行の失敗回数を抑えるためのリトライクオータ
  • S3のマルチパートアップロード向けの高レベルな抽象化機能
  • DynamoDB内にあるJavaScriptオブジェクトを使用するオペレーション用ユーティリティ関数
  • WebSocketsによる双方向ストリーミング
  • HTTP/2プロトコルのサポート

(Update) AWS Lambda、Amazon KinesisとAmazon DynamoDBストリームの分析が容易に可能に

  • 追加の料金は必要なく、加算、平均、計数、および他のシンプルな分析関数を、シャードごとに最大15分間の、互いに連続してオーバーラップのない時間ウィンドウ (タンブリングウィンドウ) で実行されるように構築することが可能
  • 単一のLambda関数の中にビジネスと分析のためのロジックを集約できるので、アーキテクチャの複雑さを低減

(Update) AWS Lambda、Amazon KinesisとAmazon DynamoDBストリームでのチェックポイント機能をリリース

  • 正しく処理されたレコードの自動的なチェックが可能
  • 処理の失敗が生じた場合、このチェックポイント機能が有効化されていれば、Lambdaはこの機能を他のメカニズムより優先的に処理し、処理の重複を最小化

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/aws-lambda-launches-checkpointing-for-amazon-kinesis-and-amazon-dynamodb-streams/
<参考> https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2019/11/aws-lambda-supports-failure-handling-features-for-kinesis-and-dynamodb-event-sources/

(Update) AWS Lambda、イベントソースに Amazon Managed Streaming for Kafka (MSK) をサポート

12/17 (木)

AWS Cost Anomaly Detection

  • お客様の支払いパターンをモニタリングしながら異常な支払いを検出し、その根本原因の分析を行うための無料のサービス

Amazon Location Service (Preview)

  • アプリケーションに対し簡単に地理データを追加できるようにするフルマネージドサービス
  • Amazon Location Serviceコンソールのビジュアルでインタラクティブなデザインツールから使用を開始

(Update) AWS Launch WizardでSAPアプリケーションがインストール可能に

  • SAP NetWeaver on HANA、SAP S/4HANA、および SAP BW/4HANAをサポート
  • 単一ノード、マルチノード、または高可用性 (HA) アーキテクチャ

(Update) AWS Well-Architected ToolでAPIが利用可能

(Update) AWS Organization、メンバーアカウントでコストと使用状況レポートが利用可能

  • メンバーアカウントのコストと使用状況レポートに、時間の詳細度、レポートの出力、出力先の S3 バケットなど、管理アカウントと同じ設定オプションが提供

12/18 (金)

(Update) EC2 Image Builder、コンテナイメージをサポート

  • Open Container Initiative (OCI) の仕様に準じたコンテナイメージを作成し、テスト可能

(Update) AWS Key Management Service向けの属性ベースのアクセス制御 (ABAC)

  • ABAC の機能を使用すると、KMS内の暗号キーを使用したり管理したりするための許可を、対象のキーに適用されたタグやエイリアスに基づき制御可能

(Update) Amazon Route 53、DNSSECをサポート

  • 既存および新規のすべてのパブリックホストゾーンでDNSSEC署名を有効化可能
  • Amazon Route 53 ResolverでDNSSEC検証を有効化可能

(Update) AWS Cloud Map、AWS アフリカ (ケープタウン) および欧州 (ミラノ) AWS リージョンで利用可能

(Update) Amazon SQS、FIFOキューの高スループットモードをサポート (Preview)

  • 以前の10倍の速度でメッセージを送受信可能

(Update) Amazon Connect、スペイン語 (ラテンアメリカ地域) とドイツ語で Amazon Lexチャットボットをサポート

Amazon SageMaker ml.P4d インスタンス

  • 最新のIntel® Cascade Lake プロセッサを搭載
  • 96個のvCPU、8個のNVIDIA A100 GPU、1.1TBのインスタンスメモリ、8TBのローカル NVMeベースのSSDストレージ、19GbpsのEBSバースト帯域幅を搭載し、最大100Gbpsのネットワークスループットを提供

(Update) AWS Nitro Enclavesが6つの追加リージョンで利用可能に

  • 新たにアフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (ソウル)、カナダ (中部)、欧州 (ミラノ)、中東 (バーレーン)、および米国西部 (北カリフォルニア) で利用可能

AWS Well-Architected Guidance Engine (WAGE)

  • 次のステップとベストプラクティスを決定し、選択を行い、AWSを最大限活用するのに役立つ AWSマネジメントコンソールの一機能
  • AWS Control Towerで利用可能

(Update) Amazon FSx、RFC1918外のIPアドレス範囲からの接続サポート開始

  • AWS VPC ピア機能、AWS Direct Connect、AWS VPNを使用してピアネットワークおよびオンプレミスネットワークからもアクセス可能

(Update) Amazon Data Lifecycle Manager、アカウント間でのEBSスナップショットのコピーを自動化

関連サイト

2019年
AWS re:Invent 2019で発表された新サービス/アップデートまとめ

AWS re:Invent公式
AWS re:Invent

AWS公式サイト
What's New with AWS?

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